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2020 CBC賞;回顧

2020 CBC賞
33.5-56.3-1.08.7 (35.2) ハイペース

 

1着;ラブカンプー S
かなり活力があった。ダートと1000直の経験が活性になっていたという事だろう。前走の挙動がよく見えなくてこれは評価出来なかった。3歳の時も夏にドドドっと連チャンっぽいのがあったのでリズムを戻したこの馬の今後には注意した方がいい。ただしっかり勝ち切っているし単発で終わる可能性も見ておく。

 

2着;アンヴァル SM
休み明けでリズムチェンジされていたので能力通り走りましたという感じの好走。悪い馬ではないがガツンとしたものは感じない。リズムを崩したカナロア産駒だったが案外簡単にリズムを戻してきたなという印象。ラブカンプー同様リズムを持った牝馬なので次も走れる想定をしておいた方が良いかもしれない。

 

3着;レッドアンシェル LC
内枠だったが揉まれなかった事によって普通に走れて気付いたら3着だったという感じ。上位が破綻したレースという事。

 

4着;タイセイアベニール SM
これはストレスと疲労を抱えている中でよく頑張ったと思う。そこそこ高いレベルでまとまっているが突出した要素は無い。軽い凡走でストレスを抜いたがあんまり簡単に手を出さない方がいいタイプの馬かなと思う。人気が落ちて位置取りを掛けて差しに回ったりしてなんとかというイメージ。坂よりは平坦の方が良さそう。

 

5着;エイシンデネブ SM
摩擦が無い所だったので特別な評価はしないが内から差してきておりよく頑張っている。馬柱が汚れているが意外と安定感があって良い馬だと思う。

 

6着;ノーワン S
外を回した差し馬の中では最先着。マイルの主要路線で強さを見せられるような王道のタイプではなく、内も突けるしSもあるので阪神1400とか重めのスプリント戦での奇襲が似合う。この路線でこの夏やっていくなら面白い存在になるかもしれない。ちょっと注目。

 

7着;アウィルアウェイ LS(C)
多分意図して位置を下げている。内前の人気薄が残ってしまう破綻レースの中で大外を回しており、なんの得も無い状態で能力だけでギリギリまとめたという形。大幅馬体減も良くなかった。ジャスタウェイ産駒だがそんなに不安定なイメージは無く、ずっとこの馬なりにリズムはキープしている印象。

 

8着;グランドロワ SM
スタート後ジョッキーはかなり手を動かしているので馬が行けなかったんだと思う。前走ある程度走った後の連闘はキツかった。それでも垂れずに前向きさはキープしていたので多少評価したい。がっつり垂れて12着とかだとリズムを崩しそうだが今回踏ん張ったので次に向けて布石に使えるかなと思う。少し間隔を空けて体調が良いタイミングでの逃げで開放感。

 

9着;ジョイフル SM
マイルからの短縮で若干位置を上げている。4コーナーの上がっていく雰囲気は良かったし直線もそこまで垂れていない。体力で持っていけるタイプでは無いので大外枠はキツかった。

 

10着;ロケット 体力SM
コーナーに入る時に一瞬バランスを崩しているがそこまで影響があった感じはしない。ちょっと残念だったかな。

 

11着;ディメンシオン 体力SM
重めのディープでロケットと似たタイプだと思う。レース運びも悪くなかったのでなんだかんだ活性を問われるレースだったのかなという印象。

 

12着;クリノガウディー SM
スタート後全然出て行けなかったし状態は悪かったと思う。単なる反動か不振か。仕切り直せば大丈夫だと思うが無理やりスプリンターズまで継続的に使うようだとリズムを戻せずに中途半端に凡走を続けるような感じがする。

 

14着;ミッキースピリット LM
こういう連勝中の馬を厳しい個体評価で切れるのは個人的に自信になる。Sを感じないのでダウンとか非根幹外枠みたいなL条件で。