中山芝2500 良 16頭
37.0-1.02.2-2.04.4-2.35.0 (36.6) スローペース
【評価】
◎ブラストワンピース
◯クロノジェネシス
▲ペルシアンナイト
×フィエールマン
×キセキ
×ラヴズオンリーユー
×モズベッロ
1着:クロノジェネシス CS量・体力
とりあえず今回に関しては文句なしでしょう。体力舞台でのCSでいいと思う。カレンと同じようにCが真面目さをもたらしているのでどうしてもこじんまり感があり、そこが良い所でもあり悪い所でもあるかな。馬券を買う側からするとかなり分かりやすいのでありがたいが歴代最強馬のレベルと比べると1つ下の層になる。リスグラとも全然タイプが違うしアーモンドアイとも違う。
2着:サラキア SS
消した訳ではないがこのSの勢いを素直に高く評価出来なかったのはまだまだ。小倉から馬が変わったとかいうのは専門のファクターではないので置いておいて、それを抜きにしても府中牝馬からのリズムを見たら分からないと。
3着:フィエールマン MCS
やはり馬がかなり上質。そこにルメールが乗っているんだからこのくらいはしてくる。結果的に今年はG1のみの3戦で1-1-1-0。全く無駄がない。鮮度を失ったディープでこんな戦績を残せるんだからよっぽど良い馬ですね。適距離云々より馬の上質さを評価してあげるべき。
4着:ラッキーライラック LC
キツい所で頑張ってしまっているがパフォーマンスは悪くないという事で中途半端。3まで来てたら評価出来るけど4になるならもっと負けても良い。この辺はMをやっているだけだとキツい所で頑張ったから良い馬となってしまうが、フィエールマンと比べたら明らかに質が違う。
5着:ワールドプレミア ML
Vラインの形だが勝負所で周りに合わせて動かなかった分最後まで脚が残っていたがやっている事は去年と同じ。レベルが低い。
5着:カレンブーケドール MMLC
ラッキーとかワールドプレミアが来れているので厳しい体力質のレースではなく、この馬は体力切れではない。馬体も増やして来ていたので敗因を体力のせいにしてはいけない。この馬はクロノと同じように真面目さのCを持っていてそれがかなり馬を縮め込んでいるようなイメージ。キツいならしっかり負けさせてあげてあげるべき所だったがここで中途半端にやってしまうのがこの馬らしさ。Cが真面目さをもたらし、その真面目さが逆にLをもたらしてしまっている雰囲気もある。
イメージとしてはフィエールマンと同じような精神構造。あとマイルが忙しいというのもほぼ確でいいでしょう。馬の状態的に先行する事は出来なかったと思うが臨戦的には出来たはずで、3着と7着の差は馬の能力と鞍上の差でしょう。これは均衡で無駄に掲示板前後を繰り返している訳ではないので何かトリガーがあればグイッとパフォーマンスを上げて来てもおかしくない。
8着:クレッシェンドラヴ CMS
これは格的に無理筋。位置取りとかそういう事ではなく。走る側も買う側もチャレンジでという事なら否定しないが個人的には好まない。スティッフェリオよりは良い方かな。
9着:オセアグレイト LS体力
好みではないがこの馬のレベルなりに強弱をつけてやっているからそれはそれで良い
のかもしれない。体力場所の低レベルな所ならちょこちょこやれるかもしれないが個人的にはそういうレース、こういう馬に手を出したくない。
10着:ラヴズオンリーユー MCL
体力がある訳ではないので追走に苦しんで直線で外に出したが脚は残っていませんという形。合わない所での凡走なので一旦置いておく。
11着:ユーキャンスマイル LS
これはいくら合っていなくても酷いですね。前から分かっていた事だが馬質が悪い。去年の秋天とJCが邪魔というかこの馬の良くない所ですかね。本質は新潟記念と阪神大賞典を勝ってくる所にある。
12着:キセキ LSC体力
これは疲労でしょうね。体力を切らしてしまった体力タイプ。やっている事は京都大賞典と一緒ですからね。
13着:バビット SL
これは酷い。馬質が悪過ぎる。走る時もあるかもしれないが距離を取っておいた方が良いと思います。
14着:オーソリティ MSLC
この凡走はOKだと思います。前走である程度形は見せているので、合わない所で無理をしないというだけの事として見ておけば良いと思います。量的な感じとセカンドクラス感はあるが弱いという訳ではない。
15着:モズベッロ SC
休み明けで馬体減で出遅れ。ノーチャンスなので別に気にしなくて良いでしょう。
競争中止(心房細動):ブラストワンピース SCL
走りを見たかったというのが本音。個人的に力強く評価していたけれど普通のMの人には理解されないと思うので自分の心の中にソッとしまっておきます。
馬券はブラストの単¥3000、クロノの単¥5000、ペルシアンの単¥500でした。
クロノの単をサラッと拾ってここ最近の自分の予想力を利確させて2020年を締めたイメージです。