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名馬メモリアル L系編②

サクラローレル CL量   G1

これがLと言われるのはセントライトの2人気8着、休み明け中山記念1着、ダウン休み明けオールカマー1着のあたりが理由なんですかね。

個人的にはかなり強いC質を感じます。CSとかSCの部類ではなく、CLもしくはLのベールの中に大きなC質というイメージ。

1年振りだった中山記念の9人気1着について、その時点でまだ格を保有していなかった訳で、休み明けで格上相手にぶっつけでやる訳だからある種の天才性(後にG1を勝てるくらいの馬質)を求められた場面だと思います。直後の春天1着は勢いとリズムと鮮度が十分にあったのであくまで流れの中のパフォーマンスと見ます。

どちらかと言えばその後のオールカマーを59キロでしっかり勝ち切る方に馬質の良さを感じます。短縮アップの秋天は明確にキツい所をなんとかC質で踏ん張った1人気3着。

秋天とかJCを勝つような王道のタイプではないけれど随所に光るポイントがあってとても良い馬だと思います。中山記念の9人気1着、そしてオールカマーの1着と秋天の3着に馬質の良さを感じさせ、最後に結果で示す有馬1人気1着。

 

 

メジロマックイーン LCS G1

体力が表に出ているが芯の強さ(C)と適度なSを保有した「強い馬」。体力とか肉体面に頼ってしまうと悪質なL系になりがちだが、この馬は体力を動かす駆動の部分がかなり力強くて良質。全然的確ではないと自覚していますが、あえて表現するなら戦車のボディに小型ジェットのエンジンを積んでいるようなイメージ。2200以上のG1を4勝しているのも納得の力強さ。

JCの4着も外国馬に123567を占められる中での堂々の4着だしこの馬の評価は揺るがないです。この馬のタイプ、イメージ的に有馬記念は勝っていた方が自然かなと思いますがかの有名なダイユウサクにやられたのがこの馬だったんですね。

 

 

 

量を伴った良質さが特徴のローレルと、とにかく力強いマックイーン。今回も面白かったです。

これで第2弾になりましたが過去の名馬は「強い」ですね。アーモンドアイとかグランアレグリアとは強さのベクトルが違う感じで、上の世代の方々が現代の競馬になんとなく満足出来ない気持ちも分かる気がします。

 

これでL系編は終わりとなります。

 

強さ

ビワ→マックイーン→→ローレル→→エピファ→→→クロフネ

 

好み

ビワローレルマックイーン→→→エピファ・・・・・クロフネ