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2021 日経新春杯 予想

中京芝2200 16頭

馬場はタフ寄り想定

 

【個別分析】

①ダイワキャグニー MLS

上質な感じはしないが能力はそこそこ評価するべきなのだろう。トップクラスの所からの大幅ダウン+単騎で逃げられそうなメンバー構成。評価はしておくべきかなと思う。

 

②ロサグラウカ SLc

前走は出遅れているので仕方ないと言えば仕方ない。期待するなら逃げのショックで、大幅ダウンの斤量減で条件は揃っている。

 

③サトノソルタス CM

前走は長期休養明けで大幅馬体増。気持ちが乗っていない感じで位置を取ることが出来なかったが直線ではそこそこ来ており0.7秒差なら始動戦としてはOKなライン。本質の部分にCを持っているであろうディープ産駒なので1度使ってからの内枠で軽い延長で流れに乗ることが出来れば頑張れるレンジには入りやすい。キャラは違うがサトノガーネットのような感じでどこかでG3を獲れるくらいの能力はあると思っている。

 

④サンレイポケット MC

前走は疲労。凡走後で走れるタイミング。紐でほぼ問題ない。

 

⑤ミスマンマミーア CL

精神的な体力はあるので毎回そこそこは走っているのだがこのタイプで位置を取れないというのはキツい。久しぶりに内枠を引いて松若に乗せ替えてという事で位置を取りに行く可能性は出ているがどうか。

 

⑥エアウィンザー SL

もう走る気が失せているでしょう。

 

⑦バレリオ L

個体として頑張れるタイミングではあるが中距離質になるとパンチが足りない。

 

⑧サトノインプレッサ LLS

毎日王冠で買うよりは全然マシ。前走は内枠から中途半端にレースに参加してしまい体力切れ。世代レベルが低いとかはあるけれど個体としてここは買っても良いタイミングではあると思う。キャラがLに振れているのでハマれば来る。色気を出さず直線だけ頑張れば良い。

 

⑨ヴェロックス M

3着を確保した事実は悪くないのだが挙動は全然物足りない。久し振りのレースだったというのもあるがSもCもあまり感じない前走だった。一度使って変わられたら仕方ないが前走の挙動だけを見たら特に評価したいポイントはない。

 

⑩アドマイヤビルゴ Mc

軽くて瞬発力でスコーンという所謂ディープ産駒のイメージとはちょっとズレているのかなという印象。ここ2走の走りがジリっとしていて、派手さがない中でもしっかり勝ち切っているという点は若干Cっぽい評価をしても良いかなと思う。後ろからは差されないし前を1度捕らえたら必ず凌ぎ切る。京都新聞杯の4着も悪い4着ではなく、ハイペースの厳しい展開でがっつり自分から動いてのものなので体力切れで仕方ないと思う。

今回のこのレースのポイントはこの馬が一流なのかそうではないかの判断だと思う。個体能力以上のパフォーマンスを出させるSとかLの要素には乏しいが、個体能力が通用するレベルなら常に質の高いパフォーマンスを見せてくるタイプの馬だと思う。人で言ったらルメールのようなイメージ。今回に関しては能力が通用すると思うので素直に高い評価をします。

 

⑪クラージュゲリエ MC

前走やれる事をほぼやってビルゴに完敗なので単純に能力の横比較にして良いと思う。狡く乗って能力差をどこまでカバー出来るか。

 

⑫ワセダインブルー LS

オープンに上がって来た時のエアウィンザーの姿と被る。馬質が悪くても一時的なものだとしてもSの勢いがあるというのは価値。

 

⑬レイホーロマンス SCL

躍動感はそれなりにある。2つ激走した後だがLを良いCでカバーしているおかげでやり過ぎていないので可能性は持っていると思う。8歳だがリズムを持っている牝馬なのでまだナメられるようなら差しで1発あっても良い。

 

⑭ショウリュウイクゾ SMC

ある程度Sが出ているが全体的にはまとまっていてしぶとさもあるのでそこそこ良い馬ではある。前走の負け方は全く本気を出していないながらもリズムは崩しておらずC的にかなり好感。フラットにやったらビルゴに負けてしまうが3キロの斤量差と立場の楽さがあるので、横の比較でクラージュは取らないけれどこっちはOK。

 

⑮レクセランス M

オッと思ってから評価する。まだ弱いという判断。

 

⑯ミスディレクション S

特に評価する材料がない。玉砕覚悟の逃げならギリギリ可能性はあるかもしれないが。

 

 

【予想】

◎アドマイヤビルゴ

▲サンレイポケット

△サトノソルタス

△ショウリュウイクゾ

×ダイワキャグニー

×レイホーロマンス

 

◎アドマイヤビルゴは派手さがない分弱いと思われているかもしれませんが個人的にかなり質が高いと思うのでこのレベルではストレートに高い評価をします。

▲サンレイポケットは頭イメージはないですが紐の中ならこれかなというイメージでピック。

サトノソルタスはC持ちディープ。金鯱賞の内容的に単純にキャグニーより上と見てこの位置。

ショウリュウイクゾは質、臨戦ともに問題ないがビルゴより上はないので紐で。

キャグニーは能力は一応認めますが見え見えのタイミングでがっつり買うほどの馬ではないのでギリギリ押さえる感じで。

レイホーロマンスはリズム持ちで充実しているとは思いますがそこを評価するには痛烈さがもう一押し足りないという印象なので評価はここまで。

 

個人的に◎ビルゴの精度を確かめたいレースなので単勝代わりの3連単か単勝のみかなという感じです。