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2020 神戸新聞杯;回顧

2020 神戸新聞杯 回顧
中京芝2200 18頭
35.0-59.9-2.00.3-2.12.5 (36.2) ミドルペース

 

1着:コントレイル M
やはりこのメンバー相手だと単純に能力が何枚も上。力の差があり過ぎて馬群を抜けたという感覚もないくらいだと思う。SにもLにも寄っていないディープ産駒で精神的なバランスも良い。

 

2着:ヴェルトライゼンデ M
コントレイルを倒そうとかという気はさらさらなく着拾いの乗り方。逆に位置を取って強気で行っていたらコントレイルに潰されていたと思うのでこれでいいのだろう。このメンバー相手だと個体能力の差が普通にあるのでこの乗り方での2着は何の違和感もない。ラストの若干のグイグイ感が本番に向けてリズムとか勢いとなるのか、ちょっとした疲労とか反動になるのかは微妙な所。本番は延長になるが下手に勝ちに出ないで同じような乗り方で2着を狙った方が良いと思う。

 

3着:ロバートソンキー C(S)
これは押さえていたがC系の叩き2走目の格上げ内枠、鮮度があり異端を引いてという事で完璧だった。コントレイルの後ろから行けたのも大きかった。着拾いに徹したヴェルトとは違ってしっかり自身の脚を長く使っており内容は濃い。良い馬だと思います。集中状態とはいえ本番は厳しいと思う。

 

4着:ディープボンド M体力
自分の能力をそのまま出しただけ。体力があるので逃げはオプションになるがあまりSっぽくないので跳ね感がない。しぶとさと安定感と体力の馬。人気になるとよくないタイプ。

 

5着:ターキッシュパレス SL
交互系だと思うがここを前向きに走ってまとめてきたのは立派。次は反動のターンになると思うがちょっと注意して見ていきたい馬。

 

6着:エンデュミオン LC体力
この馬としてはほぼやり切っている。このクラスに入ると足りていないという事。相手が弱ければ安定しそう。

 

7着:レクセランス M
最後方から内に入ってそれなりに伸びて来た形だったので大した評価にはならないが前走よりは若干マシだった分ファルコニアよりは悪くない。ただやはり個体能力はなく完成度だけですみれSまで勝っただけという評価で良いと思う。

 

8着:アイアンバローズ LC体力
休み明け大幅馬体増で流石に重さはあった。ダウン延長なら安定しそう。

 

9着:マンオブスピリット M
成長を感じない。素質はあったと思うし期待馬だった事を考えるとかなり情けない。ただ鞍上が最後全く追っていないのに馬は前向きさを見せているのは救い。

 

10着:ディープキング LM
しっかりとした表舞台への格上げのタイミングで延長でしっかり位置をとってしっかりレースの中に入り、しかも終始コントレイルからの圧を受けてという事でかなり本質を求められたと思う。結果的には弾かれてしまったが良い経験にはなったと思う。着拾いで後方から外を回すのとはひとつのレースの経験値として雲泥の差がある。これはダウンで頑張ってまた上がって来てもらいたい。

 

11着:ビターエンダー LM
ディープボンドを弱くした感じの馬。プリンシパルの上がりだけが違和感だが唯一のダウンで格を活かしただけと考えると大したことはない。

 

12着:パンサラッサ SM体力
間隔を空けて大幅馬体増で出て来ておりリズムとしてはリセットされたタイミングだった。Sの駆動が弱かった印象。リズムがある時に体力を活かしてSで持っていくようなイメージかな。

 

13着:シンボ S体力
逃げの可能性に賭けての◎だったが肉体疲労を抱えていてそもそも位置すら取れなかった。地方のレースと札幌2600という重い所の経験しかない馬が間隔を詰めて格上げで短縮でクラシックトライアルに来るというのは流石に厳しかった。ただ札幌日経の内容は良いので今後も注目していきたい。

 

14着:イロゴトシ SL
足りていない。

 

15着:メイショウボサツ LC CL
後ろを追走しただけ。青葉賞の内容が良く、そこまで弱い訳ではないと思うのでこの後のダウンで位置を取ればそこそこ頑張れると思うが。

 

16着:ファルコニア M
弱い。


【評価】
◎⑯シンボ
◯⑭ディープキング
▲②コントレイル
△⑱ヴェルトライゼンデ
△⑪ディープボンド
△⑩パンサラッサ
×①グランデマーレ
☆⑰マイラプソディ