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愛知杯;回顧

1月26日(土)愛知杯

37.2–(1.02.2)–34.3 Sペース

前に行った組は楽なレースをしており評価は割引。


1着;❺ワンブレスアウェイ CL量 8人気 ④④④④ー①(33.9)

エリ女からのダウンで馬体しっかり増やして、短縮だったが前に行く逆ショッカー。ステゴだがカツカツしたタイプではなくCとLがバランスよくお互いを支えているようなイメージ。レース前はCが強いと思っていたので馬体重プラス10キロはあんまり良くないと見て評価を下げていた。流石にかなり楽を感じているはずで道中もほとんどプレッシャーなくレースを進められたのが大きかったかな。社台のクラブ牝馬は6歳の3月で引退との事で今回が多分ラストになるのかな。渾身の仕上げで狙いに来ていたと思うのだがそうなるとプラス10キロは余計に解釈が難しい。


2着;⓫ノームコア SM 1人気 ⑨⑩⑩⑩ー②(33.5) 1/2

ダウン外枠頭数減で実際楽な条件ではあったと思う。ただ普段と違って後方からになってしまいその分で2着になったのかなという感じ。まあそれでも能力はそこそこあってまとまっているので毎度切りづらいがG1ではキツいかなという印象はある。次は前に行けば位置取りが掛かるが全体的な条件的には楽にはならないと思う。今回は位置取り以外のレース質自体は楽だった。鮮度薄まるとハービンジャーっぽい感じになっていきそう。


3着;❽ランドネ LS(C) 4人気 ①①①①ー③(34.4) クビ

どスローだったし道中プレッシャーもほぼ無かったので恵まれて3着まで来れただけ。特に評価しなくてOK。これは買えない。


4着;❾ウラヌスチャーム CL(S) CS(L) LC(S) 3人気 ⑤⑥⑤⑥ー④(33.9) 1/2

上位3頭は好走するためのプラス要素がそれぞれしっかりあり、この馬はリズム以外は臨戦的に有利になる点はほぼ無かった。その中で自力で4着。コルコバードを競り落としているのは自力。とにかく今回は自力での結果であり、このクラスだと相対的にプラスになる要素が無いと上位に食い込めないという認識にしておく。


5着;❹コルコバード CL(S)体力6人気 ⑨⑧⑦⑦ー⑤(33.8) アタマ

スローからの瞬発力を求められる展開になり体力と精神力を活かせなかった形。直線序盤は馬群のキツい所で投げずに頑張っていて改めて精神力は示した。このあと馬体絞ってアップで締まったペースでタフな展開になると面白い。がっつりの所ではキツいかもしれないが良い馬。


6着;❶レッドジェノヴァ  LC(S)量 2人気 ⑥⑤⑤④ー⑥(34.1) クビ

ゴール前追ってない。Sが弱まって出てきたのか突き抜ける感じが全然しなかった。精神力は相変わらずある感じだったが休み明けでボヤけていたのか味気ない走りだった。叩いて次という考えもあるがSが確認出来るまでは少し手を出しづらい。


11着;❸ティーエスクライ SL 13人気

前に行けて開放感あり、道中スムーズでこれだと単純に弱かったという事かな。

 

ステイゴールド産駒=Cが強い?等のMの表面的先入観をまず外す事。まとまっていたり量系だったり色んなパターンがある。ワンブレスアウェイに関しては東京や新潟の軽い所でも普通に走っており、なんならそっちの方が成績が良い。個人的にマーメイドのイン突き9人気2着のレースを見たときにC系という判断をしてしまっていた。C系はC系でもどんなタイプなのかは詳細に、冷静に分析しないと正確な個体分析にはならない。良い個体分析が出来ていれば臨戦過程と相対的評価によって良い予想が出来るという流れ。これをしっかり改めて押さえたい。ワンブレスアウェイはLとか量の部分をしっかり分かっていればあとは臨戦で逆ショッカーで苦→楽で評価出来る場面。

あとは人気薄に重い印を打つのは別に簡単で、重要なのは人気馬の取捨を慎重にする事。