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2022 アルゼンチン共和国杯 予想 

【個別分析】

テーオーロイヤル M(CL) G2

精神力保有のM系。前走の凡走の内容も悪くないし叩き2戦目の延長でしっかりまとめられるタイミング。圧倒的な能力と格というタイプではないので1人気で勝ち切るには相手が弱い必要がある。単発でSを使って来るような格下の馬に軽くやられてしまう所はイメージ出来る。

 

 

キラーアビリティ ML   G3

基本的にまとまり感が強い馬で、完成度の優位性の有無が着順に直結するタイプ。皐月は出遅れと不利なインコースを通った分の13着。ダービーは単純にその時点での能力レベルとしてプラダリアより下だったという6着。そもそも完成度は高くて2歳時から完成形に近い形は示していたと見ているので、夏を越しての成長には期待し辛い個体。休み明けのフレッシュさを活かしてダービー6着の能力で古馬相手にどこまでやれるかというレース。

 

 

ヒートオンビート ML G3

能力はそこそこあるが明確にSが弱くて自力ではなかなか勝ち切れないM系。凡走後の人気落ちはこの馬のパフォーマンスをフワッと上昇させる要素の1つになる。

 

 

ハーツイストワール LM   OP

これといった武器がない体力L主体のM系。メンバーレベルが低いので大きくは崩れないとは思うが基本的にダウン向きの個体。アップで人気薄で自力で何か出来るというタイプではない。

 

 

ラストドラフト CL G3

弟のヒートと同様Sは弱いがこちらの方が若干Cに寄っている。ここ2走は挙動も悪くないし、この馬なりに良いリズムで充実している印象。延長で素直に位置を取りに行ければ面白い。

 

 

カントル LM OP

非C感の強いLM系で、あまり良い馬ではない。これは違う。

 

 

ボスジラ LS   OP〜G3

体力が豊富でそれを駆動させるSもしっかり持っている。使い詰めにも対応出来る側の体力系だがアップ+頭数増がちょっと苦しい。本質的には自身より弱い相手を体力で飲み込んでいく形がベター。

 

 

ユーキャンスマイル LS G3

かなり淡白な非C系。カテゴリーチェンジの新鮮さとダウンの楽を使って外から気持ちよく追い込んだ後の延長内枠替わりは本質を求められる。前走の挙動に躍動感はあったがそれをここでもというのは危ない。

 

 

ブレークアップ LM   OP

前に行って体力の優位性を使って粘り込みたいタイプで、強いSは持っていない。構造的にはダウン向きの馬なので初重賞はとりあえず疑って見ておく。

 

 

ダンディズム SL   G3

テンのダッシュ力が弱いので常に後方からのレースになってしまうがしっかりと駆動のSを持っている馬。体力が豊富でこのカテゴリーを使われているのではなく、テンのスピードの問題で2000以下を使い辛いというだけだと思う。広いコースの道悪の2000mあたりだと強そう。今回も後方からになると思うので評価し辛いが、今回のメンバーの中でパンチの効き具合は上位。わざわざ消す必要はない。

 

 

 

【評価】

◎テーオーロイヤル

◯ヒートオンビート

▲ラストドラフト

△ダンディズム

 

ラストドラフトとヒートオンビートの兄弟、どちらも買って良いタイミングだと思うが両頭とも馬柱の1着が遠過ぎてどことなく気持ち悪いので本命評価は避けました。

相手が弱ければ勝てるテーオーロイヤルを相対的に◎に。