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クロノジェネシス

クロノジェネシス CS量・体力

 

タフな条件で本質の強さを見せる馬で、速さを求められる条件になるとこじんまりして無難に真面目にまとめて来るくらいのパフォーマンスになる。いわゆるC系っぽい精神力ではなく真面目さという意味でのCというのがイメージとして近いかなと思う。

この馬がこれまでに本質を見せたのはオークス秋華賞くらいだと個人的に思っていて、量がかなりあるのでSとかCを見せなくても量と体力と個体能力でエリ女以降こなしているイメージ。前走のゴール前もスピードが自分の土俵ではないと悟って95%くらいのパフォーマンスに留めていてあそこで無理やりCとかSを使って120%を出そうとしない辺りがかなり頭の良い馬だなという印象。

本質を見せたオークス秋華賞でこの馬に火を点けている要因がカレンの好走。カレンもかなり良質の馬である事は間違いないのでそういう馬を相手にした時に初めてベールを脱いで本質まで出して来るという事。

今回は初めてG11番人気を背負う事になるが、上がりのスピード勝負になった秋天よりは明らかに条件のベクトルは向くしまだ本質を出す幅も持っているので人気のプレッシャーくらいなら差し引いてもお釣りが残ると思う。まともに走ればまともに強いパフォーマンスを出して来ると思う。カレンを始めとする「良質の」馬には負けないタイプであり、臨戦も場も問題ない。アクシデント的要素を抜きにするとこの馬が負けるパターンとしては「良質でない」馬の大激走くらい。