最強競馬ブログランキングへ

2022 フェブラリーS 予想 

【個別分析】

①テオレーマ MLS   

馬柱の印象よりはSに偏っていない。今はS駆動が効いているが本質はM系くらいで、安定感のある差し馬というイメージ。大きなSの後押しがない限りは基本的に格に従順なタイプなので評価は下げ方向で良い。

 

②ダイワキャグニー MS G3

不安定なSLイメージだったが近走真面目に走るようになっている。毎日王冠4、京都金杯2という悪くないリズムの中での武蔵野8を見ると、単純にダート適性に疑問がつく。その足りない部分を道悪のスピード質でどこまで相殺出来るか。

 

③インティ MSC G1

格としては上位ではあるがS感の薄れが気になる。全体的に重くなって来ている中でSや格を出し入れしているようなイメージ。前に行くとS不足、差しに回ってもスコーンと跳ねて来るイメージが湧かない。

 

アルクトス CL   G1.5

このカテゴリーでは珍しいC系で、駆動のSが弱いのでダラっとした印象が強いがかなり面白い質の馬ではある。地方重賞だとSよりLの方が要求が強いので気後れする事なく存分にCの完成度で優位に立つ事が出来ている。雨というよりはSの要求が弱まるスロー向きなので展開次第。

 

⑤レッドルゼル MS G1.5

G1級のSとかCを感じる馬ではないが、とにかく完成度が高くて悪い所が少ない。1200だと位置を取り切れずに圧外からの追い込みでなんとか形にしているというイメージで、個人的には1400ベストの12、16対応型と見ている。Sも効いているし馬質も悪くないので無難に評価出来る。雨が残ってスピード色が強くなるのは良い。

 

⑥カフェファラオ MC   G2

体力が弱いのではなく、体力に頼る事をしない馬質。チャンピオンズCはそもそも体力の要求がベースとしてあって、その上でのSだったりCを競うような総合力レースなので相手が相当弱くない限り何回走っても厳しい。

体力的キツさを感じない状態なら精神構造の完成度の高さを見せつけられるというタイプで、そこにハマりさえすれば好走して来る。内枠替わり+福永への乗り替わりという事でスッと位置を取って無難に運ぶ事も出来る構図になるので、展開次第では2着があっても良いタイミング。苦→楽の構図になる可能性を持っている。

 

⑦タイムフライヤー LS   G3掲示

Sの駆動が弱まっているので延長ベターだが現状はG1でどうこうというレベルではない。

 

サンライズノヴァ LSC   G2

チャンピオンズの5よりはJBC2の内容が良く、まだ躍動感はある。格感も残しつつ、今は体力をSで駆動させているイメージの馬。2000mで若干位置を取りに動いてバテた前走からの短縮で自分の形に徹する事が出来るので個体としては苦→楽を引きつつ、短縮差しのショックも効くという構図。そこまで揃っても自力でぶっこ抜けるほどのSは今は感じないので展開の助けを拾えばというイメージ。紐でなら全然悪くない。

 

サンライズホープ L   G3

緩いL系で駆動がとにかく弱い。前走の4はその緩さをダウンだけではカバーし切れなかった、Sの後押しが足りなかったというもの。短縮アップのここは明確に要らない。

 

⑩スワーヴアラミス LS   G3

勝った事自体は良いのだが力強いSを感じる挙動ではなかった。弱い馬相手にダウンで飲み込めたというイメージ。

 

⑪ソダシ SL/LS G2.5

前走のやめる挙動がかなり良くない。東京マイルの方がベターなのは分かるが条件替わりで狙うにしてもせめて前走1秒差以内で前向きに走っていないと厳しい。

 

⑫ミューチャリー LS   

この馬なりに完成度は上げて来ているがあくまで重い地方馬の域を出ず、昨年が7なら今年は5が限度のイメージ。かしわ記念以降全て20以上のローテから短縮でここに来るというのも良くない。

 

ソリストサンダー LS   G3

武蔵野の1着は一切の苦を感じない楽勝なので参考外。馬体を絞ったかしわ記念のパフォーマンスだけが異質で、そこを馬質以上の激走と見るか、そこを本質と見るかでこの馬の評価が大きく変わって来ると思う。個人的には昨年のフェブラリー、エルム、根岸の圧を受けた時の脆さの方が目に付くのでダウン向きのLS系差し馬程度の評価にまで落とす。

 

ケイティブレイブ CL   G2.5

2年前の同臨戦の時は浦和記念1がありつつ川崎記念で人気の立場で前に行く事は出来ていたという中での短縮差し。今回はリズムも先行活性もないという状態なので単純に厳しいと見て問題ないかなと思う。

 

テイエムサウスダン LS   G3〜G2

中央のG1で評価するには緩いと見ている。意外とまだ明け5歳だしこの馬なりに成長している途上だとは思うがこのタイミングでの連勝をイメージするにはどうしてもSが弱い。他がよっぽどダメならリズム的に雪崩れ込む事は出来るので紐としてなら無理に消さなくてもという感じかな。

 

エアスピネル SM   G2

この馬のSが光るくらいのメンバー構成。スローなら好位からの瞬発力、ハイペースでもこなせるS保有という事でかなり無難にチョイス出来る。G1を獲らせてあげたい馬質だなと強く思う。

 

 

【評価】

◎レッドルゼル

エアスピネル

サンライズノヴァ

 

レッドルゼルは本手という事で良いのではと。

エアスピネルとノヴァは他にいなくて手が回ったイメージです。インティについては消去法で選びたくないというのもあって印はノヴァまで。

弱気のソダシが周りを伺って三浦の単機逃げとなるとスローになりそうで、そうなった場合は別枠でアルクトスとカフェファラオもアリ。