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AJCC;回顧

1月20日(日)AJCC

36.7ー(1.02.2)ー34.6 Sペース

ステイインシアトルのマイペースなスローの逃げ。まったり流れて道中も展開に変化なくそのまま直線へ。差してきた馬は中団の良いところにつけていた3頭で、前に行った組は楽な展開だったと思うのでここで前で垂れた馬は評価を下げたい。


1着;❽シャケトラ LS(C) 7人気 ④⑤④③ー①(34.2)

1年以上の休み明けで仕上げの部分の心配をしていたが馬体重+2というのも込みで完全に外厩で仕上げてきていたという事だろう。普通の休養明けならもっと馬体を増やして出てきてここを叩いての次という形になるのであろうが今はそういう純粋な放牧的な概念が通用しないのかなと。L化してきているが元々のポテンシャル自体はあり、そうなると休み明け非根幹少頭数外目の枠、得意の中山で完全に走れる状態。直線でそこそこグイグイ感もあって菊花賞馬をしっかり下しているため復活っぽく見えるが今回の条件で走ってくるのはやはりLっぽさを感じずにはいられないので今後のアップとか苦条件では疑って見たい。激走後で次走は結構キツい。→(訂正)ポテンシャルがあるので激走ではなく今回が単なる不当な(信頼し切れなかった意味で)人気薄だったという事で。休養で鮮度とSの補完をして出てきて今後もある程度走れるという認識に変えておきます。次走に関しての期待値自体はやはり下がる。


2着;❹フィエールマン SM 1人気 ⑥⑥⑥⑥ー②(34.0) アタマ

休み明けで馬体重の増減無しというのは完全にリフレッシュされているかどうかという点に関しては正直微妙。外厩でこのレースをしっかり勝ちを狙って仕上げて来ていたと思うのでまあ増減無しも頷ける。ほぼ文句のない展開で直線も不利らしい不利は無くて、その中でシャケトラを差し切れなかったのがこの馬のポテンシャルを示したかな。ゴール前の走りを見る限りは菊花賞疲労は感じず、単純な力負けだと見えた。菊花賞は鮮度と異端性とルメールの好騎乗で勝った感じで元々まとまり感もあるので、今後がっつりのG1でまた突き抜けて頭までというのは考え辛いかな。


3着;➓メートルダール LS(C) 5人気 ⑦⑧⑥⑥ー③(34.1) 3/4

単純なL系ダウンホースだと思っていたがそこそこはやれるみたい。シンプルに見誤っていた。凡走後のL系でアップとはいえ少頭数外枠で買えなくはない条件だったのか。ただ1番は前走の中日新聞杯がかなりのHペース(1000m通過58.7)で今回相当なペースダウンになり楽に追走出来たのが大きいかなと。道中フィエールマンをマークしておいて4コーナーでは先に仕掛けてという騎乗も完璧だった。ただポテンシャル的にどう乗ってもこのクラスの重賞で頭までは難しそう。


4着;❶ジェネラーレウーノ S(LC) 2人気 ②②②②ー④(34.9) 1 1/2

逃げたくないような感じであっさりハナを譲って2番手追走。皐月賞セントライト記念のようにキツめのペースをマイペースに追走してという形が理想なのは分かるがそれは完全に他馬次第になってしまう。休み明けで馬体をしっかり増やしてリフレッシュ出来ており完全に走れる状態ではあったためもったいなかった。今後は前に行きたい馬が多かったりしてペースもキツくなるというのが読める条件でないと買い辛い。


5着;⓫サクラアンプルール CM 4人気 ⑦⑧⑨⑧ー⑤(34.4) 1 1/4

毎回頑張って掲示板前後に来ており本当にもったいない。函館記念のように内枠である程度の位置を取って馬群でしっかり集中してというレースが出来れば馬券内に来れる。買うなら内枠マストで。


6着;❺ダンビュライト SM 3人気 ⑤④④④ー⑥(34.9) 3/4

1回外厩に出してしっかり馬体も絞って仕上げてきて、延長を前に行くという部分までは完璧。直線に入って全然伸びる感じが無くあっさり凡走。この臨戦と位置取りで3着にまで来れないのはちょっと深刻。デムーロとかが乗ってS付加でギリギリ可能性があるかなという感じ。


8着;❼ステイインシアトル SL

マイペースで逃げられたが休み明け馬体減で出てきておりその部分での体力切れと、直線半ばで差し馬たちが出てきてグワッとレースの流れが変わった時に対抗出来ずあっさりやられてしまった感じ。このタイプの逃げ馬に格とかっていう表現は適切じゃないかもしれないが格が足りない感じ。レベルの低いG3でギリギリぐらいかな。


シャケトラに関しては丁半博打だったなという印象です。負けました。

当日はMラジのオフ会に初参加でとても楽しく競馬を楽しめました。同じMの法則でも人によって馬個体の見方や評価が違っていて、でも全体としては話の内容が共有出来るのでとても有意義な時間でした。皆さんありがとうございました。