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2021 シルクロードS 回顧

中京芝1200 良

33.7-56.6-1.08.3 (34.6) ミドルペース

 

【評価】

◎エイティーンガール

◯リバティハイツ

▲ライトオンキュー

△クリノガウディー

 

 

1着:シヴァージ SM

能力はあったのに今まで後方からのレースしかさせてもらえていなかったのが、今回ある程度勝負出来る位置を取ったら圧力外+外差しの流れにも乗ってそのまま能力を発揮する事が出来た結果1着だったという感じ。馬質的にそんなに評価していなかったが高松宮の0.3差の5着とかは単純な能力の評価にはしておいても良かったのかもしれない。

 

2着:ライトオンキュー SL

能力はやはりある。ちょっとL要素を感じたのでSL評価にしておく。今回の走りを見ると格の高いレースでは危ない感じがする。

 

3着:ラウダシオン MLS

やはり馬質は良くなくて、レース質がSではなくLに傾いたので対応して来た。がっつり切っていたがこれの個体評価についてはそんなにズレていないかなと思う。

 

4着:リバティハイツ Sc

能力とか量的な部分で上回っている訳ではないのでこういうL要素のあるレース質だとこのあたりが限界かな。良い馬ではあると思います。

 

5着:セイウンコウセイ SL

走れるタイミングでレース質も体力、Lに寄ったので高パフォーマンス。オーバーペースという事もないので体力切れとかではなく、ほぼベストの展開で伸びて来れなかったのでそこは能力の限界という見方で良いかなと思う。

 

6着:ルッジェーロ SL

レース質はほぼベストだったかな。体力質でLの要求もあったので対応して来た。馬の質に関しては個人的には大した事ないかなと思う。

 

これより上は基本的にはL対応での激走組。リバティハイツ以外。

 

 

7着:ヴェスターヴァルト M

これはレース質がどうこうではなくどう転んでもこの位置。SとかCに欠けるまとまり。

 

8着:ザイツィンガー S

この馬なりにSは見せているがやはりちょっとアンバランスで、レースに参加出来ていないというのが率直なイメージ。個人的に人気では到底買えないので買う時はかなり気を付けた方が良いと思います。Sに騙されがちだが、レースに参加した上でという前提を達成出来ていない感じ。

 

9着:ラヴィングアンサー SM

そもそも走れるタイミングではなくレースにもほぼ参加出来ていないのでこんな感じでOK。リズムをキープするのは偉い。

 

10着:タイセイアベニール SM

Sが死んでいる訳ではないだけに均衡が際立つ。

 

11着:コントラチェック Ls

出遅れて中団からになったがそういう次元ではないパフォーマンス。馬自身全くやる気がない感じ。前走の一瞬のSを1ミリも活かせないんだからそもそもがかなり質が悪いんでしょう。

 

12着:プリモシーン M

可もなく不可もなくのまとまり。

 

13着:カイザーメランジェ SL

レース質的には対応している側のチームだが能力が厳しい。

 

14着:エイティーンガール CMS

最後方から大外。LではなくC寄りの評価なのでこういうLレースだとこんなもので良いと思う。これで結構人気を落とすと思うので個人的には丁寧に追いかけてみたい。

 

15着:トゥラヴェスーラ MC

直線半ばで早々に投げている。Cを持っている分か。

 

16着:クリノガウディー SM

SではなくLの要求なので合わずに凡走するのは構わないが、ここまで萎えた負け方をしてしまうと不安定でまた不振に入ったとなっても驚かない。

 

17着:モズスーパーフレア MS

クリノ同様序盤はSで頑張っていたがそのSでまかない切れなくなった瞬間から後退している。人気薄でS質のレースで注意。

 

18着:ミッキースピリット LM

全く要らない。

 

上位評価した2頭はC要素を持っている質の良い側の馬で、こういう体力とかL質寄りのレースで的を外してしまうのは仕方ないかなと思います。

タフ馬場の中京という事でこういう質のレースの可能性もあると見て勝負度合いを下げるというのは出来たかもしれません。ここは反省点として。

仮にレース質をばっちり読めていたとしても評価出来たのはセイウンコウセイとラウダシオンくらい。どちらにしてもライトオンキュー。

シヴァージは単純に個体評価を誤っていた感じです。

本番がS質に傾くならここで凡走したチームは面白さを持つかなと思います。

2021 根岸S 予想

東京ダート1400 16頭

 

レッドルゼル MLS

能力もそんなにないしSも強くない。

 

タイムフライヤー M

Sカテゴリーの馬ではない。今回はかなり要らないと思う。

 

テイエムサウスダン S

素直にSを評価してあげたい。

 

ヘリオス S

セン馬で良いS持ち。サウスダンとの横比較は保留。

 

ステルヴィオ LM

逆質。

 

アルクトス LC

これも逆質。

 

スマートセラヴィー S

体力もSもある先行馬で悪くはない。

 

デザートストーム S

前走のSが痛烈。スマートセラヴィーも悪くないだけに横の比較でこちらを取りたい。鮮度あるS馬でここを勝つようならフェブラリーまで見る。

 

 

◎デザートストーム

テイエムサウスダン

ヘリオス

スマートセラヴィー

2021 シルクロードS 予想

中京芝1200 18頭

タフな馬場で中〜外の差し有利想定

 

【個別分析】

①ザイツィンガー S

良いSは持っているが全体的に完成度が低いのかちょっとアンバランス。CもLも若干持っている感じ。タフさはあるが物理的に体力を使って動ける訳ではない。大幅馬体増からの叩き2走目で変わり身はあるだろうがこれはちょっと未知数かな。

 

②ライトオンキュー MS

京阪杯を勝った所まではかなり強いSを引き出していたがここ最近は若干まとまり気味。G1を勝つならかつての強いSを引き出さないと厳しいが元々力はある。今回個体のタイミングは良いのだが能力がある分いつも仕事をしてしまうので展開の恩恵には預かり辛いタイプ。それでいてまとまって来てしまっているのでどうしても善戦止まりのイメージかな。

 

コントラチェック Ls

前走は久しぶりに良い挙動だった。短縮失敗後の同距離イメージで揉まれない位置で楽に運ぶ事が出来ればそこそこ走れる可能性はあるがまだ挙動が大きなLの範疇の中のSなのでここでの大きな評価には繋げられない。そもそもの馬質が悪いのでここで人気以上に走るのに期待するのはあまり気乗りしないかな。

 

④セイウンコウセイ SL

前走はオーバーペース。昨年のシルクロードSが休み明けでそこそこ頑張れており現状は休み明けを単発で頑張る感じ。能力も加工線、Lも出て来ている中で完全フラットな場でとなるとどうしてもワンパンチ足りないという判断になってしまう。馬場が重いので体力を見てモズより上に取る事も出来なくはないので難しい。

 

⑤ラヴィングアンサー SM

前走しっかり走っており基本的には反動がある場面。それでもタフな差し競馬の展開で買うならシヴァージよりはこっちの方が魅力はある。タイミングが良ければG3で馬券になる力はある。ここまで人気がないなら目は行く。

 

⑥カイザーメランジェ SL

1000直を使ったり無理やり逃げたりして馬を動かしているがそれの恩恵を受けて最大限のパフォーマンスが前走かな。

 

⑦エイティーンガール CMS

スプリント路線では異端で、かなり綺麗な競馬をする馬で本質的にはマイルくらいが良いと思う。

小回りとかでスプリントスプリントした強いSの要求のあるレースでは気後れしている感じでそもそも集中していない。代わりにレース質がタフになって他馬がバテるようなレースでは他のスプリンターたちが持っていないS以外の部分をフルに使って外から飲み込んでいるような形。条件はつくがそれでもこの路線でここまでの成績を残して来ているのだから馬質がよほど良いのだろう。G1凡走後のダウンなら個体としては普通に走れるタイミングで、今回に関しては自身は後ろで構えて、タフな馬場で前が疲れた所を強襲するいつものパターンなら本質外のカテゴリーでも圧倒出来る。

 

⑧プリモシーン M

前走が初の1200だったが挙動に良い所はなかった。まとまりの範疇でそれ以上は特にないかな。

 

⑨ヴェスターヴァルト M

ここ2走は若干のSを見せているが基本はまとまり。そこまで悪い馬ではないが重賞に出て来ても駆け上がっていくほどのSは感じないし根本の所に強いCがある感じもしない。

 

⑩ルッジェーロ SM

悪くはないがズブさ、重さがある。ダートを走っていたのでタフな馬場は問題なく、それなりにこなしてくるとは思うがどうしても跳ねるイメージは湧かない。

 

⑪リバティハイツ Sc

リズムをキープしながら良い交互で来ている。Sベースなので交互はとても良く、補完で若干のCも持っているので面白い。元々ポテンシャルはある。

 

⑫ラウダシオン ML

馬質がかなり悪いと見ている。1200で走っていた事もあるがスプリントのSカテゴリーでは勝負にならないと思うが。鮮度とかダウンとかそういう話ではない。

 

⑬シヴァージ M

7戦連続上がり最速。個人的には道中あれだけ参加せずにサボっていればそりゃ上がりは出るわなという感想。挙動に強いSも感じないし寧ろLなんじゃないかというくらい。この追い込み一辺倒の競馬で掲示板前後を繰り返しているようでは仮に3に入ったとしても10着だったとしても馬への評価は別に変わらない。そもそも自力でなんとかする力がないという事。

 

⑭トゥラヴェスーラ M

前走は完璧。内枠替わりで好位から運べて上位の破綻もついてきた。強いSを感じる挙動ではなくあくまでまとまりの範疇イメージなので交互っぽく掲示板前後で。

 

⑮モズスーパーフレア MS

かつてはSを表に出している時もあったが今はSありつつのまとまりベース。現状のSの保有量的にダート→芝のショックで大きく跳ねるイメージではないが、気分転換としては確実にプラスで、少なからずSの付加にはなる。馬自身のタイミングは悪くないと思うが、タフな馬場でセイウンに競られながら行くとまさに去年のシルクロードSのように外差しの展開に飲み込まれる可能性がある。

 

⑯ミッキースピリット LM

3連勝の所もSとかCはほぼなくダラっと惰性で走っていた。馬の質が悪いのでCBC賞の時も要らないし今回も全く要らない。

 

⑰タイセイアベニール SM

元々は良い馬だったが完全に均衡に入っている。S主導だが後ろが重たいのでリズムが変わり辛い感じ。

 

⑱クリノガウディー MS

不振期は脱したが高松宮を勝った時のような強いSはまだ戻っておらずここ2戦は体力を使って惰性で走っている印象。前走は+12キロで叩き仕上げというのもあるかもしれないがまだ強く買いたいと思える状態ではないかな。一応短縮が入るので変わり身に期待というのは否定しないが、阪急杯から短縮で高松宮に来た時とは挙動的に馬の中身が違うからね。高松宮でSの放出をしてしまって今は体力しか残っていないと見た方が無難な気がする。そこそこ動けるタイミングだとは思うので本質のSの強さとは別の体力の部分で外から雪崩れ込んで掲示板というのはあり得る。

 

 

【評価】

◎エイティーンガール

◯リバティハイツ

▲ライトオンキュー

クリノガウディー

 

今回は久し振りに感触が良いのでちょっと勝負しようかなと思っています。

エイティーンガールの単勝。あと複勝代わりで4頭の馬連ワイドBOX