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秋華賞;回顧

2019.10.13 秋華賞
京都芝2000 17頭
34.6-(0.58.3)-36.4 ハイペース

 

1着;クロノジェネシス SC
これはとにかく強さを示した。フレッシュな状態だったので内からカレンに競られても負けなかったし、最後突き放しているのも強い。阪神JF桜花賞と良くない騎乗で結果が出せなかった中で疲労を抱えてオークスでスタミナ切れ。それでも3着内を確保していたポテンシャルがやっと今回臨戦面と展開が噛み合って結果となった形。ずっと強いと思っていてクラシック全部で高評価していた馬が勝ち切ってくれたのはシンプルに嬉しい。

 

2着;カレンブーケドール CS CM
この世代の本当の横綱だったクロノにガチンコで勝負しに行ってしっかりやられてしまった形。それでもこの馬自身はグイグイ感もあって能力は十分示したと思う。よく頑張っている。クロノにがっつり競り落とされた後でもまだ前向きさがあって、この内容から3着以下とは1枚力が違うと思うし本当に良い馬だと思う。クロノが前哨戦を使っていたらもっと僅差だったろうし逆転もあったと思う。この馬はほぼ完璧な臨戦を踏んでいたが外厩直行のリフレッシュにやられてしまった。惜しかった!

 

3着;シゲルピンクダイヤ SC SL
注文通り位置取りを掛けて外差しで来てくれて、しかも前がハイペースの激戦という事でこの馬は流れの外からノンプレッシャーの差しが出来た。やる事を全部やり切って展開も向いての結果なのでポテンシャルの限界がここだったという感じ。小回りより外回りのコースの方が走りやすそう。頭までという意味で◎を打っていたので3着というのは微妙な所だが予想通りの競馬をしてくれたのは良かった。今後G1で頭というのはキツいかな。

 

4着;シャドウディーヴァ CM
4着という結果だけを見るとびっくりだが走りの質自体はそこまでグイグイ感は無く、まとまりっぽい感じで自分の分はしっかり走りましたという印象。馬群で怯まなかったあたりやはりC質を示しているがワンパンチ足りない感が否めない。激走後でこの後は反動が出る感じだと思う。人気で自力でというタイプではなく、まとまり感を活かして人気落ちで内枠からというイメージの馬。

 

5着;ビーチサンバ SM
前走でやる事をやっていたので今回に向けて上積みは無かったが、逃げの位置取りによって全てをフラットにして限界まで出し切りました!というレース。ハイペースで逃げていたのに最後残りそうな感じもあってかなり能力は示したと思う。この後は超絶消しだが能力は高く評価しなおしたい。

 

6着;ローズテソーロ SM
いつの間にこんなに人気が落ちていたのか。紫苑を踏ん張った内容が良くて、今回も人気しなければこのくらいは普通に走ってこれる。負けたのは単純に能力の差で良いと思う。この2走は全然フロックではなく、相手が弱くなれば普通にまとめてこれる。まとまっている印象だがSっぽさもあるのでそこまで信用はしない方が良いと思うが、跳ねる感じもあるので今後は丁寧に見ていきたい。

 

7着;ブランノワール M
突き抜けるようなものは持っていないので激戦のG1で流れに入ってしまうと流石に上限を見せるような形になってしまった。ただ直線かなり粘っているし、ダノンを最後まで押さえたのはポテンシャル的にかなり評価出来る。これは仕方ないと思う。人気していたコントラチェックよりかなり強い。

 

8着;ダノンファンタジー LM
これは仕方ない。鮮度無く本質のポテンシャルのみの臨戦で、レース質もかなり厳しくなっていたのでかなり苦しかったと思う。8着で評価は下げなくていいし、リフレッシュ状態で古馬初重賞とかに出てくれば高パフォーマンスを見せると思う。クラシック戦線、お疲れ様でした!

 

9着;エスポワール S SC
位置取りが悪いといえばそうだが、むしろショックの方に変えられてもおかしくないと思うのでこの負け方はちょっと残念。外枠+ペースアップで体力切れというのはあるかもしれない。あとは一気にレース質が上がったギャップもキツすぎたか。精神的な背景もあると思っていたのでオルフェ産駒らしくSの不振に入っていかない可能性もある。次走は注意して見たい。

 

10着;パッシングスルー LS(C)
ゴール前こそ激戦っぽい印象だったが時計自体は早い決着となった紫苑を勝ち切ってからの格上げで激戦替わりは流石にキツかった。

 

11着;シェーングランツ LM
ほとんど画面にも映らず何も出来ていなかった。ちょっとキツいかな。

 

13着;サトノダムゼル M
弱い

 

14着;シングフォーユー
これは位置取りが悪すぎ