最強競馬ブログランキングへ

2023 天皇賞・春 予想 

【個別分析】

この馬のベストパフォーマンスは22宝塚記念で本質的には中距離馬という見解は変わらず。

阪神での菊花賞と昨年の春天は馬の造りの違いによる圧勝で、有馬を2回落としているようにがっつりG1級の体力やタフさを問われるのは苦しいと見る。

京都に変わって2週目。馬場状態が良いので基礎スピードを求められるのは良いが、3角からのロンスパになる事でラストが若干甘くなるイメージ。

昨年よりもメンバーが濃いし、造りの違いではなくまともに地力を問われるレースになるのでがっつり本命で、という評価は怖い。

 

 

 

体力に振り切れているタイプではなく一定のスピード、軽さも持っているのでオーソリティのようにアル共に出てきたら格の違いを見せつけられるイメージ。

がっつり勝ち切れる能力レベル、タイプではないが軽く差しに回って体力を温存出来ればちょい差し馬券内はあって良い。

 

 

 

タイトルホルダーと同タイプのスピード型と見ており、そのタイトルをがっつり食うにはまとまり感も相まって単純にワンパンチ足りないイメージ。

前走出遅れで凡走した後なので前に行って開放感を、というタイミングだがここで前に行くとタフなG1の激戦に自ら身を投じる事になるのが苦しい。

 

 

 

タイトルとアスクが前で残るようなスピード優勢のレースになってしまうと出番がなさそうだが、軽い前哨戦を取りこぼしてからの格上げタフ条件ならかなりフィットする。

長距離戦線を連続で好走しているが、前走の1人気2着で1つ凡走のクッションを挟んだイメージ。今回に向けてのお釣りは残していると見れる。

 

 

 

単純に弱くないか。覚醒されていたらお手上げだが。

 

 

 

スローペースや少頭数等、レース質が軽い事によって強くない馬でも比較的躍動感を持って動きやすいのが前哨戦の基本的なレース質。

昨年の阪神大賞典でもまさにそういう軽い前哨戦向きのアイアンバローズにあわや勝たれてしまうかという所を見せている。

今年は衰えによって、自ら動いて地力で他馬を押さえ込むというのは昨年以上に難しくなっており、前走の阪神大賞典5着はまさにという内容。

この馬の最大の強みは他馬ががっつり苦しむような厳しいレースにおいて体力のストック量で優位に立てる点。軽い前哨戦よりタフな本番向きで、ペースが上がって消耗戦に寄れば寄るほど相対的に有利になる。

個体の衰えはあるが、スローペースで前哨戦らしいレース質だった前走と比べると、タイトルホルダーの存在によってタフ寄りにレース質が傾くであろう今回は条件自体は好転する。消耗戦でバテ差しが効く展開になった時に、自身の衰えを乗り越えるような最後のひと踏ん張りを見せられるかどうか。

 

 

 

軽い前哨戦向きのダウンホース。前走がタイミング。

 

 

 

異質なカテゴリーチェンジでの参戦。

インをロスなく追走して体力をどうにか温存する事が出来れば精神力を活かす土俵に持っていけるかもしれない。

延長でコントロール出来ずにがっつり前に行ってしまうような個体ではないので乗り方と展開次第では可能性が出て来るが注文条件が多い。ハマった時のためにギリギリ押さえるかどうかという扱い。

 

 

 

カテゴリーチェンジではあるが、新鮮さや新味に期待というよりは単純にメンバー強化が苦しいタイプ。

別路線組からならこっちではなくマテンロウの方が良い。

 

 

 

【評価】

◎ボルドグフーシュ

◯ディープボンド

 

稍重想定です。先週のような高速パワー馬場に一雨降ってさらに力が要る馬場のイメージ。

昨年の春天と宝塚ともに◎ディープボンドで、タイトルホルダーに連敗したわけですが、タイトルホルダーは中距離ベスト、ディープボンドは現役随一の体力保有としつこく評して来た自分としては今回の条件でもまだ勝てないならこの2頭とは縁がなかったと割り切れるかなという所に落ち着きました。

ただし体力・パワー系の同型の中では◎ボルドの方が上という評価はシビアに。

3番手評価がタイトルホルダー、4番手ジャスティンパレスなので3連系で広げても意味がないという事で2頭に絞って買います。

◎◯ワイド本線、上跳ね狙いで馬連を5〜10%。馬場を見てレートは考えます。