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東京新聞杯;回顧

2月3日(日)東京新聞杯

34.5–(57.2)–34.7 Mペース

レースラップ的には比較的締まった流れに。ただ前3〜4頭くらいは勝手にキツい展開にして自滅していった感じ。離れた集団のタワーオブロンドン以降でSペースからの上がり勝負のレースになったくらいの感覚で見ておく。


1着;❷インディチャンプ S(C) SM 1人気 ⑦⑥ー②(33.5)

出遅れたがスムーズに悪くない位置を取れてインの好位でそのまま直線へ。上位の差し馬達の中では一番先に動き出しており、ギアの入り方が凄い良かった。機動力のある細かくて速い走りで、東京向きの2,3,5着馬と比べると相対的には東京向きとは言えなさそう。あくまで相対的に。その中でマイナス要素のあまり無いG3級の馬達をしっかり完封出来たのは強い内容だと思う。鮮度と勢いの恩恵で押し切った印象も確かに感じるがこのレースまでに関しては素直に評価する。


2着;❻レッドオルガ LM SM 6人気 ⑥⑥ー②(33.6) 1/2

前走と比べるとペースも落ちてしっかり前に位置を取れて完全に苦⇨楽。実力馬をしっかり自力で下しており、エリモピクシーの東京替わりの恩恵というのも確かにあるのだろうが個人的には普通にポテンシャルを評価する。


3着;❶サトノアレス LM(C) 4人気 ⑩⑨ー③(33.4) アタマ

文句のない臨戦、展開、位置取り、直線のコース取りで3着。自分の実力100%は出せたが鮮度持ちの若い馬には勝てなかった。これは下降線の中にいるという事。L主導の馬で前走の大敗からは平気で巻き返せるという事も再認識。安田記念までの流れで確実に強さは見せているのでポテンシャルは大いに認めながらもこのレース以上のパフォーマンスは今後は期待出来ず、L条件で評価していけば良さそう。


4着;❽ロードクエスト SL LS 10人気 ⑨⑨ー④(33.7) 1 1/2

これはびっくり。前走京都金杯で13着だが0.5差で確かに着順ほどは負けておらず状態自体は悪くなかった。実際好走できるタイミングではあったと思う。ただ何にびっくりしたかって三浦がスタート後出していっており「弓」は引いていないレース運びの中でのゴール前のグイグイ感。このグイグイ感というベースをこの馬が持っているならそりゃデムーロが乗ったらS付加で走るわなという感想。スワンSを完全な異質と見ていてこの馬のポテンシャルをしっかりは評価出来ていなかった。普通に良い走りだったと思う。重賞でどうのこうのという訳では無いがポテンシャルを多少評価する。


5着;❺タワーオブロンドン LM 2人気 ⑤⑤ー⑤(34.2) ハナ

前走よりペースが2秒も上がっているのに位置を前に上げておりそれは確かにキツかったと思う。ただそれにしても前走のベスト条件で勝ち切れなかった所からもそんなに強くないんではないかと感じた。あと2ヶ月半空いているとは言え休み明けの前走でしっかり馬体増やしてきていたのにここでの更にプラス10キロは少し気になる。ポテンシャルについては早熟だった可能性をしっかり考えて懐疑的に見ていく。ストレス疲労ほとんど無いので次走馬体絞って楽条件で勝てなかったらキツい。


7着;⓭リライアブルエース LM 9人気 ⑩⑪ー⑦(33.7) 1 1/4

馬体がっつり絞ってきておりギリギリだが走れる状態だった。直線でギアが上がるまでに時間が掛かり加速の途中で進路なく一度減速。そしてコース見つけてギア上がってからは良いグイグイ感。その部分で多少酌量の余地はあるがこのクラスだと掲示板とか3着がギリかもしれない。サンライズノヴァ的な加速中に揉まれない方が良いタイプっぽい。直近の馬券圏内に入った2走(中京記念と晩春S)を見ても枠が内目だとしても直線では全く揉まれていない。直線はそういう意味でも長い所が良さそう。鮮度薄れてきており自力だけではキツいのでこれ以降重賞では苦→楽とかプラス要素が無いと買い辛い。


8着;⓯レイエンダ LC 5人気 ⑮⑮ー⑧(32.8) アタマ

2000からの短縮でペースアップで最後方からに。上がり最速だがグイグイ感は無くレースの輪の中に入れていなかったような印象。とりあえずマイルは現状は合っていないとしておくがそもそもポテンシャルが微妙。


9着;➓ロジクライ SL SM 3人気 ②②ー⑨(35.1) ハナ

横山典への乗り替わりでスタート後逃げたいような素振りも見せていた。結果的に逃げられずペースが上がってしまい1番苦しいレースだったと思う。今回はそういう意味で酌量の余地があるので次走苦→楽になれば期待出来る。シュヴァルグランと同じ配合だがタイプは難しい。苦条件では走れない器用なお利口さん先行馬と思っておけばいいんじゃないかな。


12着;❸テトラドラクマ S

前に行った組は辛かったがその中においては楽な方でありシンプルに弱いと思う。


14着;⓫ジャンダルム

シンプルに弱いとは思うがSの不振とも取れるので最終決断はしない。どちらにしても良い所を見せるまでは馬券は買わなくてOK。まず1回先行を見たい。


【評価】

◎❻レッドオルガ

◯❷インディチャンプ

▲❶サトノアレス

△⓯レイエンダ

△⓭リライアブルエース

×➓ロジクライ

×❺タワーオブロンドン


【馬券】

複勝;◎❻レッドオルガ 1点  2.4倍

→回収率240%

 


今回から【馬券】という欄も加えます。というのもそもそもこのブログは個人で趣味で前から書いていたものの延長線上で公開しているもので、今でも自分の記録用としての側面もあります。そのため各馬の個別分析の文章も「こういう所は良いけど、こういう悪い所もある」みたいなどっちつかずの表現になっている事が多いと思います。徐々に見てくれる人が分かりやすいような表現にシフトしていけたらなと思いながらやっています。

【馬券】欄は自分の予想(評価)と実際の馬券の結果のリンクをしっかりと確認してそこから反省点を見つけ今後に活かす為に新たに加えました。個人的にそのレース単体での回収率というのは常に意識していて、結果的にトリガミ(100%以下)になった場合は予想がどれだけ芯を食っていても自分個人の競馬としては負けと見なしています。

人気薄の馬に◎を打っていてそれがちゃんと1着に来た時に馬券が取れていなかったら、予想としてはOKだけど競馬という勝負事では負けという考え方です。あくまで個人的な考えで勝手にそうしているだけです。


今回のこのレースは◯→◎→▲で決まっており予想としてはかなり良かったのかなと思います。時間が無くてとりあえずの複勝しか買えなかったですがそれでもこのレース単体で回収率が240%だったので個人的にはもったいないとかではなくしっかり勝ったと思っています。


今後も予想力の向上という部分と競馬という勝負事に勝つという部分の両方を着実に追求していこうと思います。