最強競馬ブログランキングへ

小倉記念;予想

2019.8.4 小倉記念
小倉芝2000 13頭
時計は平均くらいで上がりはやや掛かる。

 

【評価】
◎⓬アドマイヤアルバ
◯❽メールドグラース
▲❷アイスバブル
△❻ノーブルマー
△❸タニノフランケル、➓シャイニービーム
☆❾カデナ
【短評】
少頭数なのに削り切れず以上のような評価になりました。
まずタニノフランケルが逃げる想定ですがその後ろに精神力系のシャイニービームが付くので、シャイニーが走れる状態ならタニノフランケルが直線で併せて競ってしまうと早めに潰されるかなと。一方でシャイニーが弱かったりでダメならタニノフランケルが普通にある程度は残すかな。なのでこの2頭を一緒に買うことはしなくてもいいかなと思います。先行勢としてどっちかが来てもいいかなというイメージ。
そして安定的に◯と▲のポテンシャルチームが差してくる。そのどっちかが崩れてくれれば穴で◎のアドマイヤアルバとかノーブルマーズとか逃げ先行チームのどちらかの席が空くかなというイメージです。カデナは普通なら切るタイミングだと思いますが個人的な知的好奇心から印をしっかり打った上で評価しています。
こう展開を考えるとメールドグラースかアイスバブルのどちらか(もしくはどちらも)は来ると思っているので馬券的には人気ですがこの2頭を軸にした馬連2軸フォーメーションで相手に穴馬をしっかり入れてヒモ荒れを狙う形になりそうです。あとはアドマイヤアルバの単複。

 

【個別評価】
❶カフェブリッツ(マンハッタンカフェ×Stravinsky)LS 在厩
前走が適距離戻りで休み明け外枠で悪くないタイミングだった。馬場が悪かったのと大幅短縮+ハイペースを前受けする競馬で苦しかったとは思う。短縮失敗後の同距離的なイメージである程度楽には感じると思うが、あくまでL主導のマンカフェ産駒の範疇の馬だと思うので小回りコースの最内枠となるとちょっとキツい。非根幹へのダウン外枠とかが良い。

 

❷アイスバブル(ディープインパクト×キングカメハメハ) SL(C) ノーザンFしがらき
スパッとキレる速いタイプのディープ産駒ではなくてややパワー寄りな感じ。それでも様々な条件で安定して好走してきているので単純に能力は高いのであろう。今回は休み明け2戦目で間隔も空いているので悪くはないが大幅短縮だけが気になる。鮮度もまだあるし能力もあるので問題ないという可能性もあるが上述の通りパワータイプだと思うので、正直どっちに転ぶか分からない。他馬が2000以下のカテゴリからの臨戦しかないのである程度前掛かりというか平均ペースくらいにはなりそう。ペースが上がって体力とかパワーを要求される流れになれば短縮臨戦も相対的に有利だと思うので結論としては悪くないかな。スローからのヨーイドンになるとディープ産駒のイメージとは少し違って遅れそうな印象。小倉が上がりが掛かっているのはプラス。

 

❸タニノフランケル(Frankel×Tanino Gimlet) LS 情報なし(多分在厩)
2走続けて馬体を減らしてきているのが気になる。前走はハイペースで重い質の中で4人気6着でそこまで崩れていないのである程度評価は出来る。昨年冬のパフォーマンスが高かったのと最近の馬体減を見るとちょっと疲労を引きずっているのかなとも思う。本当はしっかり間隔を空けて立て直してきたタイミングとかが狙いやすい。前走の内容が悪くないのと他に逃げそうな馬がおらず楽な逃げが打てそうというので評価する。馬体は軽く増えてきた方がいい。

 

❹アウトライアーズ(ヴィクトワールピサ×フレンチデピュティ) SL 在厩
前走が合っている条件とレース質だったのでその中での5着は限界感がある。個人的に重賞だとキツイかもという感覚があるので、激走後の内枠というのも加味してこれは切りで。

 

❺アイスストーム(ストーミングホーム×Red Ransom) SL SM 吉澤S–WEST
この馬も馬柱上の上がりの数字は速いがレースを見るとスパッとキレている感じはしない。走る気があってリズム良く走れればある程度毎回来ますよという感じの馬かなと。馬群を抜けてくるレースもあったが精神力でという感じではなくて前向きさで漫然と馬群を割ってきたイメージ。現在2連勝中だがSっぽい勢いは感じない。漫然とポテンシャル通り走ってきている感じ。リズムをつけてきての完全初重賞という事でタイミングは良いが鮮度とリズム以外のプラス要素があまり思い浮かばない。単純なポテンシャルでの勝負になると思うのでそうなると単純な格上げになるし、その時に強い相手に立ち向かうC質も薄いとなると買いづらいかな。人気するようなら嫌いたい。

 

❻ノーブルマーズ(ジャングルポケット×Silver Hawk) M(SC) 情報なし(多分在厩)
前走の宝塚記念はかなりキツい質のがっつり系レースになっていてそこでの6着は評価できる。ただまとまっている感じがするのでアップのG1ではちょっとキツくて今回くらいのレベルの相手に対して立ち向かっていくのが合うと思う。枠も中枠で悪くないし、ここは狙ってもいい局面かなと思う。凡走とはいえ前走のダメージが読めないので単純な反動(馬体重の大幅増減)には注意。

 

❼レトロロック(ディープインパクト×シンボリクリスエス) LM 吉澤S–WEST
休み明け自体は良さそう。単純にポテ証明が弱いので個人的には買わなくても良いと思いますが。

 

❽メールドグラース(ルーラーシップ×サンデーサイレンス) SM SL ノーザンFしがらき
現在4連勝中で高速の速い上がり勝負でも時計の掛かるタフなレースでも安定して1着を取ってきている。2ヶ月間隔を取っているので肉体的な疲労も致命的という感じでは無いし、タイプ的にも激戦になるとどうかな?というくらいで現状は弱みが見つからない。連チャンではなく充実期のイメージで、正直崩れる要素が見つけられなかった。がっつり軸で!という訳では無いけれどこれは一応押さえておかないととしょうがないかなという印象です。

 

カデナ(ディープインパクト×French Deputy) 在厩
休み明けの3走前の先行活性が効いているのか、ここ2走は好走が続いている。マイル路線の頃の不振期を抜けてここに来て馬体を増やしながら成長してきているイメージです。そうなるとイメージ的にはリスグラとか先週のスカーレットカラーと同じように成長しながらの充実期という感じなのかなと。2走続けて人気以上に走ってきているがどちらも3着でびっしりやり合った感じでは無いのでストレス・疲労ともに致命的ではないかなと。そもそもこういう時は人気的に過小評価なだけであんまり単純に激走という見方はしない方がいいのかなと思っています。リズムを戻した状態で再度重賞挑戦という事で結構面白い局面かなと思う。福島と函館の小回りコースで外を捲っており体力は示している。今回も外枠に入り同じような乗り方になると思うのであとはどこまで差してこれるかという感じかなと思う。今回も人気しなさそうだし好奇心も込みで評価してみたい。

 

➓シャイニービーム(カンパニー×サンデーサイレンス) C 信楽牧場
芝に戻ってからまだ今回で4戦目で、前走の前目でのしぶといパフォーマンスを見るとまだこれから面白いかもしれないと思う。ただ今回に関しては使い詰めでマイルからの延長になり単純に体力の面で不安はある。精神力で前々でしぶとくという競馬は出来ると思うので体力的にキツい所を精神力で乗り越えられるかどうかという所かなと思う。使い詰めなのは体力的には気になるがC系的には悪くない。これは全くダメでしたというパターンもあるとは思うけれどかなりの異端性と鮮度もあるし穴として可能性に賭ける価値はあるかなと思います。馬体重の大幅増減には注意。

 

⓫クリノヤマトノオー(ジャングルポケット×アグネスタキオン) S(C) 在厩
前走高い評価をしていた。外枠があまり良くなかったとはいえレース内容的に少々がっかりだったので今回も似たようなレース質だし変わり身があるとは思わない。枠も前回同様外だしプラス要素がないので完全に切りです。内枠に入ったタイミングと何か光るものを見せてくれないと手を出しづらいです。

 

⓬アドマイヤアルバ(ハーツクライ×Bernstein) ノーザンFしがらき
体力と軽さのあるタイプである程度のポテンシャルは3歳春に見せていた。ダービーも位置取りが最後方だったことを加味すれば上がり最速で悪くない内容だし。近走マイル路線で位置を取れずにリズムを崩していたがここでがっつり間隔を空けての2000への延長で外枠。これはこの馬としては文句のない条件かなと思う。休み明けで前向きさを取り戻していて走れる状態であれば変わり身を見せられる場面。人気も底まで落ちているし期待値しか無い局面かなと思う。

 

⓭ストロングタイタン(Regal Ransom×Tiznow) L 在厩
前走がハイペースの前受けでキツかったとは思うが直線に入った段階であまりにも投げ過ぎ。全く前向きさが無い。体力は元々あるタイプだと思うので走れる状態ならハイペースの前受けでもある程度はまとめて来てもいいと思う。もう終わってしまったのかなという印象。

クイーンS;回顧

2019.7.28 クイーンS
36.2–(1.00.6)–34.5 スローペース
逃げそうな馬が多かったがスタート後すぐにコーナーに入るため、すんなり隊列が決まりスローに。

 

1着;ミッキーチャーム LM
スローの緩い流れを外で全くプレッシャー無く直線へ。ダウンで弱い相手に対してL的な勝ち方という感じ。1人気1着だがノンストレスで自分のやりたい競馬が出来ていたので特に高い評価はしなくていいかな。逃げなくてもこういう量的な競馬が出来るというのは安定という意味では良い。アップではキツいと思うが。

 

2着;スカーレットカラー CS
これは強いですね。1着がとれないのが微妙な所だがそれでも今回の3つはかなり内容が良い。ポテンシャルをしっかり評価すれば人気に関しては全ては過小評価で、自分の実力通りのパフォーマンスを3つ続けているだけというイメージ。馬体を増やしながらのというのも良かったしこれは今後が楽しみ。今回やっと馬体を絞って好走してきた事から今回のキャンペーンはここがピークという感じで、もしこの後続けて使ってくるようであればその時は流石に反動の番になるかなと思う。リスグラの弱いバージョンのイメージで今後も追いかけていきたい良い馬です。

 

3着;カリビアンゴールド CM
Cでどうこうというよりは自分の実力の分をそのまま出しただけというイメージ。シンプルにポテンシャルの評価をこのあたりまで高めて良いかな。超高速馬場とかでなければ健気に自分の分は頑張れるタイプという事にしておく。

 

4着;ウラヌスチャーム LC
今回も出負けして後方から外を回しただけ。こういう大味の競馬で勝ち切れるタイプではなくて、内でロスなく乗って集中しつつ前目でしぶとくという馬。Cは確実にある馬で、休み明け馬体増で集中し切れていないというのもあったと思う。SではなくCで頑張っている。今回をひとつ叩いて次走内枠で。延長でも良い。

 

5着;エイシンティンクル LS LM
前走の楽逃げの後に控えて差してきたのは少しびっくりだが、馬群にがっつり入ったわけでもなくて外をスーッと差してきただけなので評価は上げ過ぎない。差してくる感じも他馬と同じような流れで、1頭だけグイグイ感が違うというものでは無い。それでもまあ弱い馬では無いなという事で。

 

6着;サトノガーネット M CM
後方から最後まで差してきてはいるが特別な強さは無かった。前3走よりパフォーマンスは落としているように見えるので単純にストレス・疲労を抱えた状態でキツかったという可能性もある。格上げで最内で短縮でという事でLで投げてしまったという感じでは無さそうなイメージ。でもこの後のダウン外枠では走ってきそう。そうなるとLなのかなという、ちょっとまだ掴みづらいです。個人的には延長臨戦での三田特別がそこそこタフなレースだったと思うが諦めずに最後まで喰らい付こうとしていたのがCっぽいと思っている。その前後の2つはスローからの瞬発力戦というのは一緒だが片方は完全高速、もう片方は洋芝の短い直線の上がりの掛かるもの。違う質のレースを3つ好走してきたというイメージ。

 

7着;フロンテアクイーン CM
これは文句の無い乗り方だったと思うのでちょっとがっかり。単純な能力の低下の可能性も込みで次走以降注意して見ていきたい。

 

8着;メイショウショウブ SM
弱い。

 

9着;シャンティローザ CS
出遅れて最後方から。弱い馬では無いと思うのでもう一回見たい!

 

10着;フィニフティ
弱い。

 

14着;ダノングレース SM
中団追走から直線は果敢に最内を突いた。かなり手応えは良かったし前向きさもあったがラスト100mぐらいで前が塞がって一気にブレーキ。これは仕方ない。ほぼ度外視でいいと思う。次走は揉まれない外枠で楽に押し切りたい。

クイーンS;予想

2019.7.28 クイーンS
札幌芝1800
開幕週で普通に内前有利。上がりは掛かる。

【評価】
◎❼シャンティローザ
◯❸フロンテアクイーン
▲❻スカーレットカラー
△❶サトノガーネット
△⓬ウラヌスチャーム
×❽フィニフティ
【短評】
開幕週らしく前有利の馬場なので内枠の逃げでリリックドラマも拾おうかと思いましたが、この後ろにミッキーチャームが人気を背負ってずっとついてくる形になると思うのでこれはプレッシャー的に切り。そしてミッキーチャームが人気馬らしく逃げ馬を早めに潰しにいき、その後を馬群からグイッと差してくる馬を高評価したイメージです。直線が短いので体力とかパワーっていうよりも一瞬の機動力とか精神力がありつつキレるようなタイプのイメージです。軸っていう意味ではベタにフロンテアクイーンですかね。

 

【個別分析】
❶サトノガーネット(ディープインパクト×Victory Note) CS
ちょっとタイプが掴みづらい。ディープにしては馬体が小さくていろんな条件で大崩れせず頑張ってまとめているので精神力があるタイプなのかもしれないなと。量とか軽さとかっていう通常ディープの雰囲気では無さそう。休み明けからのここ4走はかなり内容が良くて、前走が馬体減の短縮でやっちゃっているという可能性もあるがそれ以上に違和感の部分で安易には切らないようにしようかなと思っている。通常ディープでは無いと思うので古馬初重賞の鮮度でスコーンというタイプではなく、本質の部分で格上げで強い相手になった時に面白いかなというイメージ。間隔を詰めて使って使ってと来ていて集中状態であると思う。不安としては馬体があるタイプでは無いので体力的な破綻の部分くらいかな。最内も面白い。

 

❷リリックドラマ(ステイゴールド×Singspiel) M ダーレージャパン
初重賞。あんまり強さを感じない。前走が少頭数の楽逃げで、今回のアップ内枠は単純にキツい。ステゴだがCという感じではないのでアップ内枠だからといって飛びつかなくて良いかな。

 

❸フロンテアクイーン(メイショウサムソン×サンデーサイレンス) CM ファンタストクラブ
前走のヴィクトリアMは激走後のストレス・疲労を抱えた状態だったのに加えて全ての条件が合わなかった。 短縮での一気の格上げで超高速馬場の東京替わり、そして大外枠。かなり負けているが条件的には全く走れる局面では無いのでほぼ度外視でいいかなと思う。その前の中山牝馬のパフォーマンスはなかなか良いし、それまでもポテンシャルの証明は十分。今回軽い延長で重めの札幌1800に来るのはほぼベスト。枠もいいしこれはベタに評価していいと思う。

 

❹ダノングレース(ディープインパクト×Oratorio) SM ノーザンF天栄
体力パワー系のまとまりディープ。人気で自ら勝ち切れるタイプでは無いので凡走後の人気落ちのタイミングとかが良いのかなと。中山や福島で本質っぽいパワーよりの走りを見せているのに、東京でも1着があるのが好感。間隔を空けた臨戦も良さそうだがドンピシャ!という感じは無いので押さえで紐くらいかな。

 

❺メイショウショウブ(ダイワメジャー×キングカメハメハ) SM 三嶋牧場
阪神JFで普通に弾かれてからの休み明けのチューリップが基本的には本質の場面かなと思っていた。そこで凡走した後のNZTで走ってくるのはSっぽい。走りも結構Sっぽかった。オークスは完全に逆質なので凡走で問題ない。S系らしくリズム良く運びたいタイプだと思うので内枠から軽斤を活かした前目での競馬になれば結構悪くない。

 

❻スカーレットカラー(ヴィクトワールピサ×ウォーエンブレム) CS 大山ヒルズ
元々は小柄なC系だったが休み明けの2走前からちょっと馬が変わっている気配がある。2走前が高速京都のスローからの上がり勝負を7人気1着の圧勝。この時点でC系としては違和感がある。前走は延長で控える逆位置取りになったが馬群を突いて5人気3着。馬体を増やしながらというのも込みで考えると充実期っぽい。馬体を増やしながらの充実期ということで最近のリスグラ的な雰囲気も感じる。短縮で内枠というのは本質側の条件だが流石にそろそろ反動が怖い。G3なのでレースレベルこそ低いがここで来たら個体としてはかなりの評価になると思う。こういう充実期っぽい違和感のある馬は安易には切らない方がいいと思う。馬体重の大幅増減には注意。

 

❼シャンティローザ(ダノンシャンティ×El Prado) CS 在厩
これ結構強いですね。前走は休み明け馬体増+大外枠+出遅れを考えると悪くない内容。2走前は激走後+上がりの速い東京+出遅れでこれも馬群を突いた良い内容。キツい所でも踏ん張れるC系でそこが評価出来る。今回は叩き2走目で中枠という事でほぼ完璧な臨戦。初重賞の鮮度もある。乗り替わりが不安だが外を回さず馬群を突いてくれたらかなり面白いと思う。馬単体としてはこれはスムーズに本命でいいと思います。ただ前が普通に有利なので出遅れたらアウトで、その部分のリスクは確実にある。

 

❽フィニフティ(ディープインパクト×クロフネ) CM
ステファノスの下で多少精神力があるタイプのディープ産駒。前走は+16キロで完全に叩きだったのでほぼ度外視でOK。前走を叩いて短縮で格上げというのは単純に来れる要素としてあると思う。前走もう少し踏ん張っていてくれた方が買いやすかったがディープの初古馬重賞の鮮度もあるし怖いですね。人気がなければ押さえておいても良いかもしれない。この馬自身は走れるタイミングなのであとはポテンシャル的にどこまで食い込めるかというイメージ。ただ上位も破綻しなさそうなので頑張って5着というのがしっくり来る。

 

❾リンディーホップ(ハーツクライ×Sri Pekan) SL 在厩
ハーツクライらしいタイプなのかな。リズムは良いが揉まれずに伸び伸びという競馬が本質っぽい。実際崩れた4走前も不利があったのかもしれないが馬群での弱さは見せている。今回は頭数が増えて格上げで中枠。揉まれずにスムーズにという競馬にはならなさそうなのでここは評価を下げていいかな。

 

ウインファビラス(ステイゴールド×アドマイヤコジーン) C 在厩
Cっぽいがこれはリズムが悪い。レース質自体も合うとは思うがそれこそこのリズムからだと良くて5〜6着というイメージ。5走前のゴール前の併せての強さは良いが今回は切りで。

 

エイシンティンクル(ディープインパクト×Storm Cat) L グリーンウッド
前走の逃げがかなり苦→楽だったと思う。ポテンシャルも全然感じないし、単純に今回はダウンを逃げた後の格上げで楽→苦の臨戦になるので普通に要らないかな。

 

⓬ウラヌスチャーム(ルーラーシップ×フジキセキ) LC ノーザンF天栄
かなり良い馬ではあるのだがちょっとまとまっている?感じもしている。Sはあまり感じないので近走の短縮、短縮という臨戦はプラスではなく、ちょっとボヤけてしまうかなという印象。本質的には先行して体力と精神力を活かしてしぶとくというタイプだと思うので臨戦としては同距離or延長の内枠がベスト。休み明けとか外枠とかちょっと不安な部分もあるがこれはポテンシャル的に押さえておいた方がいいかな。ただ外から差してきて勝ち切るイメージは湧かない。前目で厳しい競馬の方がいいと思う。

 

⓭ミッキーチャーム(ディープインパクト×Dansili) M 吉澤S–WEST
昨年の夏に函館・札幌で逃げて全て圧勝で3連勝があるが秋華賞以降の4つを見るとSが強い!っていう感じは全くしない。かなりまとまっているタイプで、どちらかと言えば量系なのかなという印象。強さはあまり感じない。今回は凡走後のダウンで一応本質的には走れる場面。逃げられればそこそこ良いのだろうが他のメンバーで逃げたいタイプも何頭かいるので、逃げというのはそんなに期待出来ない。単の期待値は低いとは思いますが別に消す要素もそんなに無いのでどっちでも良いっていう感じです。

 

⓮カリビアンゴールド(ステイゴールド×Cape Cross) SL(C) 在厩
紫苑Sでのディアドラとの鼻差がやっぱり強い。前走はどスローからの瞬発力戦で、時計が掛かる函館とは言え瞬発力でディープに負けてしまった感じ。延長で控えた逆位置取りも考慮すると本質ではない中での競馬で、ある程度評価出来る。2走前は完全に高速適性負け。3走前は悪くない展開だったがゴール前でデムーロが全く追っていない。そう考えるとここ3走100%の競馬は出来ていないので今回の格上げで穴という意味では面白い。位置取り的にどう乗ってもあまりプラスには働かなさそうでその点で評価しづらい。苦手な所で耐えるという意味ではシャンティローザの方がポテンシャルを感じる。サトノとの同路線ストレスもキツイし流石に消しでいいかな。