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関屋記念;回顧

2019.8.11 関屋記念
新潟芝1600 17頭
34.7–(58.0)–34.1 スローペース

 

1着;ミッキーグローリー LM(S)
馬格のあるがっつりL主導量系ディープ。ちょっとSも抱えているかなという感じ。今回は間隔空けたダウン外枠の完璧な臨戦でしっかり勝ち切った。特に驚くこともなく、普通に勝ったなという感じ。自分より弱い相手なら外から簡単に飲めるようなタイプで、格上げ内枠で本質が試される。多分そこまではキツいと思うが。

 

2着;ミエノサクシード CM
かなり頑張っていますね。前走も頑張っていたので今回に向けてプラスの要素はあまりなくて単純なポテンシャルでの2着かなという感じ。ステゴどうこうという馬ではなくて単純に高いレベルでまとまっているのかなという印象。あとはやはり後方からより前目でしぶとくの方が良さは出る。今回の高速レースにもしっかり対応したし今後はほぼ条件不問レベルで走れるタイミングでは押さえておいた方がいいのかもなと思う。ただあくまでまとまりという感じで、1番人気になってレース中にがっつり圧を受けたり、G1でという事になると割り引いた方が良さそう。人気落ちは押さえマストですね。小回り内枠だけはちょっと微妙かもしれない。

 

3着;そーグリッタリング LC
まあ普通にこのくらいかなという感じ。苦→楽で軽い人気落ちで走りやす勝ったと思う。ゴール前もしぶとく頑張っているががっつり強ければ交わしてほしい。条件的に120%のミッキーグローリーに勝てないのは良いがそこまでの強さは感じなかった。弱くはない。ポテンシャル的にはG3そこそこレベルで、オプションや臨戦がハマるとG2でもという感じか。鮮度がある内がチャンスかなと思う。

 

4着;ディメンシオン SM
Mラジで話されていたが確かにちょっと重いタイプのディープっぽい。母父Montjeuで高速上がり勝負のここで4着に来れたのはかなり収穫。タイミング的には走れる状態だったのであろう。単純にディープで前走のダウンで来れていないからとかではなく、藤原厩舎で前走の鞍上岩田(望)という事を考えれば完全に叩きとして割り切って良いと思う。もちろんリズムがあった方が良いことは確かで、量のあるタイプでもないので巻き返しという意味でも0.6差の7着からだと4着までが限界だったのかなとも思う。昨年夏の条件戦3連勝も間隔を詰めて使いながらのもので、重いタイプなので休み明けでクルっとというより、使って使ってというのが良さそう。個人的にポテンシャルは結構あると思っているので今回の8人気は過少評価で、激走という見方はしない。次走に向けては今回で状態をさらに上げて向かえるので人気は上がってしまうかもしれないが期待出来るかなと思う。

 

5着;サラキア SL LS
超楽だった前走の逃げから9番手にまで下げてここまで来れたのは多少立派。これまでの戦績の中ではかなり評価出来るものかなと思う。今回の関屋記念とスロー差し届かずの阪神牝馬の2つに関しては過小評価しないように気をつけたい。決して強い馬ではないが弱いと決めつけすぎると今後普通に走られるタイミングもあると思う。

 

6着;ロードクエスト LS
上がり31.9。状態は良いのだろうが自力ではこの6着くらいが限界かなという感じ。6着でも全くレースに入っていない6着だしそこまで評価しなくていいと思う。強くないので馬券内となるとスワンSのように活性化プラス短縮とかかなり色々なオプションが必要。

 

9着;ロシュフォール LM
ここは最低でも掲示板くらいには来ても良い臨戦だったのでちょっとがっかり。連勝後に不振に入っていくような爆発力と不安定さを秘めたS系という感じもしないのでちょっと不可解ですね。ゴール前の走りに前向きさが一切感じられない。新潟大賞典3着で能力はある程度持っていると思うしこの後のレースはどうなるのかちょっと気をつけて見たいと思います。

 

12着;フローレスマジック LM
敗因は短縮差しですかね。Lっぽいまとまり系で巻き返すなら同条件(同距離、同位置取り)で馬自身が巻き返すというイメージの方がしっくり来る。強くは無いけれど結果的に今回の牡馬混合重賞に短縮差しで向かうのはキツかったという事になった。今回も苦を味わったのでこの後条件が優しい方に向くのであれば期待できる。広いコースへの延長少頭数外枠ダウンとか。

 

14着;ケイデンスコール L(S)
内枠からだったが上手いこと位置を下げて大外を揉まれずに運べた。こういう乗り方なら走れても良かったと思うのでちょっと不可解。前走の反動なのか。朝日杯の負け方と似ている。ちょっとこの馬の見解に関しては素直にケイデンスコールマスターの琢也さんの見解を参考にしたいです。