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2025 NHKマイルC 予想

今年の出走馬の前走距離

1200:0頭

1400:4頭

1600:11頭

1800:1頭

2000:2頭

 

ちなみに昨年(ジャンタル)は0,3,12,1,2。

2年前(シャンパンカラー)は0,2,13,1,1

3年前(ダノスコ)は0,4,11,1,2。

4年前(シュネル)は0,4,11,2,1。

5年前(ラウダシオン)は1,3,10,3,1

 

先行勢が手薄というのは確かにそうなんだけど、1400以下からの臨戦が少ないという事は近年比ではそうでも無い。

 

 

()内の数字は前走の4角位置。

 

2024ジャンタルマンタルは皐月賞(2)からの短縮前受け(3)で1着、アスコリ桜花賞(8)から今回(3)で2着、ロジリオンがファルコン(7)から今回(6)で3着。

 

道悪だった2023は飛ばして、

 

2022は勝ち馬ダノンスコーピオンはアーリントン(10)から今回(6)。2着マテンロウオリオンはNZT(7)から今回(16)、3着カワキタレブリーはアーリントン(3)から今回(14)。

この年は2,3着馬が追い込みに回る位置取りショックだったが勝ち馬は位置を上げている。逆にマテンロウが位置を下げなかったら勝てていたのでは?とも思う。

 

2021年はシュネルが弥生賞(2)からの短縮差し(9)、ソングランが桜花賞(14)から今回(7)で2着、グレナディアガーズがファルコン(2)から今回(2)の継続先行。

 

2020はラウダシオンがファルコン(4)から延長+前(2)で1着。レシステンシアが桜花賞(2)から今回(1)、ギルデッドミラーがアーリントン(4)から今回(5)。

差し勢無用の内前残り、淡白過ぎてカスりもしなかったので逆によく覚えている。

 

ざっくりまとまると短縮差しで好走したのはシュネルマイスターのみ。

前傾ラップ、格上げ混戦、差し、ショッカーみたいなレース質ではなく、広い東京らしい淡白さがあって前に行ってもさほど厳しくないというイメージ。

昨年本命だった短縮差しショックのノーブルロジャーがハマるような厳しいレース質には近5年はなっていない。

 

 

 

モンドデラモーレ

テンこそ速くないものの基本的には前向きさが強い一本調子な持続押し切りタイプ。ディープ系×クロフネ芦毛で同じく前向きさが強かったベストアクターを思い出す。

折り合い不安がある中で前走短縮で好走。外枠でスムーズに好走後の内枠替わり+延長で怪しさもあるが、前走のレース内容的に地力はかなり高い。

無理に控えようとするとどこにもいないだろうが、タイプ的にもレース質的にも馬のリズムに従順にある程度行きたいように行かせれば延長先行で押し切ったラウダシオンのイメージで。

 

 

アドマイヤズーム

朝日杯は序中盤が緩いラスト2ハロン戦。一転して前走のNZTは序盤から速い持続質戦。G1好走後の休み明けで、レース質の変化にも対応しながらの1人気2着は文句のない臨戦過程。

10月新馬→11月未勝利→12月朝日杯と使いながらパフォーマンスを上げた実績もあるし、ノーショックではあるが引き続き先行すれば崩れ辛い。折り合いに不安なし、仕掛けた時の反応も良し、トップスピードも良し、万能に見えて逆に勝ち切るためにはそれはそれでハマらないといけないタイプに思える。

 

 

イミグラントソング

スロー瞬発力戦になった2走前の東京マイルでは差し損ね、中山替わりで持続質勝負になった前走のNZTでは1着。明確なパワー持続タイプ。

G1であっても緩さが出やすい東京替わりは決して万全とは言えない。全く緩みのない持続質戦になってラスト1ハロンが掛かるような形になれば間に合う。展開次第。

 

 

ランスオブカオス

摩擦への耐性、強い相手に怯まない精神力、馬群を割れる瞬発力、C系的な資質は持っているが突き抜けた基礎能力は感じない。大きく崩れる事もないだろうが、少なくとも単の魅力はない。

 

 

マジックサンズ

道悪の札幌2歳S勝ちで見せた力強い踏み込み。前走の休み明け皐月賞6着の最後の脚も軽い持続質ではなく重い末脚の方に寄っているかなという印象。

前走皐月賞で4角13番手、そこに1600以下未経験と重なると流石にここで間に合わせられるイメージは薄かった。

短縮で位置を上げる逆ショッカーを使えるならそれを使っても良いと思えるくらいには軽いレースだと思っているので余計。

タスティエーラではなく、道悪の皐月・宝塚でハイパフォーマンスを出したソールオリエンス側のイメージ。

 

 

マピュース

毎回自分の分はしっかり走る持続質先行馬なので人気落ちのタイミングでの期待値が高いタイプだとは思う。

クイーンC8人気2着、桜花賞9人気4着からの今回5番人気なら、仮に走られたとしても買わなくて良いかなという判断。

 

 

アルテヴェローチェ

トップスピードがしっかりキャップされているイメージで、脚が遅いが持続質はある。変に軽さがあるアドマイヤズームよりこちらの方が従来のモーリス産駒らしい印象。

この馬自体の近走の挙動は良いのでレース質が噛み合いさえすれば馬券圏内はあっても良い。道中が厳しくてラスト1ハロンが掛かる展開になればイミグラントソングと一緒に好走して来るイメージ。

再加速が難しいタイプなので揉まれ辛い外枠◯。

 

 

サトノカルナバル

函館スプリントを見た時に「スプリンターじゃないよね」という感想は持った。その1点でここで買ってみる手もあったがなんとなくやめた。虚空をつかむような、地に足がついていないような、そんな感覚。

他に買いたいと思う馬が全くいないなら逆にコレになる。

 

 

 

【評価】

◎モンドデラモーレ

◯アドマイヤマーズ

イミグラントソング

 

かなり安定して2〜3着に来そうなアドマイヤマーズ。

展開と乗り方次第では頭まであるイミグラントソング。

自身のリズムを崩さず伸び伸び走る事さえ出来れば最も面白みを感じるモンドデラモーレ。

単ならモンドとイミグラント、複ならアドマイヤ。

ここ3頭の3連単BOXは高目用で持っておこうかな。