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2020 フローラS;回顧

2020.4.26 フローラS
東京芝2000 17頭
35.1-58.6-1.58.7 (35.7) ミドルペース
ゴール前がかなりの向かい風でタフさを要求された

 

1着;ウインマリリン SC SM
Cが強い訳ではないがしっかりした精神構造をしている。向いている質としては中山とかのパワー側だと思うが今回は時計自体は早かったがゴール前の強い向かい風でパワーの要求があったので前向きに伸びて来た。上がりはしっかり掛かっているし、この馬の適性の範囲内で来たというイメージでOK。タイプ的にオークスでどうこうという馬ではないが適性のある場所ならそこそこのレベルでまとめられる。

 

2着;ホウオウピースフル LC(S)量
馬群で揉まれた所では投げなかったが、抜けて来たのはバラけた後だったのでSとかCでがっつりという感じはしなかった。バウンド延長で苦→楽を感じつつレーンの冷静な追い出しでここがベストだったけれどタフな展開で適性を見せた前を捉え切れなかったという感じ。レッドルレーヴとスカイグルーヴの間をズバッと抜けて来ているがこれは相手2頭が一応人気馬らしく先に動いた後だったのでそんなに評価しなくて良い。父は違うがかなりブラストワンピースのイメージに近い。

 

3着;フアナ CS
スタート後にかなり上手く馬群に入れており道中の体力のロスが最小限に抑えられた。内々を回って直線は馬群を抜けてと完璧な騎乗。馬体を併せての強さもしっかり見せておりこれは完全にCSっぽい良い馬。現状はまとまっているというよりはしっかりSも出ているし良いバランス。今後楽しみ。

 

4着;ショウナンハレルヤ CL LC
フアナと併せ馬になってあっさりやられるのではなく一応抵抗して耐えていた所は好感。ただSで前向きにという感じが全然しないので楽を感じつつ相対性の中でしぶとさを活かすという感じかな。

 

5着;スカイグルーヴ LM量
休み明けの大幅馬体減の時点でアウトなのだが直線もうちょっと抵抗しても良いだろうと思う。5着という事でギリギリ耐えているが能力はそんなに高くない。中団からだったがほぼ揉まれていないのでベストパフォーマンスだったと思う。これは今回の凡走を良い経験とかとは見ずに足りないと見ておいた方が良さそう。ダウン逃げという認識で置いておく。この後の人気急落だけは一応カードになる。

 

6着;シャレード SL
向かい風でS質に向いた事によってある程度来れたが、普通に量勝負と東京2000だったら来ていないかなというイメージ。最後の挙動的にそこまでSも強くないし特に評価しない。

 

7着;レッドルレーヴ SM
中山1800である程度好走してストレスが多少なりともある状態でしっかり勝ちに出ており、向かい風によって根性のようなものも要求された。そうなるとストレスが露呈してしまう。軽さだけで乗り切れる所だったらもう少し来ていたかなという印象。キンカメにディープなのでウインマリリンのようにがっつり中山向きという感じではないと思うのでLっぽい所で楽を感じたら躍動感のある走りをしそう。血統で人気になってしまうがタイプ的には人気落ちにも反応する。

 

8着;ルトロヴァイユ L
本質の部分が弱い。直線で内でちょこちょこ出てこようとしているが摩擦はまるっきりダメな感じだしピラっているLのエピファ産駒のイメージそのものという感じ。

 

9着;ヒューマンコメディ SL
まあこのくらい。ストレスがある割に前向きさは保っていたので悪くないが強さはない。

 

10着;ヴォリアーモ LC
このVラインは馬に活力があってのVラインではなく置いていかれただけ。Sが全然ない。自身の許容範囲の中だけ。

 

11着;エレヴァテッツァ LM
出遅れて後方からになって苦に直面した。リズムと鮮度でスパッと乗り切るイメージでないとキツかったと思うので向かい風で普段より強いものを要求されるのも厳しかった。経験にはなったがあんまり強い感じがしない。前走の前を捉える挙動は良いが。

 

12着;セイウンヴィーナス CL(S)
ストレスを抱えた状態で内で揉まれながらも出てこようとしている。前走でポテ証明があってタイプ的にしぶとさとか良いものを持っている。ちょっと面白い。

 

13着;レッドサーシャ LC
後方から外という乗り方で圧倒して来れるようなものは持っていない。ただ完全に投げている訳でもないし前走の姿に面白さは感じているのでもう少し見てみたい。

 

16着;ウィスパリンホープ SC
休み明け馬体減アウト。良い馬なのでしっかり立て直して欲しい。