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2021 安田記念 回顧

34.9-57.8-1.31.7 (33.9) スローペース

 

【評価】

◎ギベオン

○グランアレグリア

△インディチャンプ

×ダイワキャグニー

 

1着:ダノンキングリー L(CS)

ダービーへの対応とその後の体たらく的に本質はL系で良いと思うが今回に関しては休み明け完全リフレッシュの状態で内部に保有していたCS質を全て引っ張り出して来たという印象。ディープの休み明けでLか〜ではなく、走っている挙動に関してはしっかり差し返していたり単発ではCS評価になる。リフレッシュと量と開けた引き出しとが全て噛み合ってのハイパフォーマンス。これを全て読み切るのは難しかった。個人的には過去の記事を全部読み返しましたが1回もCの評価はしていなかったのでこれは無理です。CSの引き出しを持っているという事前評価がなかったです。

 

2着:グランアレグリア M(強)量

今回の2着に関しては無理のない自身の走りの範疇でシュネル、インディというしっかり人気になっている主要な相手をしっかり落としているという事でそこそこ評価して良いと思う。前走比7〜8割程度のパフォーマンスでも主要な相手はしっかり押さえたが枠の外にいた完全リフレッシュの馬にやられてしまったという事。

本質のタイプとしては決してL主導の悪質な馬ではなく、量系でC含め全ての要素を高いレベルで保有しているので高次元のM系のイメージでどうでしょう。まとまり系ディープ産駒の中でトップクラスの完成度。まとまっている感じはしないがL系、S系、C系全てが主導となるとしっくり来ない。

 

3着:シュネルマイスター MCL

弥生、NHKで蓄積した経験・ストレス・疲労・勢い全てをまとめたものを4走前が新馬戦という高鮮度で全部打ち消しての激走。こういうローテはウルトラCというか単発ではこなせても一撃で馬のエネルギーを大きく消費する可能性があると思う。グラン以外ある程度停滞したメンバー相手なら馬の本質とかは抜きにして、ローテだけで評価しておけという事なんでしょう。ローテ論の勝ちだと思います。これに関しては本質評価が予想の主軸になっている自分としては専門外で、だからと言って無視するのではなく今後自分の厚みを出していく上での課題にしたいと思います。本質はCL質保有のM系で良いと思います。

 

4着:インディチャンプ MMC

頭のイメージは元々なかったがイメージ通りの質の走りをしている。C保有の強いまとまり質。結果的にこじんまりしているように映るが本質は良い馬だと思います。

 

5着:トーラスジェミニ SL

想定していたよりは能力のラインを上げても良い。ダービー卿を思ったより踏ん張り、交互でG1でも踏ん張ったという評価。あくまでSL系なので過剰な評価はしない方が良いがポイントポイントでは仕事が出来る。

 

6着:カデナ LM

相変わらず自分なりに頑張ってはいるがこの脚質だと展開利がないと厳しい。ハイペース外差しに乗れば掲示板まで来れるというイメージだけ持っておけば良くて、この馬を本質で毎回どうこうしようとは思わなくて良いかなと思う。小倉記念とか小倉大賞典で外差しバイアスが見込めるようならもう1回軽く拾っておこうかなというイメージ。

 

7着:ダノンプレミアム MLC

ちょっとダラっと感が出て来ているがそれでもまだC感、格感は残しているのでどこかでは評価してみたい。

 

8着:サリオス LS

これはG1に関してはもう終わりでしょうね。この後G3をがっつり獲りに来るほどの悪質なL系でもないし、やるならまだ格感を活かしてG2で2〜3着の方がイメージは湧く。毎日王冠で人気を落とすなら最後に紐で拾ってみても良いかなというくらい。

 

9着:ギベオン LC CL

近2走一時的にCを出してCLの走りをしていたがまたLCに逆戻りですね。直線で頑張ろうかやめようかどっちにしようという感じの挙動をしている。逃げとは言わないが2〜3番手から物理的に圧力から外れた位置を取って惰性の中で体力とC質をという展開込みのイメージで評価していたのでこれは別に諦めがつく。この後無理に肩入れする事なく、もしまだあればCが戻る挙動だけ捕まえたいかな。

 

10着:ケイデンスコール LS

これも集中状態の終わりで本質のLSに収束。金杯は琢也さんが流石の先手でしたがその後2つに関しては短期的に馬券に繋げる事が出来て良かったです。

 

11着:ダイワキャグニー S

Sを出してやって欲しい事はやっている。このSがあればまだ面白いと思うんですけどね。14とか12とかにチャレンジしてみるのはどうでしょう。

 

12着:カテドラル LS SL

G1で通用するLSではないのでこんなもの。今後はサリオスの下位互換イメージ。

 

13着:カラテ SL

本気でここを狙うならマイラーズ1まで必要でしたかね。

 

14着:ラウダシオン LS

見事なまでにG1で通用しない馬で本当に最低だがG3クラスでは力を発揮出来る馬なのでそれとこれとは別と割り切って馬券にはしていきましょう。前走ド本命今回ド切りが正解。

 

かなり少額で様子を見ながらも展開がハマれば頭もあるかも?というイメージでの参加でした。今週は昨日のブラストと今日の中京メインの的中でプラス終了でした。上半期もそろそろ終わりますがじっくり戦っていきます。

 

 

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