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2020 高松宮記念;回顧

2020.3.29 高松宮記念
中京芝1200 18頭
34.2–56.8–1.08.7 (34.5) ミドルペース

 

1着;モズスーパーフレア S(M)
プレッシャーがほぼゼロの単騎逃げになり自身の100%のパフォーマンスを出せた。人気もグッと落ちていたし、人気馬達が中団後ろで破綻していたのでかなり軽さを感じたかなと思う。タフな条件でも簡単に投げない良い馬になった。展開破綻に乗じての逃げ残りというのもあるし、不利云々もあったがとりあえずおめでとう。

 

2着;グランアレグリア LM(量)
実質差し届かずの2人気4着。道中は後ろでノンプレッシャーで脚をためて直線で外に出すだけで揉まれなかったしほぼベストの騎乗。最後の追い込みがSではなくグワ〜ッと量で迫ってくるようなイメージだった。やはり「何か足りない」馬だなという印象。ちゃんと強いならNHKマイルでSでもう少し前に出てきてほしいし、今回ももう少しSを見せて欲しかったかな。ただ今回の短縮優勢のSレースの中で唯一Lでここまで来ている。Lの強さと個体能力の高さは完全に認める。L条件では逆らわない。

 

3着;ダイアトニック SM(C)
実質4人気1着か2着。差しに回るイメージだったので4番手は意外だったが後ろで有力馬が崩れてくれたのでそこは結果オーライという感じ。しっかり強さを見せましたね。Sを主体にしつつしっかり個体能力でまとまっている。相当のストレスとかを抱えていない限りは安定する。あとは人気落ち+短縮みたいな所で跳ねる。

 

4着(降着);クリノガウディー SM
実質15人気3着。重馬場で短縮優勢のレースで完全に適性を見せて躍動感のあるSっぽい走りをしていた。能力が高く、あとはS主体で短縮とか坂コースのようなタフな条件がベスト。

 

5着;シヴァージ S
レース全体の中では完全に流れの外からの追い込みなのであまり評価しなくて良い。重馬場への適性もあったし、同じような位置取りからLで上位まで食い込んで来ているグランとの差は大きい。グルーヴィットと熾烈な5着争いで競り合って勝った事はちょっと種類が違うがポテ評価になる。

 

6着;グルーヴィット SC
短縮+差しの位置取り+タフな馬場で爆発力が一気に引き出された感じ。中途半端に位置を取りに行っていたらもう少しショボかったと思うしほぼベストのパフォーマンスでしょう。挙動とリズムが悪かったので評価しづらかったですが強いSを持った良い馬ですね。同距離の芝←→ダートの出し入れくらいでは反応せず、今回の王道短縮+位置取りショックのような枠の大きな変化に強く反応する所が良いS。混戦の人気薄の時が良さそう。

 

7着;セイウンコウセイ SM
こういう重くてタフさを要求されるレースでの適性は確かにあった。ただ流石に年齢的な衰えを感じる垂れ方だった。こうなると休み明けでリフレッシュな状態で一度にエネルギーを使って単発的な高パフォーマンスを見せるが連続好走はしづらいという状態かな。

 

8着;ティーハーフ LS
最後方からの外回しだと思っていたが意外としっかりレースに参加していたので驚いた。普通に参加してしっかり差してきて人気以上のパフォーマンスは見せたという感じ。ずっと良い馬。レベルが下がればまだ全然通用する。

 

9着;ステルヴィオ L(S)
ずっと内にいたのが馬場的に逆に良くなかったのか最後はバテてしまった。良馬場の外枠なら面白かったと思う。休み明けのリフレッシュ時とか苦→楽のタイミングで。今回はあまり良い走りでは無かったけれど前走の挙動がちょっと良いので次延長で流れが緩むと面白いかもしれない。

 

10着;ダノンスマッシュ M
ちょっと残念な走り。短縮優勢のSレースだったのでこの馬の個体能力とSMっぽい精神的イメージならもう少しまとめられたと思う。洋芝の稍重までは経験しているのでそんなに馬場を苦にしたとは思えない。最後のやめる感じが結構萎えてしまっているように見えたのでちょっと良くない。こういう負け方をするタイプではなかったので次のレースは注意して見たい。ガラッと巻き返すようだと前走の好走、今回の凡走を含めて逆にLっぽくなる。どちらかと言えば今回の萎えた感じを引きずって次も掲示板に入れないくらいで不振期に入る方がイメージしやすいかな。

 

11着;アウィルアウェイ LC
この馬は内枠にも入って完全にキツいターンだったのでここはこれでOK。前走派手に勝ったのになんでもう一回、しかも相手強くなってる所で走らないといけないんだよというイメージ。個体の成長は感じるしこの馬はこれからが楽しみ。

 

12着;タワーオブロンドン LM(S)
この馬のスピードを活かせるLの範疇に一度も入っていないしこんなもんでしょう。別に弱くて凡走している訳ではない。スピードの要求度が高い軽い質のレースならめちゃくちゃ強い走りをしてくる。

 

13着;モズアスコット LS
ダートから芝という実質の格上げ、短縮のSレースという二重苦で普通に凡走。前走のフェブラリーの勝ち方がSで持ってきている訳ではないというのもハッキリした。芝とかダートとか関係なくてLの馬。自分のレベルで通用する所なら走る。芝のマイルG1に今さら来てももうLで通用しないし、ダートで弱い馬を相手に頑張ればいいと思う。ダート戻りのダウンで普通に巻き返しそう。

 

14着;ナックビーナス LM
弱かった。ダイワメジャーだし休み明けとかダウンのようなL的な楽な条件で。オーシャンSの2着が100%のパフォーマンスなので楽な条件ならダノンと0.2差の実力があると見て良い。この後のダウンで。

 

15着;ノームコア L(SC)
休み明けでいきなりのスプリントで流石にキツかったかな。最後はやめているし特に気にしない。

 

16着;ラブカンプー (S)
全然ダメ。現状は何も残っていない。

 

17着;ダイメイプリンセス SL
これも全然ダメ。

 

18着;アイラブテーラー SM量 SC量
これは調教のミスもあった感じでレースが始まる前から終わっていた感じですね。特に気にせず。

 

まあ色々ありましたが予想としてはかなり芯を突いていたと思うのでそこそこ満足しています。自分の良い予想にお金がついてこなかっただけという事で。

 

和田!まっすぐ走れ!