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2020 天皇賞・春;回顧

2020.5.3 天皇賞・春
京都芝3200 14頭
38.0–1.03.0–2.03.4–3.04.3–3.16.5 (36.0) スローペース
前半の入りはスローだったが途中からキセキが出ていってやや厳しい流れに。

 

1着;フィエールマン CM
能力のある馬が動けるタイミングで出てきて完璧な乗り方をされてそれに馬が応えたというだけ。Cっぽい部分でボヤけるかなと見ていたが過去の休み明けの時と比べると動けているので5歳になってまとまりに寄ってそういうタイミングでも動けるようになったという感じ。ゴール前はかなりしぶとい所も見せておりCっぽさも残している。休み明けも万全になり、ノーザンの古馬ディープとしてほぼ完璧。そこに個体能力と精神力の補完もある。

 

2着;スティッフェリオ LC
前走からちょっと充実している。今回は激走後だったが延長で軽いレースで先行する位置取りを掛けてほぼプレッシャーの無い中で気分良く走れたためにストレスの影響を受けなかった。重い前走で頑張れているのだから軽くなるここももう1発頑張れるというイメージ。蓄積疲労も無かったし。流石にこの次は厳しいと思うので休ませた方が良いが充実しているので今後も期待出来る。本質は軽い所。

 

3着;ミッキースワロー SM
3コーナーあたりで動いてロンスパに持ち込んで体力を活かした形。ストレスある中でよく動けたと思うしこの3着は悪くない。

 

4着;ユーキャンスマイル SM
これもストレスを抱えた状態でよく4着にまとめて来た。馬自身は動けている。

 

5着;トーセンカンビーナ CM CL
蓄積疲労とストレスもあった状態で3コーナーから追われていたしちょっとキツかったかな。それでも最後まで馬は頑張っており評価できる。スローからの瞬発力戦ではなくロンスパっぽい厳しいレースになったのも厳しかったと思う。

 

6着;キセキ LC
1周目の直線で抑えきれなくなって逃げてしまい最後はもう脚が残っていない感じ。能力はあると思うので勿体ない。距離をグッと縮めて大箱コースでスピードに乗せてスイスイみたいなイメージで毎日王冠とかがベストなんじゃないかなと思う。

 

7着;モズベッロ LS
あんまり楽なレースにならずにロンスパの厳しい展開になったのでL系の馬が普通に頑張れなかったという感じ。蓄積疲労もあったと思うがあんまりSを感じないので苦→楽で評価するイメージ。

 

8着;メイショウテンゲン SM体力
負けはしたがこのキツいローテで投げずによく頑張っている。前走の頑張りも込みで一定の評価はしておきたい。G2、G3レベルで体力要求のあるレースだと侮れない。

 

9着;ダンビュライト L(S)
途中からキセキに逃げられてペースをコントロール出来なかったのはあるが苦の状況でなんとかしようとする馬ではない。直線でタフさを求められた所であっさり投げている。ダウン休み明け逃げとかのオプションを使って様々な優位性のある所でそれに乗っかってスイスイというタイプ。耐えるという挙動が全然無いのであまり信用が出来るタイプではない。

 

10着;エタリオウ L体力
馬自身ももうどうすれば良いか分かっていないような状況で漫然と長距離路線を使われてしんどいと思う。ダートでも良いし休み明けとかダウンでかなり低レベルな所で良いから1回勝つというのを経験させてあげたい。そうする事によってこの馬を突き動かすSが戻ってくるかなと思う。このまま漫然と宝塚とかに出てきても買えるような状態では無い。

 

13着;ハッピーグリン SM
体力切れかな。体力のあるタイプだとは思っていたが流石に。

 

14着;シルヴァンシャー LM
休み明けでいきなりの長距離G1はキツかったかな。怪我が無いと良い。