2024-01-01から1年間の記事一覧
【京都大賞典】 ◎プラダリア 京都外回りで求められる瞬発力性能、格ともにクリア。 大阪杯は京都記念をしっかり勝ち切った後でタイミング的にキツく、適性的にも逆質だった中での0.4差6着は単純に地力を評価出来る内容。 宝塚は明確に適性のある舞台での内容…
◎ビクターザウィナー 2023ジョッキークラブSP2着、2023香港スプリント4着、2024センテナリーSC1着、この3つのレースの挙動と3着に入った今年の宮記念の挙動を比べると良馬場のスピード質(仮)の競馬の方がパフォーマンスが高い。 香港はそもそもの設定が洋芝…
【予想】 ◎レーベンスティール 同舞台だった昨年のセントライト記念は内枠で脚をため、直線向いてのギアチェンジで他馬を出し抜いて1着。前向きさや勢いでガツガツ攻めるタイプではなく、瞬発力を主体にした馬質の良さがこの馬の特徴。脚をためやすい延長、…
【予想】 開催5週目で一貫してAコース使用。 内の馬場はかなり荒れているので、基本的には直線は馬場の真ん中あたりを通るのが良さそう。 中京の3〜4角が下り坂→直線に向いて上り坂というコース形状的に、外を回してコーナーから加速していく馬よりは、内で…
【予想】 札幌自体元々コーナーは緩いが、Cコース替わりでコーナー角が更に緩む+内が使える馬場状態になる。 良馬場なら2021ソダシ、2020ノームコアの年のような11秒台後半あたりの4ハロン持続質戦になりやすい舞台設定。 オークスからの短縮だったが2走前…
【個別分析】 ドウデュース ブレの少ないピッチ加速で内回り3〜4角で他馬を置き去りに出来るのが最大の強み。 2速3速の深くて重いギアチェンジ性能は持っていないので広いコースでダラダラと長い脚を使う形は向いていない。良馬場の内回りコースで一気に仕掛…
【予想】 ◎コスタボニータ 軽い瞬発力タイプなので良馬場でペースが落ち着けば。 牝馬限定重賞を使い込んでいて鮮度が薄れている中で前走勝ち切り。充実度的に良くてキープという局面ではあるが、1人気1着後に3人気に落ちるのであれば立場的に楽。 この馬に…
【エプソムC 予想】 ◎アルナシーム あまり精神力を感じない一本調子なタイプで、1600も2000も若干ズレるイメージ。G1でどうこうという馬質ではないが1800のこの辺でポンと重賞勝ちがあっても良さそうかなと。 以下は上位人気3頭について短評。 レーベンステ…
【予想】 ロマンチックウォリアー 能力レベルでは最上位なのでこの馬のタイプと今回の条件の照らし合わせで取捨を決める。 タイプとしてはあまり軽さのないパワー持続系で先週のダノンデサイルと近い。ラップの緩急のない一本調子な持続質戦向き。 4角で前を…
【予想】 ジャスティンミラノ 共同通信杯は超スローで他馬も同じような上がりを使えているレースで、あれをもって瞬発力戦向きという事にはならない。 皐月賞での挙動と合わせて見ると、軽いスピード瞬発力というよりはパワフルで持続的な脚を長く使える底力…
【予想】 ◎コガネノソラ 前走のスイートピーを見た段階で「別路線からならコレ」という強い印象を残した馬。 体力・パワーの持続力タイプで血統のイメージ通りユーバーレーベンと似たオークス向きの個体。 3連勝中で7人気15倍と穴人気していると言えるオッズ…
【予想】 ナミュール 元々体力が弱く休み明けベストの軽いタイプだったが富士Sの頃からグッと成長して連続好走可能に。 ハイペース持続の富士、京都の下り坂を使った末脚持続のマイルCS、洋芝でタフなレースを雪崩れ込んだ香港、ドバイ。 東京対応もしている…
【予想】 アスコリピチェーノ MS 地力と量、前向きさとパワーで押し切るイメージの挙動で、牝馬らしいキレや精神力というソングライン方面の資質からはズレている印象。基礎スピードと馬質でスイスイ運べたレシステンシアとも違う、牡馬的なパワー押しタイプ…
【予想】 ドゥレッツァ CS 馬質に関しては頭1つ抜けているかな。フィエールマンのイメージ通り、前走のL的レースを2着。前哨戦としては文句なし。 ステイヤー的な膨大な体力がある馬ではないが、高速馬場の京都ならよほど変な展開にならない限りこういう王道…
【予想】 レガレイラ LSM 脚をためて一瞬の瞬発力・爆発力を繰り出す牝馬らしいキレのあるタイプ。 瞬発力に秀でているのに一定の重さも兼ね備えていて、さらに早期から完成度も高いという面白い個体。 あくまでこの馬はキレ系の牝馬で、膨大な体力で捲って…
2024 桜花賞 予想・回顧 【予想】 アスコリピチェーノ M量 新潟2歳はスロー少頭数外枠という明確に楽な条件。そこから休み明けでG1への格上げ、多頭数中枠、ペースアップという苦条件が揃った中でもしっかりと差し競馬で勝ち切れているので一定の精神構造は…
【予想】 阪神2000(内回り)・多頭数・良馬場と摩擦条件が揃っている。 摩擦の大きい混戦になるので、休み明けや激走後のストレス保有馬を下げ、格ありの凡走後の人気落ち馬の評価を上げるM的にベタなアプローチで。 ローシャムパーク L(SC) L主導の体力・パ…
【予想】 ルガル MCL こじんまりとしたセカンドクラスの精神力系っぽい馬質は今ひとつパンチに欠けるが、脚質と前走の圧勝、リズム、1200路線の鮮度がプラス要素。 2走前の京阪杯でトウシンマカオに完敗、前走も低レベル戦なので過剰に評価したくない内容。…
【予想】 ◎サヴォーナ LS(C) 自身の豊富な体力をベースにしぶとく走るタイプでトップスピードや瞬発力はそこまで高くない。 短縮<延長、京都<阪神。他馬に比べて長期的な蓄積疲労も少ないし頑張れる時期。 テーオーロイヤルは3000m超のレースで連続好走中…
【予想】 ドゥレッツァ CS量 改めて見るとかなり上質で格調高い。 ガツガツとS的な勢いで連勝していくような、破壊力と破綻を両面で持ち合わせている馬ではなく、精神構造の完成度の高さで頭一つ抜けているイメージ。フィエールマンの系統。 ただこのレース…
【予想】 振り返ってみたら昨年は簡易版でした(◎ワンダイレクト)。 4強の精査をギッチリやって本格的な予想を作るか、大外の逃げ馬の単複を軽く買って流すかの2択というのが第一感。 とりあえず最終結論をどっちに振るかは置いておいて4強+1は見ておきます…
【予想】 エルトンバローズ MC 基礎スピードと先行力を兼ね備えた安定感タイプ。精神力の補完もあるのである程度信頼を置ける馬質。脚質とタイプ的に上下の跳ね感・抑揚を出し辛いのでG1だと一歩足りないイメージになってしまう。 G1からのダウン、延長で前…
【予想】 オメガギネス M 砂被りも問題なく弱点が少ないのが1番の特徴。 ごまかしの効かない形の競馬になりがちで個体能力でどこまでかという構図。重賞未勝利で経験値が薄い割に馬券内のどこかにはいないといけない立ち位置で若干の苦しさはある。 悪い馬で…
【予想】 開催終盤の外有利な馬場で馬群はバラける。広い京都外回りで摩擦はほぼ無く、頭数も揃いにくいため単調なパワー先行優位のレース質だが格は求められる。 2018年は重馬場10頭。 菊10人2着からクリンチャーが4人1着。 同じく菊2人7着の凡走後のアルア…
【予想】 昨年はマイルCS凡走後の逃げ馬ウインカーネリアンが1着。エリ女凡走からの短縮で逆ショッカーのナミュールが2着。 3〜5着はプレサージュリフト、ジャスティンカフェ、エアロロノアの差し勢が僅差で続く形。 一昨年は東京1800の条件戦上がりのイルー…
【予想】 2023 レモンポップ 5歳 (根岸1人1着→フェ1人1着) 2022 テイエムサウスダン 5歳 (根岸6人1着→フェ5人2着) 2021 ワンダーリーデル 8歳 (根岸10人2着→フェ8人3着) 2020 モズアスコット 6歳 (根岸3人1着→フェ1人1着) 2019 ユラノト 5歳 (根岸3人2着→フ…
【個別分析】 ボッケリーニ MC クラシックを全く使わずに4歳冬の中日新聞杯が初重賞挑戦で1着。6歳で目黒記念、7歳で鳴尾記念と、4年間に渡って重賞勝利。G1では掲示板すら無い馬だが、それにしてはかなりの馬質。 このメンバーの中では馬質はトップ。個体能…
【評価】 ◎ヒンドゥタイムズ ◯カレンルシェルブル ▲サヴォーナ 1着:ブローザホーン 今回のごまかしの効かない良馬場2400+1人気+外回しの体力要求に応えたのは立派。 ただこのくらいが上限のような印象で、G1での連対まではどうかというのが正直な所。道悪…
【個別分析】 ブローザホーン 心房細動明け。 体力主導というよりは、馬体の小ささから来るものなのか、道悪適性と強い前向きさ、精神力で力強く好走する個体。 単純に馬体が小さいのでタフな良馬場よりは道悪までいってしまった方が相対的に向くイメージも…