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ヴィクトリアマイル;回顧

レコード決着。スプリント戦のようなラップ構成でかなり長い持続質を求められた。前に行った馬は流石にキツかった。

 

1着;ノームコア SC
やはりキレではなく持続質というタイプ。前走も後方から頑張っており走れるタイミングではあったが評価出来なかった。まとまり感もあって堅実に走ってくるタイプなので人気落ちのタイミングで持続質のレースで。

 

2着;プリモシーン SM
これは前が崩れての着拾いという感じでそんなにポテンシャルの評価には繋がらないと思う。今回のラップ構成がほとんど前走と同じで平均ペース以上の持続質戦で力を発揮するタイプ。関屋記念もそう。ただダウンだったターコイズSで崩れている点で評価し切れない。走り時の判断が難しい馬。

 

3着;クロコスミア CS
これは評価出来る。他馬よりも今回のようなレース質が向いているというのはあるがそれでも走れる状態のラッキーライラックを差し返している。本当にゴール前の皆が苦しくなった所で最後抜け出ている所にC質を感じる。逃げればと思っていたがもはや逃げなくても十分やれる良いC系。この後はちょっと危ない。

 

4着;ラッキーライラック SM
走れるタイミングだったしレースが流れて自分のリズムで走れていた中でしっかり勝ちに出て行っての4着。先に抜け出したのと目標にされたような所もあってちょっとキツかったかなと思う。4着というのは微妙な所で、キツい中でよく耐えて4着なのか悪くないレース質で1番人気に応えられずポテンシャルがギリギリ足りていない4着なのか。個人的には1番人気でG1では買えないという判断。G1でも穴の立場ならSの破壊力が活きるかなという感じ。1番人気の王道の乗り方に応えられるタイプではない。

 

5着;アエロリット SM
流石にこのペースで逃げたらキツい。先行した中では最先着でやはりポテンシャルはある。前向きさもあってSが切れているような感じはしなかったので今後も注目していきたいが休み明けで単騎で逃げた後なので次走は逃げられないとキツい。ほぼ確実にペースは落ちると思うので逃げられそうではあるが。

 

6着;ミエノサクシード CM
最後方からのイン突き。この展開だと後ろで脚を溜めてインをロスなく突けばこのくらいは走れる。ここで突き抜ける程のSはやはり無くてまとまっているかなという印象。人気据え置きなら次走ペースダウンで楽に前に行けば面白い。相手なりなので紐で。

 

7着;サウンドキアラ M
がっつり後方まで下げる位置取りショックを掛けて7着。ポテンシャルがこの辺かなという印象。このペースだと前に行ったらキツかったと思うし、鮮度があるとはいえ流石にレース質がキツ過ぎたかな。

 

8着;ミッキーチャーム SM
このペースで前につけていたら仕方ない。阪神牝馬とレース質が真逆なのでこの凡走は気にしない。

 

9着;ソウルスターリング L
この後ダウンでダメならもう厳しい。

 

10着;レッツゴードンキ SM
後方からじゃキツい。今回は前に行くのは前提条件だった。参考外。

 

11着;レッドオルガ LM
これを消せて良かった。キツいレースで自力でどうこうというポテンシャルは無い。この後東京なら苦→楽で。

 

12着;デンコウアンジュ SL
高速適性の無さかな。脚を溜められなかったのもキツかった。

 

13着;サトノワルキューレ LC
ここまでがっつりの持続質戦ではキツい。闘争心というタイプでは無いので優しいレース質の所で。