最強競馬ブログランキングへ

2020 高松宮記念;予想

2020.3.29 高松宮記念
中京芝1200 18頭
今回道悪の中京1200という事でスプリントではあるがスピードよりタフさを要求される。それに関連して活性化の要求度は多少落ちるかなと見ている。要するにタフさがあって今回の条件で強さを発揮できるタイプなら、臨戦に良い流れのようなものが無くてもここを単発で走ってこれるというイメージ。

 

【個別分析】
ステルヴィオ L(S)
改めて見ると前走は思ったより悪くないかな。馬群でごちゃっとした状態でも前向きさを保って伸びてきている。休み明けで個体として動けるタイミング故の躍動感もあったと思う。前走で苦を味わってからの外枠伸び伸びなら結構面白かったと思うが今回は最内。道悪で相当バラけて内が綺麗に空いて目の前にセパレートコースが用意されるくらいにならないと厳しい。単純に重くなるのも厳しいし。

 

❷アウィルアウェイ LC
ここ3走のまとめ方はちょっとした精神的な充実っぽい。ただLっぽいジャスタウェイ産駒で休み明けのリフレッシュ時がベストなので前走は一応タイミング。前走の飛んでくる感じ的に思ったより強くて徐々に成長して来ている。こういう徐々に力をつけて成長して来たタイプは常に気をつけていきたいが流石に今回は反動のタイミングかな。スタートがあまり良くなくて毎回後方からになっているので先行活性には注意。今後期待。

 

❸ダイアトニック SM(C)
前走かなり活力がある感じで自分から進んで前に行っており良い活性になっている。降着はあったものの最後上がりのディープにやられただけでほぼ勝ちに等しい強い内容だったと思う。元々ポテンシャルも見せていて、唯一凡走しているマイルCSは激走後で仕方ないタイミング。
能力のある馬がかなり良い活性を入れて良いリズムも持って、そして苦を乗り越えるための要素である鮮度(距離)も持って、かなり個体として良い状態で今回を迎えている。さらにまとまっているタイプに対する人気落ちのショックと短縮での位置取りショックによって差しに回ればレースのプレッシャーからかなり解放される。個体として良いタイミングである事に加えて、レースの全体像の中でも苦→楽っぽいイメージでメンバー中ほぼ唯一今回のこのレースに対して軽さ(楽)を感じるのかもしれないと考えている。これはスコンと跳ねる可能性を大きく感じる。現在活躍しているロードカナロア産駒の中でもサートゥルとかアーモンドアイとかステルヴィオとは違ってちょっと異端気味でSとかCを感じる馬。ダノンスマッシュと似たタイプ。

 

ティーハーフ LS
去年の高松宮の内容が良い。近走全然ダメだが前走はこの馬なりに活力のある走りはしていた。厳しめだとは思うが道悪になるので展開破綻で外差しに期待してっていうのは無しではない。

 

❺ラブカンプー S
前にも行けていないしこれは厳しい。

 

❻ダノンスマッシュ M(SC)
スプリント路線で本当によく頑張っている。もう鮮度も無いし大きなショックも無くずっと同じような位置取りから毎回まとめている。昨秋のスプリンターズSはタワーオブロンドンの速さにやられただけ。この路線で1番頑張っている良い馬を挙げろとなるとこの馬だと思うが、前哨戦を綺麗に勝ってきているのがやっぱり良くない。自身でのパフォーマンスとしてあれ以上の跳ねはこの馬には無くて、そうなると多少パフォーマンスを落とすベクトルで本番に向かってくる。人気落ちと位置取りでプレッシャーから外れたりするとスコンと跳ねる可能性もあるが、やっぱりスプリント界で主役になってしまっているこの馬は展開の恩恵のようなものは受けにくいと思う。大きなプレッシャーの中で人気馬を倒す役目を負いつつ、一発を狙ってくる人気薄の馬達を押さえて自力で1着まで取れるかどうか。どうしても休み明けダウンの前走が100%のパフォーマンスになるので本番のここでは評価しづらい。本命で!というのはキツいが元々のポテンシャルとか重い質への対応力とか「1番人気でなくなる」という部分は大きくあるので人気馬の中からなら拾っても良い馬ではある。

 

❼グルーヴィット L(SC)
ファルコンSの頃から良い馬だと思っていたが近走の走りを見るとちょっと前向きさが弱いかなと感じる。ダートに変わった所も走れて良いタイミングだし、そこからの芝戻りももう少し変わり身があっても良かったタイミング。個体としては不振とか均衡っぽいイメージなので買い辛い。ただこういう馬でも距離をガラッと変えてみたり、道悪だったりすると急に変化があってもおかしくはない。

 

❽グランアレグリア LM(量)
これまでのパフォーマンス的に自身の精神的なLの許容範囲の中でかなり量的な強さを発揮出来るというタイプ。前走の勝ち方も休み明けで鮮度も抜群で、内枠だったが全く揉まれずに「L〜!!」という感じ。この馬は圧勝するときも別にSっぽくない。朝日杯は初めての苦の経験でマーズに寄せられてやる気をなくした感じでしょうもない負け方だったが、それでも個体能力がかなり高いので3着にまとめられたし、NHKマイルでちょっと踏ん張った姿も納得できる。ただ踏ん張ってはいるが負けているという事実は大きい。能力はあるけれどあそこで2〜3着に来られなかったのは闘争心とかしぶとさのような何かが足りないという事。
間隔を空けてぶっつけという今回の臨戦自体は悪くない。初の古馬G1と初の1200という鮮度もある。表面上の臨戦は完璧に見えるが、そもそも休み明けでいきなり初の1200に短縮で向かってくるのは道中の流れのキツさ的に精神面にゆとりのあるレースにはならない。この馬はLなので精神的なゆとりの中という前提の上で強さを出していくタイプなのでそもそもちょっと厳しくなると思う。鮮度を無視すればどちらかというと短縮失敗後の同距離でゆとりを感じながらというLっぽいタイプの馬。今回はよほどスローにならない限りレース中に苦を感じるはずで、そこを乗り越えるための要素になるのが鮮度。ただ今回に関してはスプリントの頂点のG1で中京で馬場が重くてとその鮮度では乗り越えられないほどの苦が襲ってくると思う。これが昨秋のスプリンターズSのようなスピード優勢のレースなら多少の苦くらいは鮮度で突破というイメージも湧くが今回については厳しいと見た方が良いかなと思う。

 

❾タワーオブロンドン LM(S)
スプリンターズSは終始スピード優勢のレースで、踏ん張る底力とかしぶとさとか馬群の中で耐えてどうこうという質は要求されていない。揉まれない位置で尚且つロスが最も少なく、ついでにダノンに蓋もしてと完璧な乗り方だったのもあって、自身のL(スピード)の範疇の中でのベストパフォーマンスという見方。最後のグワッと追い込んでいく感じがSではなく、あくまで自分のLの範囲内での走りというイメージ(多少Sの追い風もあったが)。
スプリンターズSであそこまで強さを見せた馬が前走休み明けで出てきて、本気で仕上げていないというのはあるだろうがあそこまで弱っちい走りをしてしまうのはやはり馬群で包まれて自分のLとかスピードだけで乗り切る事が出来なかったのが原因だと思う。本質はLで休み明けダウンの臨戦はベスト。外枠でもう少し馬場が軽ければもっと高いパフォーマンスで能力100%のダノンと競るくらいにはなっていたと思う。
馬群で苦を味わったという見方は出来るかもしれないが、自分より弱い相手に対しては本来あまり苦という感じでは残らないと思う。自分の「得意ではない所」で勝手に弱っちい走りをしてしまって単純に凡走したという見方で良いと思う。今回は格上げになるがこの馬は多分格上げでの苦とかは関係なくて、自身のスピードという名のLの範疇の中に入るかどうかだけが焦点だと思う。本質的に中京1200の高松宮記念はタフさを要求され、今回はそれに加えて馬場も悪くなっている。おまけに鞍上も弱化。馬群に突っ込んで良いタイプでは無いのでL的な乗り方をしてくれるこの騎手は合っていない事もないが、ルメールを下手にしたタイプなので弱化は弱化。ここは全ての条件込みで評価は下げる局面だと思う。

 

➓アイラブテーラー SM量 SC量
全レース見たがかなり良い馬。新馬戦で10番人気だったのが考えられないくらいに競馬のセンスもあるし、能力もあるし、精神力も前向きさもあって量っぽさもある。京阪杯では後方からの厳しい位置取りになってしまったが実力のあるライトオンキューに迫っていく0.3差の2着でここで重賞クラスでのポテンシャルもしっかり見せている。まだ若くて無駄なレースも使っておらず臨戦としてはほぼ完璧。前走が要らないという意見もあるかもしれないが個人的にはがっつりの休み明けでここに来るには間隔が空き過ぎるし、調教のようなイメージで軽く流したら1番人気1着というような綺麗な勝ち方だったのでストレスと疲労も最小限に抑えられているので悪くないかなと思う。
今回は初のG1で道悪でタフさを要求される事になり、どちらかと言えば今まで量っぽい優等生の競馬をしてきたこの馬はここで本質を試される。多少の苦は味わう事になると思うがそこはそれこそ鮮度というカードで乗り越えられる可能性を持っている。表面的には人気落ちで差しに回ればダイアトニックとかクリノガウディーと同じイメージでスコンと跳ねられるという臨戦。ただこの馬の良さでもあり不安でもあるのが現状優等生っぽい綺麗な感じで来ている事。泥臭い経験があまり無く、重さのあるタイプが解放感を感じて人気落ちにズコンと反応するというよりは、ディープ産駒がずっと人気のままクラシックの初戦を勝っていくようなイメージの馬。武豊が乗っている事も相まってディープ産駒的な軽いイメージで今回走るとなるとちょっと不安はあるかなという感じ。馬の事は完全に評価しているけれど厳しい経験とか「負ける経験」っていうのが欲しかったかなというのが正直な所。もしがっっつり強ければここも難なく突破してくる。

 

⓫クリノガウディー SM
まずずっとこの馬の事を強いと思っていて、中京記念の2着、富士Sの0.3差、マイルCSの0.6差とその数字以上のポテ証明が十分ある。前走は短縮のペースアップを強気に先行する形でその姿に活力もあり、人気にもなっていてかなり積極的に自ら勝ちに行く競馬だった。厳しい競馬だった分最後は垂れてしまったがよくまとめたと見れる内容だし、逆に良いガス抜きになったと思う。
リズムを崩さない程度の前走の凡走でストレスと疲労をしっかり抜き、綺麗に交互の◯のタイミングで今回を迎えている。前走の人気になりつつの強い先行というのが良い布石になっており、今回人気落ちで短縮で差しに回ると二重の開放になりズコンと反発出来るタイミング。スピードに不安のある初のスプリントだが道悪でスピードよりタフさを要求されるという今回の条件もドンピシャでここはベタだと思うが評価したい。

 

⓬セイウンコウセイ SM(C)
重さとかタフさに適性があって精神力もあるので本質的にはモズスーパーフレアとかタワーオブロンドンと逆側のタイプの馬。昨年の高松宮記念、道悪だったCBC賞、そして前走のパフォーマンスを見る限りまだまだやれる状態にはある。ただ前走が休み明けで馬体をしっかり増やして万全の状態で一応ほぼベストのパフォーマンスだった。毎年シルクロードから本番という臨戦を踏んで結果を出しているのだが歳を重ねている事を考えると休み明けの方が良いという方向に寄ってきていると思う。そう考えると激走後のここは高い評価はしづらい。今回はモズがいるので逃げるのは難しいと思うがもし逃げられればかなり期待値は高い。あとは道悪のタフさを他馬が苦にするようだと前に行っている馬の中では苦に感じないタイプなのであれよあれよと残ってしまうという可能性はある。これは前走がタイミングという前提ではあるが逃げの可能性も一応込みで押さえても良いかもしれない。

 

⓭ダイメイプリンセス SL
道悪の外枠で狙いたくなるけれどここ2走が流石に活力を感じない。人気がなくても手を出しづらい。

 

⓮モズアスコット LS
芝のマイル主要路線→根岸・フェブラリーの2つが競馬のレベル的には苦→楽のようなイメージでL的にこなせるラインだと思う。フェブラリーのレベルが低いという訳ではなく、相対的に見てマイルCSとか安田記念のレベルから見るとこの馬の格とかLでなんとか出来るというイメージ。ダート2つの内容自体はかなり良いのでダート戦線でのこの馬への評価は揺るがないが、今回はどちらかと言うと格上げ質で楽→苦の臨戦になる。ダートの中でもある程度スピードでこなせる東京ダート1600から中京芝1200というギャップにかなりのSとかタフさを要求される。この馬のダート2つの走りを見る限り多少のSっぽさはあるが連チャンで持ってきたというほどのSの強さは感じない。
Mの法則的にというか自分自身の個別分析的にはこの馬はL寄りで、2連勝もSの強さをあまり感じないのでS的なギャップのある今回の芝替わり短縮臨戦では評価を下げるというのがとりあえず結論。ただ可能性として短縮で後方に下げて完全にプレッシャーの外から追い込んで来たらこのリズムなら飛んで来そうかなというのはある。馬場が渋って展開破綻が起こりそうな雰囲気もあるし。そういう可能性までは否定し切れないし唯一の連勝という異端のリズムも持っているし、「消し切れないから押さえる」というのもアリだと思う。

 

⓯ナックビーナス SM
がっつり人気がなくて、この馬場でも能力は出せるタイプで、モズやセイウンとの兼ね合いで厳しいとは思うが逃げの位置取りの可能性、展開破綻があれば残っても、、等。能力の不安と前走がタイミングというマイナス要素はあるけれどそれ以外にプラス要素がちょこちょこあるのでオッズ的に手を出しても良いとは思うがどうかな。個人的には切り方向だが。

 

⓰モズスーパーフレア LS
昨年春のオーシャンSまでのパフォーマンス、本番の大敗のあたりはスピードだけで押し切りたいタイプの軽い側の逃げ馬で、それを支える精神的な強さとか重さのようなものが無かった。その後の北九州記念に出てきた時にかなり馬体を増やしており、ここである程度重さを持った逃げ馬に変わった印象。スプリンターズSはタワーオブロンドンが好走しているようにスピードだけで押し切れるレースだったが、北九州とか京阪杯とかシルクロードは馬場が重めで外差しになるようなレースで、本来苦手とする所だったはずなのにこの馬なりに耐えている。ただ逃げのオプションも使って重→軽という臨戦だったスプリンターズで軽さのタワーにやられてしまっておりこの軽さフィールドでの上下関係の構図は崩しづらい。じゃあ逆に重さフィールドではどうかとなると頑張っても前走のパフォーマンスが限界。苦手寄りの重い質だとG3で3着〜掲示板にまとめられるというくらい。
今回は昨年大崩れした高松宮記念というタフさを要求される舞台だが、自身の成長があるので昨年のような大凡走という感じにはならず、この馬なりにある程度はまとめてくると思う。ただ馬券的には厳しいという評価。やはり本質的には昨年のセントウルSのような開幕週とかの軽い場面で買いたい馬。

 

⓱シヴァージ S
淀短距離Sは道中で不利があり鞍上はほぼやめていたのだが直線で馬の前向きさを抑えきれないという感じでかなりグイグイ感のある走りをしていた。前走は淀短の時ほど激しい感じは無かったがそれでも後方からしっかり差し切っている。グイグイ感が無かったのが逆に圧勝という感じで見た目以上に強い内容かなとは思う。ただ今回に向けては前走でもかなりのグイグイ感を見せて連チャンっぽいイメージで来た方が期待は出来たかなと思う。道悪で差してくるパワーもあるし、直線が伸びてタフになる中京1200は合いそうなタイプ。
ただ前走の反動よりも気になるのは、連チャンでもなく、活性もないノーショックでの単純な格上げで差してこれるのかという部分。前走道悪のオープンで「普通に」勝ち切った馬が今回格上げで馬券内に入るには自身でパフォーマンスをグッと上げる必要があって、今回そういう意味ではプラスになる要素はあまり無い。道悪での展開破綻で外差しが決まればという期待だけ。個体としては買い要素があまり無く、前走勝ったストレスとかを乗り越えて差してくるのに賭けるにはちょっと可能性が薄いかなと思う。

 

⓲ノームコア L(SC)
高速のVMとか休み明けの富士Sで速い上がりで勝っているので軽いスピードタイプだと思ってしまいそうだが個人的には精神力もある持続質寄りの馬かなと見ている。香港マイルエリ女も前哨戦を勝った後で厳しい局面だったがどちらも馬群でしっかり耐えているのが好感。VMの内容も良いしポテ証明はある。
いつも前哨戦で100%のパフォーマンスを出している馬なので今回は走れるタイミング。問題は初のスプリントで、陣営が今回の臨戦に対して斤量の問題くらいしか言っておらず特に前向きさは感じられない。これが中京1200だとしても良馬場でグランとかタワーに基礎スピードだけでやられるようなレースだと流石にノーチャンスだったと思う。この馬をスピードタイプだと思っていたとしてもそれは同じで、流石にマイルのスピードとスプリントのスピードは違うので対応だけして終わりというパターンになると思う。ただ今回は道悪になっているので道中で求められる基礎スピードの部分は若干弱くなると考えている。そうなるとこの馬にも一応チャンスはあって、あまり無理せずに追走さえ出来れば直線に向いた段階でこの馬の持続質を長いタフな直線で出せる可能性はある。揉まれづらい外枠なのもかなり良い。休み明けでいきなりの短距離という事でL系としても流れが厳しいというのは分かっているがオッズ的に無視されているしMの法則的にもほぼ見られていないと思うのでこれはちょっと個人的に評価してみたい。


【予想】
◎⓫クリノガウディー
◯❸ダイアトニック
△❻ダノンスマッシュ
△➓アイラブテーラー
×⓬セイウンコウセイ

(別枠)
☆ノームコア

 

◎クリノガウディーと◯ダイアトニックはほぼ同じで、どちらも人気落ち+短縮+差しの位置取りで、重さのあるタイプなので今回のタフな条件で「ズコン」と跳ねるかなというイメージです。「スコン」ではなく「ズコン」というのが個人的なポイント。
3番手のダノンスマッシュは切れない人気馬という事ではなく、実力とまとめて来れそうかなというイメージで押さえの意味合いを強めるためにあえて▲ではなく△で。結局1番人気になりそうなのがすごい嫌です。
△のアイラブテーラーはかなり良い馬で本命にしても良いくらいの魅力は感じていますがやっぱり土がついた経験が薄いというのがここまで評価を下げた理由です。スプリントG1の高松宮記念はそんなに簡単に突破出来るものじゃないぞという、今回量を削がれて本質の部分で壁に当たるのかなというイメージで見ています。
×のセイウンコウセイについては前の3頭(モズ、セイウン、ナック)の中で力強く残れるとしたらこれかなというイメージで拾った感じです。グランに来られてもタフな土俵なら簡単には投げないと思います。
あとは別枠で☆ノームコア。これは個人的な知的好奇心から来る遊び枠みたいなものなのであまり気にせず。

 

人気馬についてですがタワーは今回の条件がトップスピードに乗った勢いだけでこなせるレース質にはならない‘だろうという事で結構あっさり切っています。もっとタフさ、しぶとさ、Sっぽさというのが無いと厳しいかなと。
グランはちょっと迷いました。馬券的には人気薄から入るのであれば一応一旦押さえるというのもありかもしれません。フェブラリーSの時のモズアスコットとかチャンピオンズCの時のクリソベリルとかこの間のトリオンフみたいな「強いかもしれない馬」というのは積極的に押さえておくようにしているのですが、今回のグランに関してはちゃんと負ける姿を見せているのである程度の枠はもう示しているのかなと見ています。「強いかもしれない馬」だとしたらNHKマイルでもう少しだけ前に出ていて欲しかったかなという感じです。これはかなり微妙な所ですが。その面で疑いがあるので今回の速くて重いという条件では鮮度があってもちょっと苦しむかなという見方です。

 

馬券はクリノガウディーとダイアトニックの2頭からの馬連フォーメーション、単勝ならダイアトニック、複勝ならクリノガウディーという感じです。

 


長くなりましたが読んで頂きありがとうございました。