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2021 シルクロードS 予想

中京芝1200 18頭

タフな馬場で中〜外の差し有利想定

 

【個別分析】

①ザイツィンガー S

良いSは持っているが全体的に完成度が低いのかちょっとアンバランス。CもLも若干持っている感じ。タフさはあるが物理的に体力を使って動ける訳ではない。大幅馬体増からの叩き2走目で変わり身はあるだろうがこれはちょっと未知数かな。

 

②ライトオンキュー MS

京阪杯を勝った所まではかなり強いSを引き出していたがここ最近は若干まとまり気味。G1を勝つならかつての強いSを引き出さないと厳しいが元々力はある。今回個体のタイミングは良いのだが能力がある分いつも仕事をしてしまうので展開の恩恵には預かり辛いタイプ。それでいてまとまって来てしまっているのでどうしても善戦止まりのイメージかな。

 

コントラチェック Ls

前走は久しぶりに良い挙動だった。短縮失敗後の同距離イメージで揉まれない位置で楽に運ぶ事が出来ればそこそこ走れる可能性はあるがまだ挙動が大きなLの範疇の中のSなのでここでの大きな評価には繋げられない。そもそもの馬質が悪いのでここで人気以上に走るのに期待するのはあまり気乗りしないかな。

 

④セイウンコウセイ SL

前走はオーバーペース。昨年のシルクロードSが休み明けでそこそこ頑張れており現状は休み明けを単発で頑張る感じ。能力も加工線、Lも出て来ている中で完全フラットな場でとなるとどうしてもワンパンチ足りないという判断になってしまう。馬場が重いので体力を見てモズより上に取る事も出来なくはないので難しい。

 

⑤ラヴィングアンサー SM

前走しっかり走っており基本的には反動がある場面。それでもタフな差し競馬の展開で買うならシヴァージよりはこっちの方が魅力はある。タイミングが良ければG3で馬券になる力はある。ここまで人気がないなら目は行く。

 

⑥カイザーメランジェ SL

1000直を使ったり無理やり逃げたりして馬を動かしているがそれの恩恵を受けて最大限のパフォーマンスが前走かな。

 

⑦エイティーンガール CMS

スプリント路線では異端で、かなり綺麗な競馬をする馬で本質的にはマイルくらいが良いと思う。

小回りとかでスプリントスプリントした強いSの要求のあるレースでは気後れしている感じでそもそも集中していない。代わりにレース質がタフになって他馬がバテるようなレースでは他のスプリンターたちが持っていないS以外の部分をフルに使って外から飲み込んでいるような形。条件はつくがそれでもこの路線でここまでの成績を残して来ているのだから馬質がよほど良いのだろう。G1凡走後のダウンなら個体としては普通に走れるタイミングで、今回に関しては自身は後ろで構えて、タフな馬場で前が疲れた所を強襲するいつものパターンなら本質外のカテゴリーでも圧倒出来る。

 

⑧プリモシーン M

前走が初の1200だったが挙動に良い所はなかった。まとまりの範疇でそれ以上は特にないかな。

 

⑨ヴェスターヴァルト M

ここ2走は若干のSを見せているが基本はまとまり。そこまで悪い馬ではないが重賞に出て来ても駆け上がっていくほどのSは感じないし根本の所に強いCがある感じもしない。

 

⑩ルッジェーロ SM

悪くはないがズブさ、重さがある。ダートを走っていたのでタフな馬場は問題なく、それなりにこなしてくるとは思うがどうしても跳ねるイメージは湧かない。

 

⑪リバティハイツ Sc

リズムをキープしながら良い交互で来ている。Sベースなので交互はとても良く、補完で若干のCも持っているので面白い。元々ポテンシャルはある。

 

⑫ラウダシオン ML

馬質がかなり悪いと見ている。1200で走っていた事もあるがスプリントのSカテゴリーでは勝負にならないと思うが。鮮度とかダウンとかそういう話ではない。

 

⑬シヴァージ M

7戦連続上がり最速。個人的には道中あれだけ参加せずにサボっていればそりゃ上がりは出るわなという感想。挙動に強いSも感じないし寧ろLなんじゃないかというくらい。この追い込み一辺倒の競馬で掲示板前後を繰り返しているようでは仮に3に入ったとしても10着だったとしても馬への評価は別に変わらない。そもそも自力でなんとかする力がないという事。

 

⑭トゥラヴェスーラ M

前走は完璧。内枠替わりで好位から運べて上位の破綻もついてきた。強いSを感じる挙動ではなくあくまでまとまりの範疇イメージなので交互っぽく掲示板前後で。

 

⑮モズスーパーフレア MS

かつてはSを表に出している時もあったが今はSありつつのまとまりベース。現状のSの保有量的にダート→芝のショックで大きく跳ねるイメージではないが、気分転換としては確実にプラスで、少なからずSの付加にはなる。馬自身のタイミングは悪くないと思うが、タフな馬場でセイウンに競られながら行くとまさに去年のシルクロードSのように外差しの展開に飲み込まれる可能性がある。

 

⑯ミッキースピリット LM

3連勝の所もSとかCはほぼなくダラっと惰性で走っていた。馬の質が悪いのでCBC賞の時も要らないし今回も全く要らない。

 

⑰タイセイアベニール SM

元々は良い馬だったが完全に均衡に入っている。S主導だが後ろが重たいのでリズムが変わり辛い感じ。

 

⑱クリノガウディー MS

不振期は脱したが高松宮を勝った時のような強いSはまだ戻っておらずここ2戦は体力を使って惰性で走っている印象。前走は+12キロで叩き仕上げというのもあるかもしれないがまだ強く買いたいと思える状態ではないかな。一応短縮が入るので変わり身に期待というのは否定しないが、阪急杯から短縮で高松宮に来た時とは挙動的に馬の中身が違うからね。高松宮でSの放出をしてしまって今は体力しか残っていないと見た方が無難な気がする。そこそこ動けるタイミングだとは思うので本質のSの強さとは別の体力の部分で外から雪崩れ込んで掲示板というのはあり得る。

 

 

【評価】

◎エイティーンガール

◯リバティハイツ

▲ライトオンキュー

クリノガウディー

 

今回は久し振りに感触が良いのでちょっと勝負しようかなと思っています。

エイティーンガールの単勝。あと複勝代わりで4頭の馬連ワイドBOX