最強競馬ブログランキングへ

2020 スプリングS;回顧

2020.3.22 スプリングS
中山芝1800 10頭
37.5–1.03.2–1.49.8 (34.3) スローペース

 

1着;ガロアクリーク SL
結構良い勝ち方でしたね。ヴェルトライゼンテに詰め寄られるも最後はもうひとつ突き放すという内容。結構Sっぽさもあった。これは短縮だったとはいえ手を出しづらかったです。まだどういう馬か掴みきれていない感じもしている。馬体を絞って激走の形になったので次は厳しいと思うがもう少し見てみたい。

 

2着;ヴェルトライゼンテ SM(C)
ラストは上がりの部分で軽さの差が出た感じかな。この条件で圧勝するようなLっぽいタイプではないのでまあこんな感じでしょうという印象。Cにも寄り過ぎていないので休み明けの少頭数でもまとめられた。精神力は確かにあるのだがあくまでまとまり系のイメージで見ておきたい。混戦で人気落ちで差しに回ったりしてプレッシャーから外れた時に面白いタイプ。

 

3着;サクセッション SM
これもヴェルトライゼンテと同じように上がりの軽さで負けている。それでも普通にまとまっているタイプだしほぼ能力通りの3着という見方で良いでしょう。オーソリティ同様に現状ではクラシックでどうこうというラインの強さではない。前哨戦で3着にスッと入っているタイプで、本番に向けての布石にもなっていない。

 

4着;ファルコニア M
後方からの捲りの競馬だったが捲りづらい展開の中で体力でグワッと捲った感じではない。ラップが緩んでいてスッと動けるタイミングで素軽く動いただけで、それを今回の負けの理由にはしない方がいいかな。中山の坂コースとはいえラストは瞬発力を要求されていて、ディープ産駒としては相対的に他馬よりも得意な側だったはず。弱いと思うな。

 

5着;アオイクレアトール LM
かなりのスローで道中もほぼプレッシャーなしの逃げ。中山が合うSっぽい逃げ馬ではないしまあこんなものかなという感じ。楽を感じながらLで走れる場面で。人気がなくても格上げの場面ではとりあえずキツそう。

 

6着;シルバーエース C(S)
直線入り口でグッとスピードが上がった時にしっかり遅れている。現状はスローで瞬発力を要求されてしまうとひとたまりもないという感じ。面白い馬だとは思うが好走のレンジがとにかく狭い。

 

7着;ココロノトウダイ SL
鞍上の仕掛けが遅れているのは気になるがそれでも弱い。面白そうな馬だったけれど苦をどうにか出来るようなタイプではなさそう。

 

8着;ラグビーボーイ CL
鞍上がそもそも全然やる気がない感じでしたね。面白い馬だと思っているのでもうちょっと見たい。

 

 

本命だったシルバーエースが来ないのはまあ良くて、ガロアクリークの見極めですね。余裕で切っていました。

こういう馬を拾えるように!とは思いませんがこの馬がどういう馬なのかは今後しっかり追いかけて自分の中で納得させていきたいです。