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2024 京都記念 予想・回顧

【予想】

 

開催終盤の外有利な馬場で馬群はバラける。広い京都外回りで摩擦はほぼ無く、頭数も揃いにくいため単調なパワー先行優位のレース質だが格は求められる。

 

2018年は重馬場10頭。

菊10人2着からクリンチャーが4人1着。

同じく菊2人7着の凡走後のアルアインが3人2着。

JC2人2着からレイデオロが1人3着。

秋華賞エリ女を連続激走後のモズカッチャンが1頭だけインを突いてハナ差の2人4着。

→スピード寄りのレイデオロが苦しんで、同じくスピード寄りだがアルアインは短縮の分だけ体力補完があって好走。モズカッチャンも内容的には2〜3着で、道悪によってストレスよりも個体・臨戦がパワータイプに優位の結果。

 

2019年は良馬場12頭。

チャレンジC3人4着→AJCC3人6着から先行したダンビュライトが6人1着。

チャレンジC5人3着→中山金杯7人2着と激走続きのステイフーリッシュ4歳が1人2着。

秋天、有馬凡走後のマカヒキがダウンでやや逆ショッカー気味の差し競馬で2人気3着。

→重賞実績のあるダンビュライトがノーストレス+人気落ち+先行ショックで激走。4歳でギリギリ鮮度のあるステイフーリッシュが蓄積疲労とストレスを耐え、大きくリズムを崩していたもののレース質の緩みを利したマカヒキの巻き返し。

 

2020年は重馬場10頭。

秋華賞激走→エリ女凡走の交互+ダウンでクロノが1人1着。

秋華賞→JCを連続好走後のカレンが2人2着。

AJCC5人2着からステイフーリッシュが3人3着。

→これは重馬場でストレスよりリズム優位、実力通りの結果。

 

 

 

2019ダンビュライトのパターンで疲労・ストレスのない実績馬で先行ショックという枠だとマテンロウレオCL。

ここ2走はどちらも力を出しきれずの凡走で、0.3差、0.4差ならリズムを崩しているという程でもない。

中山多頭数→京都(外)少頭数に替わるのでここで少しでも位置を取る事が出来れば。体力と最低限の馬質はある。

 

 

有馬凡走後のダウンとなるプラダリアMは無難に。

こういうセカンドクラスのパワー質低速戦は合うタイプ。G2好走→G1凡走後の綺麗な折り返しに期待。

 

 

折り返しという意味だと怪しさを感じるのがルージュエヴァイユSL。

G3エプソム→G2府中牝馬→G1エリ女と連続で格上げ戦を全て人気以上の好走。

量が薄いS依存タイプで、しっかりSを使ってG1まで走り切った後の折り返しのダウン戦を綺麗にまとめられる量的なタイプからは離れる。

 

 

ベラジオオペラLSは恐らく非精神力系でスピードとパワーを兼備したセカンドクラスのフィジカル主導タイプ。ここはこなせなくない条件だが逆ショッカーを決めた前走からの上積みという点では疑問。後押しのSも今ひとつパンチ不足。前走を人気以上に好走して接戦勝ちのストレスに関してはまだ鮮度で乗り越えられる。2019ステイフーリッシュより1戦少ない。

 

 

連勝中の上がり馬ブレイヴロッカーLSはダウン向きの挙動。少頭数のパワー質は合うが格上げ戦で買いたいとは思わない。

 

 

 

【評価】

プラダリア

 

【回顧】

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◎③プラダリア 複勝¥10,000

 

ルージュが切れるならプラダリア単とベラジオとの馬連のみにするという手もあったと思いますが、高レート想定の動きなら複勝1.5倍で十分かなという感覚。

G1からの折り返しでプラダリアMを素直に評価して、非量系のルージュエヴァイユSLを下げる。

ベラジオオペラは評価を上げも下げもしないという事でほぼ予想での見解通りなので回顧は特になしで。

 

マテンロウレオだけはエネルギー(体力)の減退を感じますね。S的に大きくエネルギーを放出した所は無いものの、昨春の京都記念2→大阪杯4→春天5で体力はかなり消耗した印象。事実休み明けの札幌記念で大きく崩れている。

均衡状態とも少し違う、前向きさと体力の減退。使い詰めずまずは休んだ方が良い。