阪神芝1600 良 16頭
33.7-56.9-1.32.3 (35.4) ハイペース
【評価】
◎ショックアクション
◯グレナディアガーズ
△ドゥラモンド
△ステラヴェローチェ
1着:グレナディアガーズ SCL
想定通り1400でスピードの慣れを入れた臨戦で展開破綻気味のレースでの前スルスルパターン。モントライゼの速い逃げで短距離志向のレースになって強くない人気馬達が中団〜後方でモゴっていた中でこの馬は苦を味わっていない。2走前に厳しいレースでしっかり苦を味わってしっかり凡走している事も良い経験になっている。直前ではなく2走前からの流れで苦→楽を引っ張ってきているイメージ。
馬群を割ったりするC系っぽいC要素ではないが、ここで強いパフォーマンスを出せるあたりにしっかりした馬質という意味でのCは持っていると思う。人気になるとどうか分からないが人気がない時は注意しておいた方がいい。
2着:ステラヴェローチェ SC体力
実質1800から1400への短縮のようなものなのでこの2着は強い。個体能力だけで来ている。体力はあるがバゴの体力タイプだと安易に決めつけないで個体能力で見ていった方が良い馬。精神構造もしっかりしている。
3着:レッドベルオーブ M
こんなもの。多分この2走がキャリアハイになる。
4着:バスラットレオン MC体力
やはり良い馬ですね。ステラと同じように短縮質に向いていないレースだったのでこのパフォーマンスは評価出来る。血統と挙動的に重い寄りのタイプだと思うのでその良さを活かせるベクトルの時はしっかり走って来る。前走も含めて弱いパフォーマンスがまだなく底は見せていない。どこかで良い馬券になる馬だと思います。
5着:ブルースピリット MS
展開利というか中団以下の馬が強くなかったのもあるが、逃げた後の楽→苦で簡単に垂れるようなピラったSの逃げ馬ではない。まとまりにもSにも振れていないので中途半端だがスポットにハマれば穴を開けるタイプ。
6着:ロードマックス LSC LCS
精神構造がちょっとチグハグで王道の馬ではなさそう。変なタイミングの変なレースで狙ってみたい。主導は完全にLで走っているのだが変にSとCの補完があるようなイメージ。
7着:ドゥラモンド MSL
活性不足の馬が休み明けで馬体を増やして1400質のレースに来たらこのくらい。タイミング的にはこの次でしょうね。人気がないと良い。
8着:カイザーノヴァ SM
重いタイプなので休み明け2戦目の交互のこのタイミングは悪くないと思って最後に少し買った。短縮だともれなく遅れてしまうのでこういう同距離で位置取りをかけられる時が良いと思う。今回は位置取りとレース質が完全に逆方向にいってしまったのでハマらなかっただけ。重いSが動くタイミングを見逃さないように。
9着:ホウオウアマゾン LS
強くない。同じようなレベルのレッドがギリギリだとしてもまとめられているのでこっちの方がLに寄っているかな。競走馬としての質も低い。同じようにLで負けるならショックアクションの方が個人的には好み。
10着:モントライゼ MSC
守備範囲が広く対応力も高いので基本は完成度系で良いと思う。こういう強いS質の走りに馬が耐えられない(跳ねられない)。もっとまとまりっぽい競馬が似合う。
11着:スーパーホープ M
強くないし上振れの要素もなかったのでこれは特にないですね。
12着:ジュンブルースカイ SM
人気落ちで少し迷ったがやはり疲労が出た感じですね。こういう無理なタイミングで変に頑張ろうとしなかった所には好感が持てる。
13着:ショックアクション L(CS) CS(L)
これを見ると量系の馬が休み明けでまだどっこいしょというタイミングなのに1400質のレースに放り込まれて最後はやめたという形。ディープ産駒のようにLの軽い馬ならスコンと動けるタイミングだが、この馬はそうではなく持続質とかC質という重い要素を持った上でLで包んでいるイメージ。この後ダウンのLっぽい舞台で強い走りをしてくると思うが軽いLではない。
14着:アスコルターレ SC
ピッチ走法だからとあえて控えたらしい。良い馬だと思うので次の短縮先行で。
15着:ビゾンテノブファロ
これは特にない。
16着:テーオーダヴィンチ SC
経験値が緩かったので仮にスタートを出ていたとしてもこのレース質だと厳しかったでしょうね。今回は参考外でまた見ていきましょう。
グレナの事も掴めていたし、強いかもしれないという事でステラもしっかり評価出来ていたので予想としては悪くなかったと思いますがショックアクションの単複に振ってしまったのが反省ですね。2歳戦とかは不安定な要素がまだ多いので決め打ちは危ないですね。当たりの範囲を広げるために単勝のみで◎6:○4で良かった。
全馬ある程度掴めたのでこの後ちょこちょこ追いかけて馬質を確定させていきます。