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2020 東京新聞杯;回顧

2020.2.9 東京新聞杯
東京芝1600 16頭
34.7–58.1–1.33.0(34.9) ミドルペース
上がりは速いが持続質戦でタフを求められている。

 

1着;プリモシーン SM
こうなるとヴィクトリアMで走ってきた実力通りここでも走っただけという感じ。マイルCSの負けが不可解で今回疑って見てしまっていたが、一旦府中牝馬マイルCSを無いものとして見た方が良さそう。そうなるとやはり高い次元でまとまっている感じ。ただ頂点のレベルのマイルCSで何も出来なかった事は事実なので過剰に評価する必要はない。今回の休み明けダウンで勝ち切っているし基本的には通常の古馬ディープのタイプだが、Sがあって能力もそこそこ高いレベルにあるというイメージ。現状はリフレッシュ時とか交互のタイミングで。

 

2着;シャドウディーヴァ CM
短縮で位置取りが掛かったがそれに反応したという感じはあまりしない。意外とタフさを求められる中で前が苦しくなった所を差してきており、高いレベルでまとまっている能力と持続性能を活かして着を拾ったような形。揉まれずにガラ空きの伸びる内を通っていたしそこまで強さを感じるレースでは無かった。人気も落ちていたし持続質戦にもなって走りやすかったと思う。

 

3着;クリノガウディー SM
これは能力。マイルCSで0.6差のポテンシャルをそのまま休み明けのここでも発揮できたという感じ。本質は中京記念とか朝日杯のようなタフな所だと思うが、そうではない所でも能力でまとめられている。重賞で1人気1着が取れるとは思わないが良い馬になっている。そもそもあまり人気しないタイプだし基本的に期待値が高い馬なので追いかけたい。

 

4着;サトノアーサー LM
まとまってますね。悪くはないんだけど重賞だとキツくなってきそう。キャピタルの6着はよくまとめて来たの6で、今回は普通にまとめて来たが4着だったという感じ。重賞になってレベルが上がると良い臨戦を踏んでいても頭は厳しそう。

 

5着;クルーガー SM
良い先行でしたね。馬に活力があってこの後位置取りを掛けると反応しそう。12人気5着だがこれはみんなが能力を測り切れなかった故の12人気。負け方もストレスを残す感じではないし次のパフォーマンスは楽しみ。

 

6着;ヴァンドギャルド SM(C)
出遅れ。最後まで伸びては来ているし能力的にはそんなに悲観するような負けでは無かったかなと思う。両隣に牝馬がいてゲート内で気にしていたというコメントがあった。ただここまで運が無いとちょっとかわいそう。今回はかなり良いタイミングだったと思う。出遅れが残念。

 

7着;スウィングビート LM
思ったより頑張っていたがまあこのくらい。これはポテも足りていないし、ショックにがっつり反応するほどのSもなかったという事で。

 

8着;レイエンダ LS
弱い。タフなレースだったとはいえ先行して位置取りが掛かって開放感は感じていたし臨戦も問題なかった。せめて掲示板は確保出来ないと。

 

9着;レッドヴェイロン LM
後方からになってしまったとはいえかなりアッサリだった。1人気のプレッシャーというのもあったとは思うがそれとは別の理由かなと思う。これまでのパフォーマンスを考えると人気を苦にしたくらいならもう少しまとめても良いかなと思う。走る気が無かったような印象なので今回のはあまり評価に入れないでもう少し見る。

 

10着;ロワアブソリュー LS
ちょっと活性不足。ダウン向きだと思うが今の状態だとダウンでもキツイかも。

 

11着;ケイアイノーテック CL
短縮はキツい。Sが全然無いので多少のCでこなせる範疇でないと厳しい。好走レンジがかなり狭い。相手が弱くて優しいベクトル(同距離とか軽い延長)の条件の内枠でかな。そこにハマったとしてもそもそもの能力がもう下がっていくので手は出しづらい。

 

12着;ケイデンスコール LS
前走よりパフォーマンスは良かった。毎日杯の後のNHK激走を見て、ある程度リズムとか躍動感を持った状態の方が良いとすると今回は一応階段は登ったがまだ足りない。この後買おうというレベルまでは来ていない。

 

13着;ドーヴァー SM
パワーはあるが体力があるタイプでは無いのかなという感じ。

 

15着;キャンベルジュニア LS
あまり上手く乗られていないけれど、だとしてももうちょっとキツいかも。前向きさが全然無かった。