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2020 チャンピオンズC 回顧

36.5-1.00.3-1.49.3 (37.0) ミドルペース

 

【評価】

◎チュウワウィザード

◯クリンチャー

▲クリソベリル

サンライズノヴァ

×アナザートゥルース

 

 

1着:チュウワウィザード SCM 

短縮で楽→苦だったクリソに対してこちらは前走の大きな苦の経験からの開放感があり、能力通りのパフォーマンスを出せただけ。派手さはないが常に高いレベルで安定している。SCベースでまとまっているイメージ。

 

2着:ゴールドドリーム CM

衰えはほんとに少しだけという感じで能力をほぼキープしている。人気が落ちなくても評価はしておくべきだったかもしれないがやはり単の期待値は低かったと思うのでチュウワの単複で勝負したという判断は正しかった。ずっと高いレベルで安定しており精神力もある。

 

3着:インティ S(リズム)量

2年前に連勝でフェブラリーまで獲った時の挙動にがっつりのS感を感じていなくてゆとりのある量っぽさを感じていた。そこからLとして見てきていたが多分普通にリズム主導のSで補完で量を抱えているというイメージで良いかなと思う。連チャン的な激しいSの挙動ではなくSの「リズム」でG1まで持って行ったというのはやはり強いSの証明。爆発力のあるSではないので不安定で単発的なSLチックなSにならない。

 

4着:クリソベリル MCLS体力

体力と個体能力で圧倒しているタイプでSはそこまで強くない。地方の体力質の得意なレースを楽に勝った後の短縮中央替わりということでスピードを求められる場面で個体として苦。そして外枠からしっかり位置を取りに行って負荷が掛かった事で普通に凡走した形。Sが表に出ているタイプではないのでリズムを掴めなかったからといってバタバタっと沈んでいくという感じではなくある程度の位置にはいる。サウジの時もそうだったが「負ける、凡走する」というよりは「勝てない、伸びない」という表現の方がしっくり来る。

 

5着:モズアスコット SM

延長でもう少し位置を取っていれば着差は詰まっていたでしょうね。馬は動けるタイミングだったのでもったいない。

 

6着:カフェファラオ MSC

個体能力も足りていないし反動がある中で過剰人気にもなってキツかったと思うが普通にレースに参加して普通に6着に来れているので弱い馬ではないと思う。1回JDDの大敗を抜きにしてセカンドクラスのSCっぽいイメージにしておこうと思う。今回がっつり弾かれたりしていないのも評価出来るのでまだ3歳だし将来に可能性は持っているかなと思う。

 

7着:エアスピネル M

こういういかにもM好みされそうなボール球の馬に一切手を出さない自分を評価したい。人気以上に走ってはいるが馬券内どうこうのレベルにないという判断。人気以上に走るかどうかだけの賭けなら乗るが。逆位置取りになるがここで後ろに引っ張るのは着拾いなら悪くない判断だと思うしウェスタールンドのように上手く内を突けている。そもそも能力が足りていないし人気落ちと鮮度以外に買い材料がなかった。もう少し低いレベルの所ならまだまとめられるんじゃないかな。

 

8着:タイムフライヤー M

これもエアスピネルと同じ。こういう馬に一銭も払わないのが大事だと思う。この馬についての見解は予想記事のままでほぼ合っていると思うのでそちらで。今回も相対性の中で光る要素はなかった。ダウンでというか、自分より強い相手がいないレースでなら馬券になる。

 

9着:アルクトス LC

地方向き。キレがない。

 

10着:エアアルマス L

G1どうこうという精神構造ではない。エアウィンザーっぽい。

 

11着:クリンチャー SCL

位置を取れず楽→苦になってしまった。ただここでリズムで持っていけないという事はそれなりなのかなという印象。

 

12着:サンライズノヴァ CM

破壊的なSは持っていないので2走続けて持って来るというのは無理筋だった。基本的には安定感はある。

 

13着:アナザートゥルース LC

まあこれは弱いという事でしょうね。タイムフライヤーより弱いんだから仕方ない。

 

 

今まで純粋にMの法則を勉強という形でやって来ていましたが、馬の見方、競馬というもの、ギャンブルというものへの向き合い方に良い変化がありそうだったのでちょっと今回からそっちに流れてみました。いきなり綺麗に結果が出ましたが慢心せず自分がこれだと思う道を突き進んで行こうと思います。素晴らしい先輩方と出会う事が出来てとても幸せです。