1月5日(土)中山金杯(G3)
中山11R 芝2000 16頭
開催後半でタフな馬場。上がりは掛かる想定(35秒台くらい)。内外はやや外差し傾向で。
3ヶ月振り。かなりのL系で休み明けは走れるタイプ。重賞へのアップは毎回弾かれておりここまではポテンシャル的にそこが限界の馬であったが、今回は休み明けの逃げ馬で叩かずぶっつけというオプションを使ってどこまでやれるかというだけの話。ポテンシャル的に頭は無し。馬体増マストで。
❷アドマイヤリード(ステゴ×Numerous) LC
前走エリ女からの大幅ダウンの中山18のオープン戦を追い込んで3人気1着してからの格上げ。昨年春の好調期は激走後のアップも走っているがあれは連チャンのようなもので今回も同じようにいくとは思えない。がっつり精神力系なら前走は走っていないのでそうなると頭数アップの格上げの今回は苦に感じるはず。軽視で。
❸コズミックフォース(キンカメ×ネオユニ) SC
今年の菊花賞はどスローで昨年とは違って凡走組は消耗度が少ないので狙いたいのだが、この馬はダービー3着の後休み明けのセントライトと菊花賞の内容が正直微妙。ただし前走は物理的に距離が長過ぎたのか直線向いたところで全く脚が残っていない状態だったため酌量の余地はある。そうなるともう1回間隔をあけたキンカメで、混戦向きのS系だと思うので適距離の中山戻りもOK。プラス点もそこそこあるがリズムも悪いため押さえまで。馬体軽いプラスで。
❹ランガディア(キンカメ×サンデー) SC
休み明けから条件戦を2連勝しての初古馬重賞。こういう停滞したメンバーの中だとこの馬のような勢いと鮮度のある馬に期待したくなる。中山実績は生涯唯一の凡走のNZTだけだがこれは大幅馬体減で後方からになり相当な苦のレースだったので無視してOK。新潟の重馬場の上がりが掛かる所でも走っているし中山もいけると見る。寧ろ昨年春の連続2回の4着を見ると軽い所でしっかり取りこぼしているようにも見えるため、中山替りでさらに跳ねるような可能性も感じる。前走は馬群から抜けてきており2回もしっかり横の馬と併せて競り落としている所に精神力も感じる。大幅増減×で。
ただのL系ダウンホースでは無く結構Sっぽさもあり不安定な面もある。調教師のコメントで「競馬が下手」というコメントが出るくらいで軸にするのは怖いが走る時は走るのでタイミングタイミングで単勝は持っておきたいタイプ。実際前2走も特別評価する点もないので黙って単勝を。マーフィへの乗り替わりで前に行ったりしたらかなり面白いんだけどな。ハービンジャーらしい面もあったりSっぽさもあったりと面白い馬だと思う。馬体増マスト。
福島記念5番手先行して0.2差の1人気3着から2ヶ月ぶり。位置取りをがっつり掛けての函館記念激走後のオールカマー4着がかなり強く、良い馬になってきている感じはする。そして前走1人気3着でストレス抜いてきての今回なので臨戦としては悪くない。頭まではどうかだが紐ならそこそこ。馬体軽いプラスで。
❽マウントゴールド(ステゴ×Mt.Livermore) LC(S)
優しいステゴでまとまっているタイプ。前走はオープン戦で逃げて3人気1着してからの格上げで3番手に控えての4人気2着でこれはなかなか内容がある。ずっと人気以上に走ってきており今回は今までで1番間隔が詰まる臨戦になる。馬自身のストレス・疲労的に崩れるならこのタイミングかなと。あるとしたら逃げだけ。逃げて3着か控えて4～6着みたいなイメージ。大幅増減×。
❾ストロングタイタン LS SL
休み明けの中日新聞杯5番手から差しで7人気3着0.7差から1ヶ月ぶり。前走プラス36キロでかなり大幅に増えていて走り自体も直線では重さがあった。休み明けを人気薄で激走しているが、不当な人気薄だったし大差で負けているので激走だったという線は消す。正直タイプをあまり掴めていないが鳴尾記念で走っているし中山も大丈夫だと見ている。人気が無ければ紐で押さえてもいいかなという感じ。若い頃はSっぽさも見せていたが今はそんなに活力みたいなものも感じない。馬体は絞りマストで。
⓫ウインブライト(ステゴ×アドマイヤコジーン) SL LS
前走マイルCS14人気9着から1ヶ月半振り。叩きタイプの中山とか福島向きで休み明けの富士Sはもちろん軽視。前走は完全にキツい条件(同路線、ガチG1への格上げ、平坦京都外回り←これに関しては他馬との関係で相対的に苦手)の中で投げずに伸びる意欲は見せていた。延長でペースも落ち着き、ダウン戦というのも悪くない。一変に期待するなら今回か。馬体軽いプラスで。
⓬タイムフライヤー(ハーツクライ×ブライアンズタイム) S系
ずっとリズムを崩してきたS系だったが休み明けの神戸新聞杯で久々に先行して活性が入った感じで前走菊花賞で延長を控える逆位置取りの中0.6差の13人気6着に来たのは多少評価に値する。まだリズムをつけてきたとまではいかないがそろそろ走り出しそうな感じが出てきている。3ヶ月の休み明けで3000から2000の大幅短縮で前走がどスローだったのも考えると今回はかなり戸惑うと思うため軽視したい。馬体は軽く増やしてきたい。
ショックを好むスケール感の小さいこじんまりしたSC系というイメージ。安定感とかパワーはあまり無く色んなタイミングが重なった時にたまに穴を開ける感じ。今回は休み明けの中山18を叩いてからの軽い距離延長で前に行く位置取りショックもカードとしては残っている。ここまでは良いのだが中山が微妙。東京京都新潟ならかなり狙いたいのだが人気薄でどこまで許せるかという感じ。馬体絞りマスト。
⓮ブラックバゴ(バゴ×ステゴ) S(L) 体力
前走は休み明けでオールカマーで大幅に馬体減らしてきている中で7人気6着としっかり粘っている。状態はそんなに悪くない。今回3ヶ月半ぶりで一応短縮にはなるのだが先行したりしっかり捲ったりして体力を活かせる展開に持ち込めれば一発あっても。ポテンシャル的に頭までは難しいかもしれないが。馬体はプラスマストで。
⓯ステイフーリッシュ(ステゴ×キンカメ) L(CS)
チャレンジC短縮で前に行って5人気3着からの1ヶ月ぶり。ホープフル3着の時は良い馬だったが最近は全然っていう感じ。体力のストックが必要なタイプで激走後やマイナス体重時には崩れる。今回はダウンで人気以上に走ってからの間隔詰まっての臨戦なのでキツくは感じるはず。大幅増減×
5ヶ月ぶり。小倉記念はストレス負け。休み明け自体は悪くはない。Sっぽさもあるが基本的にはダウンホースなので今回どこまでやれるか。今の中山のパワーの要る外差し馬場自体は向くと思うので人気なければ押さえたいが休み明けの分信頼しきれない感じ。馬体は軽いプラスで。
◎ランガディア
◯ウインブライト
▲エアアンセム
△コズミックフォース
☆サンマルティン
明けましておめでとうございます。今年は回収率100％を目指します。
他の先輩方も仰っていましたが、外国人騎手の扱いや外厩の扱い等今年は考えることが色々とありそうです。個人的にはMの法則をベースにしながらも外厩についての考察や摩擦の薄いレース質というのも予想にしっかり盛り込んで、「回収率100％」という目に見える形での結果を出していきたいと思います。そもそもの姿勢として逃げるような事はせず、だけど仕方がない時は素直に仕方がないと割り切り、個体評価を基に人気薄の単複・人気サイドなら馬連ワイド中心に攻めていきたいと思っております。
2019年もよろしくお願い致します！
