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2020 毎日王冠;回顧

東京芝1800 11頭 稍重
34.5-58.0-1.45.5 (35.4) ミドルペース

 

【評価】
◎⑥トーラスジェミニ
◯⑨サリオス
△⑦サンレイポケット
△⑧サトノインプレッサ
△⑩カデナ

 

1着:サリオス SC体力(量)
本質はSCだと思うが量があるのでこういう場面でも安定して能力を発揮出来る。自身の能力さえ発揮出来れば2着以下とは能力レベルが明らかに違うので今回の結果については特にコメントはない。ダービーで2着まで来ているあたりに本質的な部分のしぶとさとか頑張り感は見えているがC質がっつりという訳ではなくあくまで主導はSと体力だと思うので短縮激戦よりは同距離とか延長で体力活かしたいタイプだと思う。

 

2着:ダイワキャグニー L(C)
ずっと個体を評価していなかったがこうなるとジャパンC6着の能力レベルの評価はした方が良いかもしれない。白富士の7着とか新潟大賞典の14着が情けない事は確かだがどちらも苦のタイミングではあったので酌量の余地がある。ある程度楽を感じながら自身のLの許容範囲に入ればしぶとい走りを見せられるという事でL(C)評価。サリオスがずっと後ろにいたのに潰れなかったのは立派。

 

3着:サンレイポケット CM
直線でカデナとザダルに1回交わされている所から差し返している。精神力でというよりはしぶとさで差し返しているイメージ。やはり軽さとか瞬発力のようなものはなくしぶとさと安定感の馬。前走の上がりの数字は特殊質のレース故のものなので騙されないようにしたい。活性を求められずしぶとさを活かせる条件が揃う時は紐で評価しておいた方が良い馬。
今回の位置取りについては少頭数だったのと他馬の位置取りの兼ね合いで結果的に5番手になったというもので馬場も重かったしこれは次以降に向けての活性にはならない。

 

4着:カデナ L(S)
この馬なりに差して来たが意外としぶとかったダイワキャグニーと鮮度持ちでしぶとい走りをしたサンレイを残してしまっただけ。能力的に上振れはないのでこのくらいのパフォーマンスを続けていく。高齢のディープ産駒で硬くなっており緩急はキツいので瞬発力戦ではなく一定のリズムで走れてタフさによって他馬が崩れるようなレースの外差しで。

 

5着:ザダル LC
やはり最後カデナに交わされている所がだらしない。前走の速い上がりのレース圧勝から今回の重い馬場のレースへのギャップを苦に感じておりモゴモゴしたパフォーマンスになった。この後のダウンの軽い条件替わりでスコンと跳ねる馬。

 

6着:トーラスジェミニ SM体力
この重い馬場を考えるとオーバーペース気味の逃げ。体力的にキツかったと思うが最後まで投げずに頑張っている。2ヶ月空けたとはいえエプソムから直行だったダイワキャグニーより3戦も多く使っている中でのこのペースだと流石に体力ストック的にダイワキャグニーに劣っていたであろう。能力レベル的にはダイワキャグニーと同等以上、精神的にはダイワキャグニーより良質のものを持っている。

 

7着:コントラチェック L
馬場的にもペース的にも楽には感じていなかったと思う。戦績にリズムがなく個体として均衡に入っている可能性もあるがこの後間隔を取ってダウンで軽い条件の逃げになればちょっと反応しそう。

 

8着:ワンダープチュック LC
楽→苦

 

9着:アイスストーム LC
血統のイメージとは違ってパワー系ではなく意外と軽い感じかもしれない。跳ねたメイSのパフォーマンスも延長で16稍重阪神→18良東京というL的な条件替わりだし瞬発力を感じる抜け出し方をしている。

 

10着:サトノインプレッサ L(S)
投げた。かなり淡白な馬でディープの鮮度とかタイミングとかは関係なく楽に走れるかどうかだけ。こういうのは良い馬ではない。今回はかなり情けない。