2019.11.17 マイルCS
京都芝1600 35.3–0.58.8–1.33.0(34.2) スローペース
1着；インディチャンプ CM
軽く位置を下げて多少差しに回った事によって馬群の中でレース中に隠れられて、あとは直線で前(プレミアム)を交わすだけという感じで「1着を拾えた」イメージ。ストレス/疲労の無いベストな臨戦で展開も向いて自分の力を100出せた形。1人気でがっつり主役になってしまうと取りこぼして2〜3着という感じかな。
2着；ダノンプレミアム LM
やはり休み明けの前走で走っていた分、今回揉まれないベストの位置で先行しても8〜9割の力しか出せなかったような感じ。力は示している。ここで走ってこれるのは鮮度とか休み明け依存のディープではなく本質の部分でも強さがあるという証明。Lっぽい分、量で通用する相手に対しては崩れにくい。
3着；ペルシアンナイト M(C)
短縮ショッカーで差しに回ってベストな形でレースが出来たが今はSが弱まっている分3着までという結果。札幌記念からは状態は多分問題なくて自身の力は出している。大阪杯あたりでL化だと思っていたが本当にL化していたら今回3着まで来れていないし、あくまでまだかつてのCっぽいペルシアンナイトなのだがそのCとSが弱まっていてどうしてもまとまりっぽくなってしまっているイメージ。今回の3着は臨戦含めベストパフォーマンスで、完全にポテンシャルの限界だったと思うのでこれ以上の跳ねは期待しづらいかなと思う。よく頑張っている。
4着；マイスタイル S(CL)
逃げの位置取りを使って頑張ったが惜しくも4着。交互で×のタイミングだったが逃げによってなんとかごまかして走れたイメージ。この次のレースが怪しい感じになったが、ちょっと精神面？の充実も感じるので気をつけて見ていきたい。
5着；ダノンキングリー SM
前走で楽なレースをしてから今回短縮で前に行って馬群に入ってしまったので苦だったと思う。それでもなんとか5着にまとめてきたのでそこまで弱い訳ではない。ただ鮮度を持った状態のG1で良い臨戦を踏んでこれなかったのは残念。弱くはないディープだけど特別な強さも無いかな。
6着；カテドラル SC
最後方からの追い込み。グイグイ感もあったし上がり最速も出せている。ただ間隔が詰まっての大幅馬体増と、マイル続き/追い込み続きで活性が無かった事、そして武豊のまとまり感によって6着までという感じ。SとCが強くて良い馬で、外人が乗ったりしたらいつ弾けてもおかしくない。先行活性とか短縮での位置取りが入ったりしてS的な臨戦を踏めた時はがっつり狙いたい。
7着；クリノガウディー SL(C)
前に行ったのは良いがスタート後に抑えている。もっとしっかり行かせて体力で強く押すレースが出来たら面白かったと思う。最後はキレで負けてしまっただけ。途中でレースを投げないし夏頃から良い馬になっている。G3レベルで体力を活かせるレースなら。
8着；グァンチャーレ LC
前には行ったが流石にポテンシャル的にキツくて逃げの位置取りまで使わないと厳しかった。安田記念4着とかスワンS5着というそこそこのポテ証明はあるので楽に行けるレースなら面白い。
10着；ダイアトニック SM
この臨戦で来るならせめて中団につけて精神力を活かしつつ鮮度でストレスを消してという乗り方じゃないとキツかったかな。流石に前走のストレスをがっつり抱えたままでの追い込み続きの今回は負けてしまったが、色んな要素をしっかり持っている馬で強さもある。
11着；プリモシーン SM
馬体を絞ってスタートをしっかり出て流れにも乗れていたのに直線での反応が全然無かった。これまでの安定感から考えると今回の凡走は違和感が残る。ポテ証明も十分だし。
13着；フィアーノロマーノ SL量 LS量
ちょっとLっぽい。Sで押すタイプだと思っていたがそうじゃなくて量とかLのような精神的な優位性がある時にSっぽい動きも見せるのかなという印象。3走前のファイナルSの勝ち方も量っぽい。今回は単純に弱かったので量とかLが全く通用しなかった。低レベルのレースで弱い相手なら安定しそう。
14着；モズアスコット LS
Lなのでストレス/疲労を抱えての格上げが単純にキツかった。スワンSの走り的に死んではいないので条件さえ揃えば走れる。
15着；レイエンダ SM
まず弱い。交互質でSっぽい部分は一応あるので前走のように短縮で位置取りが掛かったりすると一応反応できる感じ。ポテンシャルの芯がある感じではないので崩れ出したら危うい。
16着；アルアイン CM
馬体増と位置取りというのはあるがまあちょっとキツくなってしまったかな。出足も良くなくて走る気が失せている感じ。
17着；エメラルファイト SC
外枠からで位置を取れずにズルズル下がってしまい良いところ無し。良い馬だが前走の馬体減といいちょっと残念。
