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ラジオNIKKEI賞;回顧

2019.6.30 ラジオNIKKEI賞
福島芝1800 16頭 不良馬場
35.9–(1.01.0)–36.5 ミドルペース
不良馬場でかなり時計が掛かっておりタフな競馬に。

 

1着;ブレイキングドーン M体力
後方から外外を徐々に上がっていって最後まで体力で圧倒した感じ。弥生賞で好走していたように道悪適性もあるのだろうが、どちらかと言うとこの馬が道悪を苦にしないだけで、他馬が道悪を苦にした時に相対的に体力の優位性で走ってこれるようなイメージ。理由は道悪でグイグイというSっぽさが感じられず、漫然としたLっぽい雰囲気で出てきている所。近走使われ続けてやや停滞気味だったが、ここで1着に来れたのは実際道悪のおかげもあったと思う。ただあくまで他馬が苦にしたことによる展開破綻の恩恵という意味で捉えておく。この後休んだ後はまとまり系の人気落ちや体力を要求されるレースでは評価していきたい。揉まれない競馬が良くて外枠ベター。

 

2着;マイネルサーパス SC CS
C系なのかSCなのかどちらかの判断が難しくて、そこがやや重要だと思うが個人的にはSCで見ておく。C系だとするとMラジでも話されていた通りここ2走からの巻き返し面で難しい所があるが、SCなら自己条件戻りで2走限りの凡走なら巻き返してもギリギリ不思議ではないかなと。もちろんC系でも道悪で巻き返したという見方も出来るとは思う。ゴール前の走りは単走でもグイグイ感があった。良い精神力を持っているのは確かで良い馬。

 

3着;ゴータイミング SM
重賞で2つ弾かれていたがやはり新馬戦のパフォーマンス的に弱い訳ではないという事だろう。今回道悪で恵まれたというよりは逆に東スポ杯が何らかの理由があって凡走したと見た方が良さそう。適性は重い方にあって、前走は上がり勝負にも「対応できた、対応した」と見る。ちょっと異端側のディープ産駒として注意して見ていきたい。

 

4着;ダディーズマインド S(C)
タフな馬場で恵まれたような逃げではない中でよく頑張った。ポテンシャルはやはり高い。今回逃げて頑張ったのでこの後は期待値は下がる。

 

5着;アドマイヤスコール SL LS
2400からの一気の短縮で差しに回って13人気5着。ずっと最内をロスなく回ってきて最後は前向きさを見せて差してきた。ここで走ってくるあたりはSっぽい。母父カーリアンで道悪が向いたのもあるかもしれない。自力はそんなに高い感じはしない。

 

6着;ヒルダカール CS
直線で出てこよう出てこようと頑張ってはいたが、コーナーから手応えがあまり良くなくて体力的にキツかった感じ。それでも最後まで投げずに走ってきている。良いC系。いつか穴で来る。

 

7着;ブレイブメジャー SM
ワンパンチ足りないですね。可もなく不可もなくという感じの凡走。ダウンとかショックとかオプションがないとキツい感じ。距離はマイルとか1400の方が良さそう。

 

8着;ポルーニン LS
母父ディープで軽い所の方が合いそう。激走後のここで崩れずまとめて来たのはある程度評価出来るがそこまで強くない通常ディープというイメージで見ておく。広くて直線が長くて軽い所のマイルで。

 

9着;ヒシイグアス
Vライン。スタートも悪くなく馬自身には前向きさがあったのだが道中ズルズルと下げていき直線は最後方から大外ぶん回し。直線でもデムーロが全く追っておらず、このレースは完全度外視で。デムーロのレース後のコメントでは馬場が合わなかったとの事。次走前に行って注目。

 

10着;サヴォワールエメ SL LS
出遅れで後方からに。これは苦。次走楽でどこまで来れるか。

 

11着;ディキシーナイト
2番手からの競馬だったが手応えが悪く道悪でキツかった感じ。ポテ証明は十分なので今後も注目。

 

12着;インテンスライト SM SL
血統的に道悪は悪くないと思うのでちょっと残念。プリンシパルの内容が悪くないのでここで弱いとするのは早計かな。もう少し見てみたい。

 

13着;レッドアネモス SL
今回のレースに限っては格上げでどうこうという負けではなく、道悪と位置取りで苦だったという評価で良いだろう。この後のダウンで楽で。

 

14着;ウインゼノビア SL(C)
不振っぽい感じになっちゃいましたね。良い馬なのでしっかり休ませて今後。

 

15着;ランスオブプラーナ LS
逃げられなかったらこのくらい。苦の状況でどうこう出来るタイプではない。次走楽逃げなら買えるが強くはないので注意。

 

16着;ギルマ CM
Cっぽい可能性に賭けて評価してみたが道悪なので一旦度外視でもう1〜2回は見てみたい。この着順の推移で初の重賞挑戦とは言えいきなり16着は違和感がある。