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2021 日本ダービー 回顧

良馬場

35.0-1.00.3-2.00.1-2.22.5 (33.9) スローペース

 

【評価】

◎ワンダフルタウン

◯バスラットレオン

▲バジオウ

△エフフォーリア

△ステラヴェローチェ

×ヨーホーレイク

 

1着:シャフリヤール M

福永本人も言っていたが本当に上手く乗れていない中で馬の力だけで最後伸びた形。やはり元々ポテンシャルが高かったとは思わないので、皐月をパスしたローテの優位性と偶然脚を溜められた展開利とエネルギーの放出による激走という見方で良い。

 

2着:エフフォーリア LS

前走より厳しいレースになっていた中でよくやっている。軽さのある良い方のLS系で、現状は若干の集中力もあるのでまとまりっぽくなっているイメージ。

 

3着:ステラヴェローチェ CSL量

今は格と量で走っている感じ。最低限のスピードが必要な現代競馬ではギリギリの対応になってしまうが馬の芯の部分はかなりしっかりしている。これでも本質はまだ見せていないと思う。CもあるしSもあるしLも持っているのにまとまっておらず、スケールの大きい感じがする。Lも持っているCSのイメージで、皐月の時に超本格派と書いたが多分そう。菊本命かな。

クロノも桜とオークスが3だったが、春のクラシックはこのくらいが最低限の能力の証明と馬質の良さのバランス的に良い具合なんだろうと思う。特にオークスとダービーで(圧倒的な能力ではなく)質で1を取ってしまうと即ち悪質となってしまうくらいなので。

 

4着:グレートマジシャン LM

チャンスではあったと思うがここでこういう競馬をしてしまうと今後に向けてはかなり良くない。馬が出来ていない状態でL質でエネルギーを食い潰すような激走。

 

5着:サトノレイナス LC CL

牡馬相手の東京24で自力勝負に出て流石にキツかったがある程度の能力は示した。悪い意味ではなくしっかり投げるのがSのソダシで、ここで踏ん張るのがLC/CLのこの馬。量ある。JFと桜花賞はなんだかんだ言ってソダシがSの世界でしっかり能力を発揮しているのでそこに負けるのは別に気にならない。だからなんだとは言わないがソダシがいなければJF、桜花賞両方勝っているという評価。

 

6着:タイトルホルダー MS

流石に相対的な蓄積疲労があったがやはり馬質が良い。今後見誤らないように一連の流れをしっかり評価してあげた方が良い。しっかりとした馬質にこの脚質で芯もしっかりしている。

 

7着:ヨーホーレイク LS

かなり悪質。弱い相手向きの体力系LS。

 

8着:グラティアス M

単純に能力の限界。いわゆる負けた皐月賞組。

 

9着:バジオウ SM

全然上手く乗ってもらえていないし、ダービーで上位に来るような馬達の直線でのLの見せつけ合いにドン引いている。馬質は悪くない。

 

10着:ワンダフルタウン LSM

Cっていう凡走ではないですね。そこそこ走ってはいるけれど現状は足りなかったという感じ。パワー寄りでLの保有もあるにはあるが悪質な感じはあまりしない。トップクラスでは厳しいがそれなりに場とレベルを選べば多少は活躍出来ると思う。

 

11着:レッドジェネシス L

最後それなりに伸びているしキャラ通りの走りはしている。

 

12着:ラーゴム LC

オープンレベルのLC系。Sが弱いのでダートもキツい。

 

13着:タイムトゥヘヴン ML

人気の立場になって初めて評価を始めれば良い。

 

14着:ヴィクティファルス LSC

個人的には共同通信もそれなりにまとめて来たあたりからLSベースだと思っているのでそうだとしたらこの凡走はダメ。ちょっと評価は下げ気味で置いておく。強いCによるあえての投げの説も一応あるが。

 

15着:バスラットレオン SC MS

かなりバランスの良い馬でSCかMSかというイメージ。結果的に舞台とレース質が合わなかっただけなので今回の凡走は全く気にしなくて良い。馬質と能力は高い。

 

16着:ディープモンスター L

この辺は単純に弱いですね。

 

17着:アドマイヤハダル LS

若葉1着、皐月4着の能力はあって、ここまで投げ出すタイプでもないので調教がゴタついたあたりを敗因として持っておけば良いかな。