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2020京都金杯;予想

2020.1.5 京都金杯
京都芝1600 18頭

 

【個別分析】
❶エメラルファイト(クロフネ×スペシャルウィーク) SC
休み明けの富士Sが大幅馬体減でかなり状態面に疑問がつく。前走は最後方からで直線では全く手応えがなかった。スプリングSで強さの証明はあるのでここ2戦はちょっと噛み合っていない感じでもったいない。不安はあるが強さはあるという状態で、しっかり走ればこのクラスのメンバー相手なら十分やれる実力はある。この段階で「走れる!」と踏むことは出来ないがオッズ的に走れる方に賭ける事は出来る。ここはとりあえず押さえておいて走りをしっかり見れば良いかなと思う。馬体増は必須。マイルG1からのダウンになり、流れのキツさみたいなものは緩む方向性になると思うので走れる状態ならこの局面は走りやすいかなとは思う。

 

サウンドキアラ(ディープインパクト×アグネスデジタル) M
かなりまとまっているタイプ。ヴィクトリアマイルの7着は展開の助けもあってという感じで、ポテンシャルとしてはG3で通用するかどうかのレベルかなと。今回臨戦的にプラスになることはあまりなくて単純に能力がどこまでか。ダイアトニックに力で勝てるようなイメージは無いが2〜3着候補では押さえておいても良いかもしれない。走ってこられる可能性はある。

 

❻ダイアトニック(ロードカナロア×サンデーサイレンス) SM(C)
力強さ、爆発力、精神力を持った強い馬。凡走後のダウンで走れる局面。前走の10着はスワンSを追い込んで接戦勝ちした直後でかなりキツいストレス・疲労を抱えていたので酌量出来て、フラットのこの場面は普通に強さを見せるだろう。

 

⓫ハッピーグリン(ローエングリン×アグネスタキオン) SM
いろんな距離を使われているが量的な長い距離よりはマイル〜2000くらいが良さそう。ただ前走の短縮で走った後での再短縮になり、基本的にはマイルのスピードだと置いていかれそう。そうなると直線追い込んで来ても遅刻するようなイメージ。がっつりSが前面に出ている訳ではないのでもしかしたら変わり身はあるのかもしれないが今回の短縮に反応して1発!という感じまではあまりしない。

 

⓭カテドラル(ハーツクライ×Rock of Gibraltar) SC
Sがかなり強くて爆発力を秘めた馬だがマイル続き、追い込み続きの平坦な臨戦でずっとまとめて来ている。地力のみで来ており、マイルCSを0.6差の5着なら大幅ダウンのここなら地力だけで通用はする。ただベストな狙い所は、位置取りが掛かったり外人に乗り替わったりするS的なタイミングだと思うのでこのタイミングではない。こういうタイプが1人気で武豊となるとどうしてもまとまりチックになってしまうようなイメージ。

 

⓯モズダディー(Scat Daddy×Smart Strike) CM
Cっぽくて結構良い馬。ここで初重賞になり、地力がどこまで通用するかという形になるのだが前走逃げているのがちょっと邪魔。ここで控えたとしても精神力系なので本質の勝負が出来るという可能性はある。あとリズムと鮮度で今回の1発なら逃げた後に揉まれた場合に感じるストレスは消せる可能性はある。Sっぽさがちょっと弱い感じなのでマイル重賞でSっぽい馬がガツっと逃げたりして1400質のSの流れになるとちょっとキツさは感じそう。現状は優しい条件向きに見えている。

 

⓱メイショウショウブ(ダイワメジャー×キングカメハメハ) SM
基本的には前走がタイミングで、激走後のここは危ないタイミングになる。ただ強い逃げを打ったりすると前走激走のストレスを逃げの位置取りで相殺出来る可能性はある。

 

⓲ソーグリッタリング(ステイゴールド×シンボリクリスエス) CM CL
六甲からの都大路でパフォーマンスを上げている事、関屋でミエノサクシードに交わされている事、カシオペアで差し返されている事が物足りない。Cっぽさは事実としてあるのだが1つの1つのレースを見るとC系としてはどうしてもワンパンチ足りない。まとまり系にCの付加があるくらいの見方の方が寧ろ良いのかもしれない。1人気4着後の格上げになり走れるタイミングではある。ただ激戦で勝ち切れるイメージは湧かない。3〜5着。


【予想】
◎❻ダイアトニック
△❶エメラルファイト
△⓭カテドラル

ほぼダイアトニックの単勝のみのイメージです。マルターズアポジーとかメイショウショウブ、ボンセルヴィーソのようなSっぽい馬がある程度強い流れを作ると見て、中途半端なまとまりっぽい馬(ソーグリッタリング、モズダディー、サウンドキアラ)の評価を下げています。