2020.4.5 大阪杯
阪神芝2000
36.9–1.00.4–1.58.4 (34.2) スローペース
1着;ラッキーライラック CS(L)
明らかに前哨戦のモタついた感じからパフォーマンスを上げた。内から抜けて出てきているしダノンをジリッと交わしているし良い精神力系。良い意味でしっかりしたLもあるのでこういうスローの緩めのレースでCとSを活かすというのがベストかな。現代競馬だとこのLがある事が安定という意味で良いアクセントになっている。C系だががっつりの激戦だとどうか?という感覚もある。
2着;クロノジェネシス SC(量)
やっぱりしぶといし投げない。馬場が重ければこっちが勝っていた所まである。個体として前哨戦からパフォーマンスを落としていないっていうのがダノンとの違い。Lだけの馬じゃないっていう。Lっぽく見えているのは本質を隠す量で、重さもあるので精神力系で能力の高いリスグラ的なイメージ。カレンは精神力主体のまとまり、クロノは強い個体能力に強い精神構造というイメージ。宝塚でサートゥルにガチでやり合いにいったら潰せる。
3着;ダノンキングリー LM
C質があってスローが合わなかったとかってあるのかもしれないけどマイルCSの出てこれない挙動的にCとかSはもう弱いと思っている。前走から明らかに個体としてパフォーマンスを落としているので前走100%→今回80%のパフォーマンスという認識で良いでしょう。逃げてなかったらモゴって3着も無かったと思ってます。休み明けで全開のディープで。
4着;カデナ SL
馬に前向きさがあって最近充実している。今回G1でちょっと高いパフォーマンスを見せたが、最後方で溜めていてレースには入っていないので「G1での」パフォーマンスとしては見ない。低レベルの馬がレースに参加してないのに勝手にちょっと躍動感のある走りを見せて威張っているようなイメージ。それでもダウンで相手が弱くなると安定するから面倒。
5着;ワグネリアン LM
これはかなり物足りないですね。勝負所で出て行かずに溜めたのは鞍上が悪いが、このタイミングなら馬は動けて良いと思うので溜めたならもう少し弾けて欲しい。かなりこじんまりまとまってきた印象。
6着;ジナンボー SL
今回のこの着順がこの馬の能力で、やっぱりジャパンCは無視して良い。ダノンが残っている中でダラダラ後続に差されているので全然強くは無いけれどG3ならいけるかもねというライン。ちょっと変なタイプの馬なのでローカルG3の道悪みたいな変な条件で人気がない時に狙ってみたい。
7着;ブラストワンピース L量体力
後方からだったのは良くなかったが、4コーナーで出てくる感じは量的でここから全てを飲むぞという雰囲気だった。ただそこから全く通用しなかったのでこの格のメンバー相手になると量で飲めなかったという事。今回のタイミングのG1で量で飲めないとなるともう自力でG1は取れない。基本はG2大将、G1なら人気落ちとか道悪とか相当恵まれるオプションがないと厳しい。
8着;レッドジェニアル LS
しっかり動かしてしっかりレースに参加して全く通用せず。能力厳しい。
9着;ステイフーリッシュ LM
G1では要らない。こういう風に弱さを簡単に露呈するのに、G3G2で自分の許容範囲に入ると馬券内に来るから不思議だよなと。
10着;サトノソルタス CL(M)
スタートで出て行けなかった。位置を取って軽やかさを活かしてどこまでという前提だったのでこうなると厳しい。CLっぽい感じとダンチヒっぽいまとまりのイメージだったのでレースの流れに乗りつつナメられるという前提は必要。Sが無いので後ろからレースを壊して来れるような馬では無い。
11着;マカヒキ C
休み明け大幅馬体減。逆にC系としてあるかも?と思ったがやっぱりもう厳しいですね。ジャパンCはCだけであそこまで来たけれどむしろあれでまだ反動を引きずっているような感じ。その回復の遅さも含めて本当にもうお疲れ様ですという感じ。
12着;ロードマイウェイ M
スタート後に滑ったような感じはあってそれによってか後方から。そもそもチャレンジCを裏ワザ的な感じでごまかして勝っただけで能力はオープンレベル。とにかく位置取りとかは一旦置いておいてかなり弱いと思って見ておいた方が無難。
この辺は今年本当に楽しみですね。条件が違えば毎回着順が変わるようなイメージなので楽しんで予想していけそうです。
牡馬ならラストドラフトかな〜