2020 アイビスSD
32.1-54.1 ハイペース
【評価】
◎⑤ナランフレグ
◯⑧ダイメイプリンセス
▲⑩イベリス
△⑫ビリーバー
☆⑯クールティアラ
1着;ジョーカナチャン SM(C)
まずSをしっかり持っていて精神的な前向きさがある。スタート後の行き脚も良く精神力もあるので最後も粘れてかなり安定する。これまで1秒単位で負けた事がなく、休み明けをこなせる量的な要素も持っているのでかなりバランスの取れた良い馬だと思う。
前走が休み明けの逃げでの好走だったのでストレスを見て評価を下げたが、韋駄天Sからの直行は2ヶ月空いているので使い詰められがちなこの路線にしてはゆとりのあるローテで相性が良いのだろう。昨年のカッパツハッチも同じように韋駄天で逃げて3人気2着から本番で逃げて3人気2着に来ている。
今回逃げられずに揉まれていたら少なからず苦は感じていたと思うので逃げ馬の多いこのメンバー構成だとやはり評価はしにくかった。結果的に他の逃げ馬がダートからだったり短縮だったり激走後で間隔が詰まっていたりして動けずに遅れを取ったのでこの馬がスムーズに逃げられたという事。2番手だったライオンボスが想定通り動けなかったので前走のようにはこの馬を捕まえ切れなかったという事。もちろん鮮度は重要だが初重賞の鮮度だけでこなしたと切り捨てないようにした方が良いと思う。
この馬を買うのは難しかったが元々の高いポテンシャルの評価と様々な要因をかなり細かく注意深く考察出来れば拾えたと思う。単純に休み明け逃げの激走後で消してしまうというのはMの落とし穴だと思う。ここを乗り越えていきたい。
2着馬以降の回顧はnoteにて有料(¥200)で公開しています。
もしご興味があればどうぞ。