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2022  ジャパンC 予想 

【個別分析】

①シムカミル 

先行力はあるがスピードではなく体力で押し切っている印象。位置を取って持続質のレースに持ち込んで上がりのスピードを問われなければ。

 

 

オネスト 

恐らく後方からの差し競馬。2走前の2000mへの対応は重馬場の恩恵がありそうでなんとも言えないが、ある程度はスピード対応も出来そう。能力もそこそこあると思っているので馬群を捌けるかどうか。

 

 

③ヴェルトライゼンデ SM   G2

体力や量寄りのタイプではなく、18〜20向きのパワータイプの馬。前走のオールカマーは外を回し続けての体力切れ。延長にはなるが内枠替わり+レーンへの乗り替わりは悪くない。東京24のJCは適性的にはズレるが前走より設定は良い。インをロスなく回って抜け出す形でどこまでやれるか。

 

 

④トラストケンシン LS OP

これは足りない。ハーツイストワールと似たタイプ。

 

 

⑤グランドグローリー 

個体として昨年より活力が落ちている中で、スピード対応という点で凱旋門賞からの臨戦も良くない。昨年より着順を上げるイメージは薄い。

 

 

⑥ヴェラアズール LS   G2

精神<肉体という構成+S駆動という事でほぼダノンベルーガと同じような馬質イメージ。そこまで強いとは思わないが今年の低調なメンバー構成だとリズムと勢いの優位性が強い。

 

 

⑦テュネス 

日本とは走破時計が10秒も20秒も違うような異質なタフレースを圧勝して来ている馬で、日本でも道悪でそっち方面のレースになればまだ評価の土俵に乗せるが流石に種目が違うとバッサリ切らざるを得ない。ベタに追走スピードの苦と多頭数で逃げられない苦も乗る。

 

 

⑧デアリングタクト LC G2.5

前向きさの低下が見られるが体力と格は未だにしっかりと保有している印象。ピークアウトして馬が終わっている可能性もゼロではないが、破綻質のレースで格でカッコつけるイメージは持てる。

 

 

ユニコーンライオン SL(C) G2

基本的には体力とパワーという構成だが、鳴尾記念楽逃げ後のアップ宝塚での2着があるように精神力の補完もあって単純に能力が高い。長期休養後リズムが悪かったが前走で一変。逃げ切り後というのはそこまで気にしなくて良い馬なので、リズムを取り戻した宝塚2着馬を素直に評価するイメージで良い。

 

 

⑩ハーツイストワール LSM   G2.5

G1で自力で勝ちに出て圧倒するイメージは湧かないが、直線の長い所で末脚を伸ばす自身の形に徹すればしっかりと能力なりに好走して来るというタイプ。紐の域は出ないが他馬の破綻前提なら十分評価出来るタイミング。

 

 

⑪カラテ LS G3

安田記念新潟記念が延長+ダウンの解放感で好走。今回も秋天からの延長+実質ダウンでこの馬にとって多少の開放感が出るので走りやすいタイミング。そういう時のパンチ力はある。

 

 

⑫シャドウディーヴァ LS   G2.5

エプソムCは直線で進路を塞がれて大きく減速する不利あり。連覇が懸かった前走の府中牝馬は目標にせず叩きに使っての今回が本番。イン決着のレースで最後方から追い込んだがしっかり脚は使えている。ベタに叩き2戦目の延長となる今回、能力的には足りていないので頑張って3、というラインだがタイミングは良い。

 

 

⑬テーオーロイヤル LCM   G2.5

体力が豊富で悪い馬ではないが自力での駆動が弱くて明確にタフな消耗戦向き。ここはズレる。

 

 

⑭ダノンベルーガ LS   G1.5

休み明けダウン戦がベストのLS系だがこのメンバー相手なら能力上位。秋天差し損ねからの延長は悪くないしこの馬が基準になる。

 

 

⑮シャフリヤール ML G2.5

前向きさや精神力が欠けている馬だが運動神経だけでなんとかごまかしながらここまでやって来れている。能力、質ともに足りていない。

 

 

⑯リッジマン 

割愛させていただきます。

 

 

⑰ユーバーレーベン LC   G2.5

体力系のタフな馬なので前走のような東京らしい実質スローからの瞬発力戦では分が悪い。フローラ→オークスのように距離が伸びる事で条件は好転するが、オークスは他馬が皆延長を苦にした中で相対的に浮上した面がある。今回は古馬(牡馬)相手なので単純な自力での浮上だけでは足りない。展開の助けがあれば。

 

 

⑱ボッケリーニ MC   G2

自ら動いて自力で勝ち切るための前向きさには欠けるが、無難に好位を取れる脚質や、馬群でもしっかり走れる事等、総合的な能力としてはある程度高い水準にある。上位人気でのG2は自力でしっかり勝ち切る事が求められる。そういうG2大将的な強さからはズレる馬だが、G1で総合力の高さから来るゆとり、懐の深さで勝負した時にこの馬の本当の良さが活きる可能性がある。鮮度云々ではなく、初のG1でそういう新味に期待を持ってみても良い。

 

 

【評価】

ユニコーンライオン

 

低レベルなメンバー構成。楽に前で運んで自分の分だけ走れば残せるという判断。