最強競馬ブログランキングへ

2020 日経新春杯;回顧

2020.1.19 日経新春杯
京都芝2400 14頭
0.35.7—1.01.6—2.03.4—2.26.9(35.3) スローペース

 

1着;モズベッロ SL
セントライトが出遅れからの追わずという事で無視すればそんなに悪くない。前走の苦も耐えたし。今回は重い馬場のスローという特殊な質のレースでSをキレに変えて持ってきた感じ。本質はセントライトの後の少頭数ダウン外枠での圧勝だと思うので強いという評価はしない方がいいと思うが良いSは持っていそう。重賞で人気で買う馬ではない。

 

2着;レッドレオン LM
重い馬場はあまり合わないと思うがスローからの瞬発力戦は向いた。そもそも瞬発力系の馬はほぼこれだけだったのでこの展開になれば相対的に有利。直線の半ばで前が詰まって立ち上がってしまって減速しているので酌量の余地はある。そんなに強くはない。

 

3着;エーティーラッセン LC
スローでかなり楽に逃げさせてもらってのもの。ロードヴァンドールが少しでも圧を掛けてきていたら潰れていたと思う。ここまで楽に逃げられればしぶとい。

 

4着;タイセイトレイル SM(C)体力
休み明けでしっかり馬体を増やしてきており、道中もしっかり動けていて走れる状態だったのにスローのレースを後ろで構え気味にしてしまった。上がりで持っていこうとしたという感じ。もっと強気に前に出て行って自ら体力寄りにしてしまえば馬券内は余裕であった。もったいない。

 

5着;プリンスオブペスカ LS
かなり活力があった。他の馬が全く動かない中で勝ちに出て行った結果5着で、一定の評価は出来るが限界としても5着という感じ。凡走後とか休み明けみたいなリフレッシュ時の条件戦かな。

 

6着;サトノガーネット LS(C)
Mラジで話されていたように鮮度依存の通常ディープではなく本質タイプという感じ。今回はスローで瞬発力を求められたのでレッドレオン同様に相対的に有利になった。激走後でもなんとかまとめて来たという見方も出来るが、レース質的に相対的な有利で6着まで来たと見た方が無難かな。本質タイプなので鮮度は関係なく自己条件の外差しなら買えるのかなという感じ。多少のCも感じているので少し気をつけて見たい。

 

7着;レッドジェニアル LS LM
神戸新聞杯で完全にキレで負けており瞬発力タイプではない。持続質っぽい。今回は力を出し切れていないがあんまり強くなさそう。低レベルの持続質のレースでかな。

 

8着;マスターコード LC体力
パワー馬場なのにスローからの瞬発力戦というのは難しい。軽い条件で体力を活かしたい。強くない。

 

9着;メロディーレーン SC
最後方から大外を回して走っただけで収穫がない。一旦このレースは無視で。

 

10着;ロードヴァンドール LS
スローだったが全く動かずに直線へ。ここまで平坦な質のスローだとほぼ全馬消耗がなくギアチェンジでの上がりが要求されてしまった。こうなるとこの馬は厳しい。体力を戻すには間隔が少し短いかなと思っていたが動きに活力はあったので走れる状態だったのだろう。早めに逃げ馬を潰しにいって重めの馬場で体力寄りのレースに持ち込めば3着まであったと思う。

 

11着;アフリカンゴールド L
悪くない位置で直線に入っていたがめちゃくちゃ弱かった。昨年の日経新春杯でボロ負けした時と同じ。かなり軽い条件向き。