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2020 弥生ディープ記念;回顧

2020.3.8 弥生ディープ記念
中山芝2000 11頭
36.2–1.01.1–2.02.9 (36.6) ミドルペース

 

1着;サトノフラッグ M(S)
勝つ事自体は想定通りでどうこうないが問題はこの馬をどう見るか。Sっぽさは感じるがこの間のベストアクターのようにSが強い異質なディープではなくあくまで量系ディープの枠内にはあるというイメージ。サトノダイヤモンド系。本質は皐月よりダービーっぽく普通に広いコースでというタイプだと思う。これでデビューから4戦続けて2000mになり次は皐月との事。同路線というか同コースのステップレースを使ったストレスを抱えての格上げ頭数増の次走は楽には感じない。この壁を連勝中のSっぽい勢いと初G1の鮮度で超えられるかどうか。量系ディープの枠内でめちゃくちゃ強い可能性も感じている。ディープインパクトと同じように残り1000mから脚が使えている可能性。ワーケアが大した事ないか、この馬がかなり強いかという感じ。

 

2着;ワーケア L(S)量
サトノの方が勝ちに出ていっているように見えてどちらかというと相手の方が1番人気っぽい乗り方だった。ただこれがイコール弱いという事でもなくて、この馬は合わない小回りの重い質の中でもしっかり走っているのだがサトノの方が規格外の持続質とトップスピードを持っているという可能性もある。仕掛けが遅れたように見える4コーナーの所も、サトノはなんなら3コーナーから既に加速を始めていたので一概にこの馬が遅いとは言えない。ある程度しっかりした馬質の3、4着馬にはしっかり勝っているし、その相手2頭はどちらもこの重い質が合っているタイプ。個人的にはこの馬には奥を感じていてL質寄りの条件になればもう一段パフォーマンスを上げられると思っている。ただサトノが強過ぎる可能性があるんだよな。

 

3着;オーソリティ SM(L)
やはり安定感はあるが上2頭には足りていなくてこれが限界という感じ。血統的にこの馬の方が上2頭より重い質の馬場も合っていた思うしある程度活力のある走りもしている。なのでこの馬は自分の分をほぼ出し切っているけど足りなかったという事。跳ねるためには人気落ちとかショックがないとキツい。

 

4着;ブラックホール SC
本来そういう大味な体力的な競馬が出来るタイプではないのだが3〜4コーナーでサトノと一緒に動いて外を回していた。その中で最後まで伸びていたのは評価出来る。内枠で体力を補完したい。良い馬だと思うがまだ成長の途上という感じで、現状だと小回りのローカル、ラジオNIKKEIの内枠とかがドンピシャなタイプ。

 

5着;オーロアドーネ LC
あんまりSっぽさは感じなかった。強くもないし弱くもないしまあこのくらい。

 

6着;アラタ SL
Vラインの形になっているが多分本来のVラインが意味する前向きさの証明ではなくて、この馬の場合はただ単にズブいという事。芝だったら逃げとかもっと前で競馬が出来ないと展開破綻待ちになってしまう。それかダートか。

 

7着;エンデュミオン LC
Cっぽい馬だが弱かった。

 

8着;ウインカーネリアン SC
これも良い馬っぽいけれど弱いというパターン。

 

9着;パンサラッサ 体力(S)
これも弱い。

 

10着;メイショウボサツ C
最後方ポツンで全くやる気の感じられない競馬。馬としてはここまで負けてはいけないのだがこういう騎乗だともはや馬どうこうの判断では無い。ガチでやって弱さを見せるまでは一応Cで見ておく。

 

11着;ディヴィナシオン SC
またしてもコントロール出来ず。抑えようとしないで人気もないんだし逃げさせちゃえば良いのに何を考えて乗っているのかよく分からない。ただ現状この感じだと短縮でSをコントロール出来る場が整わないと厳しいですね。

 

 

サトノフラッグがディープインパクト的な強い馬なのか、ワーケアが大したことないか、、、

うーん。

しれっとめちゃくちゃ強い馬が出ちゃってる可能性あるんだよな〜