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賭ける魂

Mの法則を基にした競馬予想ブログです

ローズS;回顧

2019.9.15 ローズS
阪神芝1800(外) 12頭
35.4–(0.59.3)–33.4 スローペース

 

1着;ダノンファンタジー LM
間隔を空けており走れるタイミングだった所で、しっかり持っているポテンシャルをスローからの上がり競馬で最大限に発揮したという形。ここを勝ち切るのは流石のポテンシャルという感じ。もう鮮度はほぼ無くてポテンシャルだけで走っているのでそのポテンシャルの部分はしっかり評価しておきたい。流石です!という感想。

 

2着;ビーチサンバ LC
弱いと思って切っていたが、そこそこ能力はありそう。オークスは単に距離が長くての凡走で、それ以外のレースは全て頑張ってギリギリまとめて来れるというライン。ただやはり自身でどうこうっていう強さは感じないので格上げG1では要らないかなと思う。

 

3着;ウィクトーリア SM
全然Sの不振とかじゃなくてむしろまとまりっぽい感じでしっかり自分の分は走っている。オークス4着の力をそのまま出している感じで、これはある程度ポテンシャルという事で見ていいかなと思う。フローラで速い上がりで勝ったりしているがキレには寄っていなくて、かと言ってパワーにも寄っていない感じ。

 

4着;シゲルピンクダイヤ SL(C)
休み明けで一応走れるタイミングだったと思う。位置を取って流れに入ってしまった分最後力比べで負けてしまったのかなという印象。チューリップも桜花賞も強かったが追い込みで流れの外からズバッというレースで、今回のように人気になってレースの流れの中にしっかり入ってしまうとそれに応えられるほどのLっぽさとか量とか余裕は無い感じ。

 

5着;メイショウショウブSL
これは騎乗がちょっとどうかなと思う。逃げられそうな感じだったのに抑えて抑えて4–8→5のVライン。前向きさはそこそこというくらいで、仮に逃げていても勝ち切っていたとは思わない。ただ苦を感じながらもそこそこ前向きさを見せていたので次走は少し期待出来る。強くはないと思います。

 

6着;スイープセレリタス M
ルメールは距離が長いとコメントしていたが馬のタイプ的にはそんな事は無いように思える。スローの流れをマイペースに前に行けており楽にレースは出来ていたと思う。それでしっかり負けているので普通に考えたら単純に強くないという事で良いと思う。ただ直線の垂れ方に関しては確かに距離が長いという印象もある。まだどっちかわからないが個人的には距離は問題ないけれど強くないという判断にしておく。今後も人気になるだろうし期待値は高くないと思います。

 

7着;モアナアネラ LC
強くないですね。L系のダウン外枠向きかなと思います。そういうタイプの中ではCがある方なのでちょっとキツくても頑張れるという感じ。本質的には前走のような内→外枠替わりの楽なレースみたいな所が良い。

 

8着;アルティマリガーレ LC
延長だったが出遅れて後方から。3番手までがっつり捲って出て行っておりかなり体力的にキツかったと思う。かと言って負けて強し!という所までは感じられなかったかな。ただCっぽさもあって良い馬だと思うのでちょっと見ていきたい。

 

9着;シャドウディーヴァ CM
出足は良かったのだが逃げたくない感じで無理に抑えて馬群に入り、直線もほぼ追わず。これは流石に度外視気味でいいと思う。

 

10着;ビックピクチャー CS
この場面で差しに回ってしまうと流石にキツい。軽いキレタイプのディープではなくオークスのカレンブーケドールのような前目から粘りこむ競馬が合っているタイプだと思う。後ろからダノンを差せる訳がない。連闘明けだったが馬体もしっかり維持しておりチャンスだったと思う。そこまで鮮度依存のタイプのディープ産駒では無いと思っているので今後もしっかり見ていきたい。

 

ローズS;予想

2019.9.15 ローズS
阪神芝1800(外) 12頭

 

【評価】
◎❸ビックピクチャー
◯❹ダノンファンタジー
▲➓シゲルピンクダイヤ
△⓬スイープセレリタス
×❼アルティマリガーレ
【短評】
ビックピクチャーは良い馬で好きな感じですが実際がっつり軸でというような感じではないです。斤量面の不安とダノン、シゲルに対して強さがどのくらいなのかという所に不安はあるという感じです。
自分の中のイメージを3連単フォーメーションで表すと、
ダノン/シゲル→ダノン/シゲル→ビック/スイープ
という感じです。


【個別分析】
❶メイショウショウブ(ダイワメジャー×キングカメハメハ) SM
前走しっかり前にいってあれだと単純に強くないと思います。最内に入ったので逃げればというのはギリギリあるが仮に逃げてもがっつり反応するほどのSも現状感じないし直線で捕まえられるイメージ。

 

❷ベストクイーン(スクリーンヒーロー×トウカイテイオー) (SC)
結構精神力がありそうな感じで頑張る姿も見せているのだがちょっと物足りないかな。ダートを使ってS付加させたような感じの圧勝後の格上げの内枠は可能性を見たくはなるがこの感じで延長で阪神1800に向かってくると流石に量とかゆとりの部分で足りないかなと思う。

 

❸ビックピクチャー(ディープインパクト×タイキシャトル) CS
新馬が多頭数で、特有のどスローのレースではなく意外としっかりしたレース質だったがここを勝ちきっているのが好感。その後は休み明けとか少頭数のような条件で取りこぼし続けており通常のディープ産駒だとするとちょっと違和感がある。そして近3走だが間隔を詰めて徐々に内容を上げているのがCっぽい。馬体も軽いし現状は精神力系のディープという事でみても良いかなと思う。これこそリズム良くて間隔を詰めて圧勝してきた馬の格上げ内枠で、更にディープ初重賞の鮮度も持っている。この3戦の蓄積疲労を打ち消すのがディープの鮮度だと思うしこれは評価したいですね。C系という事で評価しているので一気の斤量5キロアップはちょっとキツい。買うけれど軸には出来ないかなという感じ。

 

❹ダノンファンタジー(ディープインパクト×Not For Sale) LM
阪神JFで鮮度解放、ダウンのチューリップ賞で本質全開。そこから桜花賞に向かってきてプラス要素が無い中での前受けしての1人気4着が結構強い内容。オークスも同じくほぼ地力のみで頑張って出てこようとしており評価出来る。そして今回が間隔を空けてのダウン戦。臨戦的にはプラスで走れる場面。春の2戦で確実な地力を示しており、コース形態、馬場、レース質的にもほぼベスト。これは普通にある程度評価します。馬体減で出てくると春の疲れが残っている感じになるのでしっかり増やしてきて欲しい。

 

❺モアナアネラ(キングカメハメハ×ディープインパクト) LC
馬体が小さいがこれはどちらかと言ったら量的な感じがする。前走の勝ち方がそれっぽい。ただ2走前は圧勝後の頭数アップの内枠でキツい臨戦だったと思うがしっかりとまとめて来ており好感が持てる。稍重でちょっとSが足りなくて前の馬を捉えきれなかったような印象で全然悪くない。Cっぽさも無くはないが主導というほどでは無く、この馬はCというよりは量とか許容量で勝負したいタイプに思えるので格上げ内枠を楽には感じないと思う。前走のように外から飲んでいくような競馬が本質っぽい。量でとなると同タイプでダノンファンタジーがいるのでこれはちょっと期待しづらいかなという印象。もちろん鮮度もあってまだ完全に本質を見せ切っている訳ではないので可能性はあるとは思う。

 

❻シャドウディーヴァ(ハーツクライ×Dansili) CS CM
フローラはいい臨戦で実際グイグイ感もあった状態で勝ち切れず2着。オークスはプラス要素は無い臨戦だったが最後ダノンに地力で交わされている感じ。この2つを見てどうしても現状このメンバーに入るともう一つ足りないのかなという印象を受ける。精神力は確かにあってSC、CSっぽい挙動は見せているのに個体の強さが足りない感じ。フラワーCの差し届かずの4着を見ると延長で緩めの流れを楽に感じながら伸び伸び走りたいタイプにも見えるのでこのタイミングでの1800はちょっと手を出しづらいかな。

 

❼アルティマリガーレ(ハービンジャー×フジキセキ) CM CS(L)
良い馬ですね。4走全て内容が良い。C系としてリズムが良く集中状態でもあるので今回の1800への延長くらいなら問題ない。ただ今回の少頭数の阪神1800の軽めの馬場だと条件がちょっと軽過ぎるかなという気はする。良い馬だけど押さえるかどうか微妙な所。今後しっかり見たい。

 

❽ウィクトーリア(ヴィクトワールピサ×Cape Cross) SM
とりあえずフローラとオークスは連チャンで、そこから間隔がしっかり空いているので今回はフラットに走ってどうなるかという場面だと思う。オークスの走りが連チャンのみのSの激しい感じではなく、精神的な前向きさに関しては連チャンっぽいがどこかに地力感も感じる走りだった。だから連チャン終わりで間隔を空けてリズムが途切れたので切りという事ではなく、地力でここを普通に走ってもおかしくない。この馬に関しては今回のレースを見てからの判断で良いと思う。フラットな場面なので春2戦を評価された2人気ほどの期待値は無いがかと言って完全に切ることも難しい。まあ切っちゃいますが。

 

❾ラシェーラ(ルーラーシップ×アグネスタキオン)
これは流石にいいでしょう。

 

➓シゲルピンクダイヤ(ダイワメジャー×High Chaparral) SL
桜花賞の激走がかなり強かったが、ひとまずまだダイワメジャーの範疇には入れておいていいと思います。オークスで来られていたらダイワメジャーの枠外で考えないといけないと思っていたけれど普通にストレスとか距離で負けている。今回は休み明けの少頭数外枠非根幹でダイワメジャーど真ん中くらいの条件。強さもしっかり見せているし走れるタイミングだしここは普通に評価して良いと思います。

 

⓫ビーチサンバ(クロフネ×サンデーサイレンス) SM
これは強くない。桜花賞5着がポテンシャルの限界で、この世代の主要路線ではとりあえず要らないかなと。着付けで3ならあるかもしれないけれどそれをピンポイントに狙うほどの期待値も感じられないので個人的には切りで。

 

⓬スイープセレリタス(ハーツクライ×エンドスウィープ) M LS
量とかまとまり感も見せつつ軽めの条件を優等生っぽい競馬で買ってきた馬。どスローの新馬を取りこぼした後のペースアップした2戦目で完勝していたり、ダノンチェイサーと差のない競馬をしていたり素直に良い馬だなと見ている。間隔を空けながら使われていて蓄積疲労もほぼ無い状態で初重賞の鮮度もありこれは切りづらい。延長臨戦の少頭数外枠で気分良く走れると思うし、高速馬場に対応できる軽さも持っていると思うのでこれは評価します。現状キツい条件で使われておらずぬるま湯育ち感も否めないがしっかり経験を積んで育って欲しいと思います。

セントウルS;回顧

2019.9.8 セントウルS
阪神芝1200 13頭
33.0–(0.55.1)–33.7 ミドルペース(レコード)

 

1着;タワーオブロンドン LM
Sで差してきたというよりは超高速馬場で軽い流れを外からLで飲み込んだ形。京王杯の時と同じような勝ち方。ただ相手が弱かったとは言えここまでがっつり圧勝するとちょっとびっくり。次はしっかり格上げで苦を味わうと思うので流石に厳しいと思うが。

 

2着;ファンタジスト SM量
前走ががっかり過ぎてこれは買えなかった。この流れで前に行けるなら皐月とかNHKでも前に行って欲しかったと思ってしまう。このタイミングで位置を取られて巻き返されると正直白旗です。かなり量があってスイッチが効くのかな。それか小頭数の特殊馬場でSの不振期を抜けたのか。走りの質ががっつりSっていう感じではなかったので個人的には量で巻き返したと見る。ただそうなると余計に近3走とのギャップがあり過ぎて理解に苦しむ。

 

3着;イベリス LS(C)
休み明けでがっつり馬体が増えていた中でも躍動感があったのはLっぽさなのかな。ミスターメロディをしっかり競り落としているのは立派でここは特殊馬場だったがある程度ポテ証明という事で見てもいいと思う。3人気は過剰の中でよく頑張ったと思う。ノーストレスの時に強いのかなという印象。

 

4着;ペイシャフェリシタ (SC)
結構頑張っていた。ここまでの戦歴でやはり強さは感じられないので今回の8人気4着は特殊馬場の内前残りでという事で落ち着かせた方がいいのかなと思う。ここでのパフォーマンスだけでは個体の評価は上げられない。最内だったが少頭数でほとんど揉まれていないし苦ではなかった。

 

5着;キングハート C CL
これも躍動感はあったが高速の内有利を利してという感じでいいんじゃないかなと思う。かつてのようにCが強いとしたらこの条件はベストでは無いだろうし。

 

6着;ダイメイプリンセス SL
これは前走の重めのハイペース外差しと全く逆質のレースだったので納得の凡走。かと言って負け過ぎてもいないので条件さえ合えば交互のイメージで次走走っても良いタイミング。外差しになれば。

 

7着;マテラスカイ SL
やはり芝でもスピードは十分足りたが最後は軽さ負けという感じ。こればっかりはしょうがない。

 

8着;ミスターメロディ SM
元々ダートを走っていた馬でS寄りだとは思うので合わない側の条件ではあったと思う。ただもうちょっとまとめて欲しかったというのはある。ゴール前はダイメイプリンセスと同様に軽さ負けという感じも見えたので次走人気が落ちて重めのレース質になればダイメイプリンセスと同じように少し面白いのかもしれない。

 

11着;ラブカンプー S
全く何もできなかったのを見るとやはり不振期という事でいいのかなと思う。変われる場面ではあったと思う。

 

13着;アンヴァル CM
熱中症だったらしい。度外視で。

セントウルS;予想

2019.9.8 セントウルS
阪神芝1200 13頭
開幕週、良馬場で前有利想定

 

【評価】
◎❷マテラスカイ
◯⓫アンヴァル
△⓬ミスターメロディ
×❼タワーオブロンドン
【短評】
人気馬が単という意味ではそんなに信用出来ないので面白いレースになるかなとも思いましたが、人気薄でがっつり評価出来る馬もいないのでマテラスカイで軽く遊ぶ感じになりそうです。

 

 

【個別分析】
❶ペイシャフェリシタ(ハーツクライ×Cape Cross) (SC) 在厩
これはポテ不足。前に行けているのは良いが、現状このクラスで自力でどうこうというレベルでは無い。

 

❷マテラスカイ(Speightstown×Rahy) SL 栃木県
とにかくスピードを持っているSの逃げ馬。その分負けるときはどこにもいないという感じ。芝替わりになるが行き脚は全く問題なく普通に逃げられそう。寧ろ芝替わりでショックと新鮮さを感じながら気分良く行ければどの馬にも並ばれずに勝ち切る所まである。海外への叩き台っぽいが人気次第で単は持っていたい。

 

❸キングハート(オレハマッテルゼ×マイネルラヴ) (C) 在厩
Cはある馬だったので格上げ内枠は面白いのかもしれないが流石に手を出しづらい。走りに前向きさが無い。

 

イベリス(ロードカナロア×ボストンハーバー) SL(C) 大山ヒルズ
Fレビューの内容がかなり良く、ただのペラペラの逃げ馬では無い。前走のNHKマイルは流石にオーバーペースで時計負けもしているのでほぼ度外視で良いと思う。今回休み明けの逃げ馬という事になるのだが、休み明けで短縮で1200というのはちょっとレース質的にいきなりキツい感じ。さらに内にSの強いマテラスカイがいるのでこの馬はマテラスカイに合わせたレースになってしまうと思う。そうなると逃げられないので休み明けの逃げ馬としての期待値は下がってしまう。初古馬重賞で鮮度もあるし斤量も軽いのでチャンスだったと思うがマテラスカイがいるのが不運。マテラスカイが芝替わりで破綻してリズムを崩すようならこの馬が前進という感じか。

 

❺ラブカンプー(ショウナンカンプ×マイネルラヴ) S 在厩
これは先行こそ出来ているがSの不振期。どれだけ人気がなくてもキツいかな。

 

❻ファンタジスト(ロードカナロア×ディープインパクト) SM 在厩
前走が休み明けで久々の1200という事で位置を取れずに最後方を単走。上がり2位で追い込んでいる感じになっているが、全くレースに参加出来ていないので久々の1200の流れで遅れたというレベルの凡走では無いという印象。短縮失敗後の同距離のイメージで今回位置を取れればという事で狙うというのも分かるが個人的にはだとしたら前走もうちょっと参加して苦を味わっていて欲しい。皐月賞からの連続凡走を見ると普通に早熟馬として終わっている可能性もあるし、毎回中途半端に人気しているので期待値は低い状態だと思います。和田への乗り替わりで位置を取りに行きそうなのは良い。前走のパフォーマンスがとにかく良くない印象です。

 

❼タワーオブロンドン(Raven’s Pass×Dalakhani) LM 在厩
とにかくまとまっている。揉まれないという条件付きで直線が長いところなら末脚を活かせると思うが、1200の流れの中でしかも狭いコースだとダラっとした大味の速さよりも一瞬のキレとか爆発力みたいなものが必要。そうなると差しだとなんとなくまとめてきて3〜5着というイメージ。前につけたら面白いと思うが1200のSっぽい流れだと単純に追走で精神的にも疲れちゃうと思う。これはMラジでブライトさんが話していたが、先行してSで押し切るようなSは持っていない。前走追い込んで0.1差の2人気2着、決して良いとは言えない臨戦だけれど致命的なストレスも抱えていないので消し切れない。掲示板にはいそう。

 

❽ダイメイプリンセス(キングヘイロー×ダンスインザダーク) SL 在厩
高松宮までは体調とリズムを崩していたが、3走前の鞍馬Sで先行出来たことで状態面の良化は伺える。アイビスでも上がりを使って活力を見せておりここで能力を出せる状態にはあった。そして前走がハイペース外差しの展開利も得て9人気1着。これはやっと能力通り走れたというイメージで決して激走では無い。前走が外枠からの大味な競馬で苦は味わっていないので今回やや外枠に入りはしたが基本的にプラス要素は無い臨戦。能力はあるので少頭数だし揉まれずに走れればそこそこ来そうだが、わざわざ買うほどでは無いかな。激しいSでドドドッと連勝するタイプというよりはある程度重さのあるドシッとしたSLという雰囲気で、タイミングタイミングを1戦必勝というイメージ。

 

❾カイザーメランジェ(サクラオリオン×サクラプレジデント) CM CL 在厩
アイビスで苦を感じながらの挙動は良かったのだが、前走は大幅馬体減で気分良く先手を取れず体力負け。直線に入った所で「もう無理です」という感じで垂れている。Sっぽさがあまり無くて緩めの所なら前でしぶとく粘れますよという雰囲気の馬。今回馬体増はマストで、先行してしぶとさを活かす競馬をしたい場面。ただ今回は少頭数だが前が忙しい流れになりそうでそこに巻き込まれると道中で精神的な消耗がありそう。単騎のスロー逃げにはならなさそうなのでここは評価は上げない。

 

➓モーニン(Henry Hughes×Distorted Humor) LC ノーザンFしがらき
ここ2走はレースのギアが入る所で置いていかれておりかなりズブくなっている。勝負出来る位置にいればまとまりを活かしてしぶとく走れるタイプだが、Sの一瞬のキレがあったり、速い脚を持っている訳では無いので後方からになってしまうとキツい。過去に2回芝を使っているがどちらも後方からで、近走のズブさも考えると1200で位置を取れるとは思えない。これは要らない。

 

⓫アンヴァル(ロードカナロア×フレンチデピュティ) CM 在厩
ここ2走の内容が良い。2走前は良馬場なら、前走は位置を取れていて詰まらなければというように酌量の余地はある。1つ気になるのは2走とも行き脚が悪いこと。押しても出ていかない感じが見て取れる。Cっぽさがあって良い馬なのでそこそこ期待はしているのだが、今回に関しては位置を取れればという所かなと思う。またしても後方からになると仮に詰まらなくても前残りの展開を一気に差し切るほどの爆発力は感じない。先行して良い位置のまま直線に向いて、一瞬の脚で抜け出るという競馬が理想かなと思う。タフさは感じないので本番よりは開幕週の前哨戦セントウルの方がイメージは近いかな。

 

⓬ミスターメロディ(Scat Daddy×Deputy Minister) SM ノーザンFしがらき
高松宮を勝っているが、自身のポテンシャルで!とか、Sの破壊力で!とか、格上げ内枠で競合いでCで!という強さのイメージでは無い。展開が破綻したレースの中で内前残りの流れに乗ってまとまり感を活かして1着を拾ったというイメージ。かと言ってLもそこまで強くなくて弱い相手を飲めるようなタイプでも無い。人気落ちに反応する感じのタイプのまとまり系だと思うので、今回休み明けのダウンでG1馬!という感じで自身ががっつり主役になってしまうとしんどいと思う。外から飲み込めるタイプでも無い。今回は開幕週である程度前に圧が傾くと思うが、この馬は前で逃げ馬達と一緒にレースを作る立場で高松宮のように「拾う」競馬は出来ない。紐で押さえておくなら良いが、ここで自力で1着を取れるほど強くは無いと思っているので他の馬の単を狙うのが良いのかなと思う。

 

⓭タマモブリリアン(ダンスインザダーク×ヘネシー) SL LS アップヒル吉澤
そもそも強くないというのはある。流石に6歳で今はがっつりSがある感じでは無いので前走のように道悪を後方からというのはキツい。揉まれずにある程度の位置を取れれば若干残っているパワーで弱い相手なら押し切れるという状態だと思う。近3走は自分の形での競馬が出来ていないのでもし先行出来れば楽を感じてというのもあるが、だとしても単純に弱いよねという話になってしまうかな。

新潟記念;回顧

2019.9.1 新潟記念
新潟芝2000 18頭
34.9–(0.58.6)–34.4

 

1着;ユーキャンスマイル 量/L(S)(C)
直線前半の押し上げていく感じは弱い相手に対して圧倒していくようなLとか量の上がり方。追い始めてグッとギアが入る感じも量っぽい。レース運びに余裕がある。ただブラックススピネルを交わすあたりはグイグイ感があってSっぽい走り。その後Sで突き抜けそうな気配があったのに先頭に立ってからは急に優しい感じになってジナンボーに詰め寄られている。単走になって急にボヤけて優しくなる感じはCっぽいのかなとも思うが、かと言ってあと10mあったらジナンボーに競り合いで落とされていたような感じもする。トータルで考えると主導はSというよりは量かL。L主導っていうほどLに寄ってはいないイメージ。その後ろにSがハッキリとあって、そのさらに後ろに若干Cもあるのかなという感じ。結局色んな要素を持っているのだが結論として全体的にまとまっている感じはしなくて、それぞれの要素がハッキリと素材として残っている感じ。ただし最後Sで突き放せない所とか量のまま圧倒する感じでもなかった所から考えると現状ハッキリとした武器が無い感じ。そうなると今後適距離の2000前後でG1という事になると着順としては突き抜けられずまとまりっぽい落ち着き方をしてしまうのかなと今は思っている。本質的にCが強く出ている感じもしないし。

 

2着;ジナンボー SM
これはまだ4歳でちゃんと鮮度のあるディープが前走の逃げからのストレスを鮮度で消した感じかな。このタイミングでしっかり2着に入ってこられたのは今後に向けては良かったと思う。前走の逃げからの差し返しにやはりちょっと違和感がある。単純に弱い馬では無さそう。

 

3着;カデナ LM
これはまたしても人気が無かったので存在感を消せてレース中にプレッシャーを受けずに済んで肉体的な疲労は出なかったという事でいいだろう。ただそういう相対的な流れの中での話とは別に、この馬自身が多少なりともストレスがある中でも3つ連続で追い込んで来れているのは評価したい。精神的に充実していて来れているイメージ。肉体的には人気を背負えばキツくなるが精神的にはかなり前向きな状態。

 

4着;ブラックスピネル LC体力
逃げの位置取りを使って気分良く行けていたがそれにしても頑張っていると思う。そこそこペースも速かった中でも4まで残せているので体力がある感じ。LだけではなくてLCという感じで、苦→楽を拾うだけのペラペラの逃げ馬ではなくて、体力をちゃんと持っていてそれを精神力である程度出せるタイプの馬かな。今回のようなストレスと疲労を吐き出した後のノーストレスでの逃げは一番期待値が高いタイミング。

 

5着;フランツ LM
古馬初重賞のこのタイミングで明確な5着だとやはり天井がこのあたりという事で良いかな。弱くもないけど強くない。

6着;ショウナンバッハ LC
左回りならこのくらい追い込んでくるが自力で1着をとる感じではなくて、展開の破綻がないと連は厳しい。あっても3着まで。

 

7着;センテリュオ SM
前走のマーメイドSが多分本質で、むしろ走った方だと思う。少頭数の京都を楽に勝った後だったが古馬初重賞の鮮度で目一杯のパフォーマンスを出して4着というポテンシャル。強くないですね。結局これで重賞で3回弾かれているのでもう基本的には今後重賞では評価しなくて良いレベルだと思います。

 

8着;サトノワルキューレ L
そこそこ速いペースの中ある程度位置を取っており、延長で前につけてという形にはなっている。ただタイトなペースを中団で走ってしまうと道中でやはり多少の消耗はある。Sのある馬ならレースの流れの中という事で精神的な消耗はあまり無いような感じだと思うけれど、この馬にはSはなくてLだけなので、道中の追走でもヨイショヨイショと頑張ってしまっている。それがラストの伸びを欠く感じになったのかなと。道中にストレスのないスローからの上がりだけの競馬で弱い相手を飲むような形しか今はないのかなと思う。好走のレンジがちょっと狭い。

 

9着;ゴールドサーベラス SL
ちょっと活力が無かったですね。肉体的な疲労は確実にあったと思う。2つ激走後で普通ならがっつり垂れても良いタイミングだったと思うがそれでもなんとなくやめずに追い込んで来ている。垂れなかったのも込みで充実期だったとは思うがこれで下降線には入ったのでこのタイミングで休ませるのが良いかなと思う。

 

10着;レイエンダ L
弱い。エプソム1着を無いものとして馬柱を見て判断すればこの馬のポテンシャルが分かる。セントライトは一時的に持っていた量で押し切れたイメージ。

 

11着;カヴァル LC
C質はあったと思うが格上げで通用しなかった感じかな。過度な期待は出来ないがもう一回くらい見てみたい気もする。

 

13着;サトノキングダム M
延長ペースアップで位置を下げていて体力的にかなりキツかったと思うがそれにしても弱い。ダウンで。

 

18着;アクート LC
熱中症という話が出ている。

新潟記念;見解

2019.9.1 新潟記念
新潟芝2000

【高評価】
ユーキャンスマイル、サトノワルキューレ、ゴールドサーベラス
【中評価】
ブラックスピネル、ショウナンバッハ、アドマイヤアルバ
【低評価】
レイエンダ、カデナ 、クリンチャー、ダイワキャグニー、コズミックフォース


【個別分析】
レイエンダ(キングカメハメハ×シンボリクリスエス) LC
前走がどうしようもないどスローの凡戦で前で楽に勝っただけ。これはまず要らないでしょう。延長でも流石に前走よりペースは上がるだろうしまあキツイ。

 

ユーキャンスマイル(キングカメハメハ×ダンスインザダーク) SC量
Sと量とCを高いレベルでまとまった感じで持っているイメージ。なかなか崩れないタイプ。近走長距離路線をずっと使われてきたが普通に2000くらいが適性かなと思う。菊花賞はフィエールマンが勝っているようにスローからの瞬発力戦で体力系のステイヤーじゃなくても走れるレース。ダイヤモンドSと万葉は弱い相手に対して量でまとめた感じ。多分今年の阪神大賞典のようなガチの長距離のレースではパフォーマンスを落としていたと思う。今回は春天からの休み明けダウンで本来の適距離戻り。レース質の面で流れにギャップはあると思うのでその部分だけが不安だが流れに対応しさえすれば走れる条件。短縮も寧ろ合いそうな感じもあるしこれはやっぱり切れないですね。中距離路線でやるとかなり強そう。

 

カデナ(ディープインパクト×French Deputy) SL
前走は激走後だったが充実期のイメージで買えたが流石に今回はキツイ。前走の追い込みもかなりグイグイ感があって、メールドグラースともほとんど差のない競馬をしているのでやはりかなり充実している。今回来れるとしたら福島民報杯を入り口としたSの連チャンというパターンくらいかなと思うが、走りにグイグイ感はあるけれど連チャンほどの破壊的なイメージは無いし、勝ち切っていない所を見ても純粋に充実していて能力を高いレベルでアウトプット出来ているという捉え方。そうなると流石に今回は乗り越えられないと見るが。

 

サトノキングダム(ディープインパクト×Acatenango) SM
6歳だが初重賞のディープ産駒。近走は崩れても良さそうな場面でも崩れずにある程度まとめているのでそこそこ能力はあるのかな。条件戦上がりでリズム良く、前走は1人気1着の圧勝でストレス疲労も問題ない。得意な所を楽に勝ってきただけの鮮度ディープなら嫌ってもいいのだが、そこそこ能力がありそうなのが面倒。不安点は16→18→20という延長臨戦。あとは前走が8頭立てのスローペースというある程度楽なレースだった事。想定4人気でそれほどの期待値は無いだろうが安易に切るのもどうかなと思う。何より鮮度があるので多少の苦ならこなされる可能性もあるが延長で道悪となると流石にバテるかなと見ている。

 

フランツ(ディープインパクト×ブライアンズタイム) LM(S)
古馬初重賞。これも2走前の但馬Sが一応崩れても良い場面で踏ん張っている。本質は前走のような東京とか京都の広いコースでというタイプだと思う。前走の超高速決着で量的な競馬も見せつつ、但馬Sで上がりの掛かるタフな展開を最後一頭だけ追い込んでくるという逆質のレースで高パフォーマンスを見せているのが嫌らしい。京都新聞杯でがっつり弾かれてからリズムをつけて上がってきたディープ産駒。これからがっつり主要路線でというほどのポテンシャルはまだ感じないけれどこの段階ではまだ決めつけられない。初重賞の鮮度を持ったここでどのくらいの走りが出来るかである程度の線引きが出来るのではないかと思っている。延長で馬場が重くなるというのは一応本質からは逆側の質を求められるレース質になると思うのでこれもサトノキングダム同様バッサリいっちゃう予定。

 

ジナンボー(ディープインパクト×キングカメハメハ) SM量
こちらも初重賞。3走前の中山18のレースが優等生の良血まとまりディープっぽい走りで休み明けを1人気1着。その後のレースは出負けして延長だったが最後方からになってしまい酌量の余地はある。そして前走が不良馬場の超スローを逃げて3人気1着。基本的には逃げた後なので楽→苦の臨戦になり、交互で×のタイミングでもあるので普通に考えれば今回のメンバーの中では1番切りやすい臨戦の鮮度持ちディープという事になる。本質は3走前や5走前のような優等生系のディープだと思うので前走ゴール前で一旦捕まえられた所を差し返して突き放している所にほんの少しだけ違和感を感じているのだが、それでも流石にこれは切りなのかな。逃げも本質的には合いそうな感じがしない。好位抜け出しで上がりを使う競馬がベスト。

 

センテリュオ(ディープインパクト×エンドスウィープ) LM(S)
前走のマーメイドSは直線で馬群に突っ込んでいるがそこまで揉まれていないのにしっかり投げている。過去に初重賞だったローズSでも普通に弾かれておりアップ系ではない弱めのディープという事でいいだろう。走りにSっぽさはあるのだが相手が弱ければそのSもしっかり発揮出来るという感じ。苦に対峙した時に精神力でなんとかしてやろうという感じはないのでダウンで狙えば良いタイプだと思う。

 

クリンチャー(ディープスカイ×ブライアンズタイム) (S)体力
完全にSが切れている。前走G1で8着だが体力だけはあるので毎回ビリにはならないだけで能力で8着に持ってきたというイメージでは見ない方が良いと思う。ダウンで道悪というのは臨戦的には良さそうだがそもそもこの馬自身が活力を見せるまでは手は出せない。

 

アクート(ステイゴールド×クロフネ) LC
こじんまりしたタイプのLっぽいステゴ産駒。C質も無くはない程度。2走前センテリュオに完勝されているしこのメンバー内のポテンシャルの比較でも上位にいるとは思わない。1人気1着でリズムも良い状態で初重賞の鮮度もある。他の鮮度持ちディープ達と比べるとマイナス面は少ないがプラス面もなくてポテ証明も物足りない。良くて5着とかだと思うけど。

 

ダイワキャグニー(キングカメハメハ×サンデーサイレンス) L
アップでは要らない。前走が完全に苦→楽のタイミングで走っちゃっているので今回は普通に要らないでしょう。

 

ブラックスピネル(タニノギムレット×アグネスデジタル) LC
前走が逃げた後で苦のタイミング。外枠からで先手を取れず、緩みの無いかなりのハイペースを先行集団でなんとなく先行してしまっていたので体力的にも精神的にもキツかったと思う。今回楽に逃げの手を打てれば楽に感じる場面で巻き返しは可能。他に逃げそうなのがロードマイウェイくらいなので逃げられればという感じ。ただ相手がSが強そうなタイプなので逃げを主張されたら譲ってしまいそう。逃げた時のために押さえるのはいいかもしれない。

 

カヴァル(エイシンフラッシュ×サンデーサイレンス) LC
L系だと思うが今の3連勝は単純に得意な所を3つ勝ちましたというだけでそれ以上の意味合いは感じていない。Sが出てきて勢いでとかというのでもないし、充実期というほど驚くようなパフォーマンスを見せているわけでもない。ここで格上げで相手が強くなると自分の能力の天井を見せる事になるのかなと思う。

 

ショウナンバッハ(ステイゴールド×サクラバクシンオー) LC CL
宝塚記念からのダウン臨戦。ステゴだが速い上がりを出せるちょっと変わったタイプ。宝塚記念はかなりキツいレースで、体力を求められているしレベルも高かったのでこれは仕方ない。しかも超楽なエプソムで得意の左回りで12人気4着と走った後だったのでかなりキツかったと思う。そこからのダウンで得意の左回りでとなるので確実に追い込んでは来れるタイミング。活性化がなくて毎回同じように追い込んでいるだけなので臨戦的に跳ねる要素は無い。タイミング的に走れるけれど漫然と追い込んできてあとは届くかどうかという感じかな。前が崩れるみたいな展開の恩恵があれば馬券内というイメージ。この馬自身で頭まで!という感じではない。今回は一応走れる状態の小粒なディープ産駒とかが何頭もいて、他にもまとまっているタイプが多いのである程度まともなレース質になると思う。レースが破綻するようなメンバー構成ではないと思うので期待値は低いかな。端っこで押さえるくらい。

 

サトノワルキューレ(ディープインパクト×Roi Normand) LC
前走は阪神牝馬である程度活力を見せた後の東京外枠替わりで悪くないタイミングだったが、一瞬も緩む所がない高速ハイペースのレースでアウト。Sっぽさがほとんど無いタイプなのでマイルからの延長で新潟2000に来るというのはかなりまとまり向きな臨戦で良い。メンバー的にスロー気味になりそうだしこれは前進してくる場面だと思う。今までやってきた相手が強過ぎただけでこのくらいのメンバー相手ならかなりのダウン質になるしいいと思う。これは上位で評価しても良いと思います。

 

コズミックフォース(キングカメハメハ×ネオユニヴァース) S(C)
これはキツイですね。セントライトと菊はまだ良いとしても中山金杯ががっかりだし、前走も何も出来ていない。本質はSでガツガツと中山でというタイプだと思うが、今のSが足りない状態だとまあ延長で新潟に向かう緩めの臨戦の方がこの馬としては走りやすいのかもしれない。ただいくら走りやすいとしても良いパフォーマンスを見せられるかどうかは別。

 

ゴールドサーベラス(スクリーンヒーロー×Diesis) SL
ハイペースの福島民報杯で先行活性を見せてからの短縮の谷川岳で11人気4着の激走。これは普通に走っても良いタイミング。驚いたのが前走で、短縮激走後の延長で前走と同じ追い込み競馬で4着にまとめて来た。これはなかなか出来ないと思う。ハイペースで外差しになったというのはあるのかもしれないが、そもそも延長でペースアップで体力的に苦しかったはずなのにそこを乗り越えて最後伸ばして来ている。これは充実期のイメージ。2走前の新潟マイルでの高速上がり競馬でも追い込んで、前走のハイペース体力勝負でも追い込んでいる。体力面だけやや不安はあるがこれは評価しておきたい。

 

アドマイヤアルバ(ハーツクライ×Bernstein) LS
前走は休み明けで走る気が戻っていて先行出来ればというイメージで買っていた。普通に後方からになってしまったが4コーナーで捲っていく感じはかなり活力を感じた。普通に内前が残っていたのでがっつり捲って大外というのは物理的に無理があったし、捲っていった分最後しっかりバテてしまったような負け方。広いコース替わりは合うと思うし、捲りの活力に賭けて今回までは買える。今回ある程度伸び伸び走っても最後全然ダメなようならもう手は出せないかなという感じかな。位置取ってくれたらかなり面白いんだけどな。

キーンランドC;回顧

2019.8.25 キーンランドC
33.2–(56.7)–36.0 ハイペース

 

1着;ダノンスマッシュ SM
外から差してきての完勝。このクラスならしっかり1人気1着できる力はある。上がりの掛かる中でも良い脚を使えているしパワーも感じる。ただ爆発的なこれ以上の強さはもう無いかもしれない印象。上限は見せている。本番勝ち切る感じはちょっとしない。

 

2着;タワーオブロンドン LM(S)
ハイペースで差しに回ってラストは馬群の中から抜けてきた。摩擦の中を抜けてきた訳ではない。展開的にハマった2着のようにも見えるがキャピタル2着、東京新聞杯5着で下げきっていたポテンシャルの評価は多少あげた方が良いのかもしれないかなと感じた。事実グイグイ感は多少あった。ただ最後突き抜ける感じは全く無くてどうしてもまとまりというかこじんまりしたタイプではあると思う。こちらも上積みは期待できない。

 

3着;リナーテ 量(C)
前走弱い相手を圧倒してきた後の格上げで確実にメンバーレベルは上がっている状態だったので量系としては良くはない臨戦だった。その中で外枠から量的な競馬をしてダノンスマッシュとそこまで差のない結果。何より前走の速い時計の1200でも今回のかなり重い質の1200でも同じ乗り方で崩れなかった事が凄い。これはタイプとかではなく単純な個体能力と自身の持つ量によるものだと思う。これは結構強いと思います。まだまだ鮮度もあるし奥がありそう。

 

4着;ライトオンキュー CM
この枠ではリナーテより上に評価出来ないという判断は悪くなかったと思うが想像の上には来た。今回大外を回して完全に本質の精神力を活かす競馬が出来ていないので相手の土俵で戦っての僅差の4着。この結果はかなり評価できる。枠と展開次第では上位3頭とも逆転可能なレベルにはあるくらいのポテンシャル評価で良いと思う。良い馬ですね。

 

5着;ナックビーナス SM
ややハイペース気味だったのでその面ではキツかったと思うが、気持ち的には休み明けのダウンで逃げているのである程度楽には感じていたと思う。自身の力は全て出し切れたと思う。ペース以外は完璧だったのでこの5着が限界かな。この後はもちろん反動の番だしその後は鮮度を失っているし下降線だと思う。

 

6着;セイウンコウセイ SM(C)
前走を逃げた後でハイペースの3番手で前に馬を2頭置いての競馬だったので単純に楽→苦だったかな。最後伸びてきており、楽→苦を考えると悪くない6着ではあったと思う。今結構良い状態にはあると思うし、次走に向けての臨戦として臨戦として苦を耐えた後なので仮に逃げられれば穴馬としての資質は持った。

 

7着;ペイシャフェリシタ SC
重い馬場は合うし伸び伸び走れていたので単純にポテ不足という判断でいいかなと思う。

 

8着;デアレガーロ LS
完全に外ズドンのタイプで今回は内突きというだけでストレスを感じていたと思う。走りの質自体も、走れる状態ではあるけれど消化不良というような印象で、次走上がりが出るような馬場の外枠なら弾けそうな感じ。がっつり揉まれ込んだ訳ではないので少し分かりづらいが結構苦を感じていたと思う。

 

10着;ハッピーアワー LM
出遅れから道中かなり忙しい走りで位置を上げていっていた。そこまで体力は無いしSも強くないので結構キツかったと思う。それなのに最後直線で垂れずにグイグイ感のある走りはしていた。ここまで重い質のハイペースの1200だと流石にスタートを決めていてもどうだったかなとも思うが能力の評価はある程度高いレベルで据え置きにしておく。次走1400への延長とかだったらほぼ買い。

 

11着;ライオンボス M(S)量
まずマイナス10キロはキツかった。ハイペースを先行して完全に体力切れ。道中の走りは特に問題なくて1200にも対応していたと思う。直線での垂れ方が完全に体力切れの垂れ方だった。1000直を勝ってからの延長で体力は求められる臨戦だったので大幅馬体減はほぼその時点でアウトという感じ。3連勝からの今回の凡走でSとしてのリズムは途切れるがそんなにカツカツのSっぽさは無くてまとまりとか量のタイプっぽいので不振期に入っていくような感じはしない。

 

12着;カイザーメランジェ S(C)
ライオンボスと同様に延長臨戦だったので大幅馬体減はキツかった。それでもちょっと負けすぎかな。

 

13着;シュウジ SL
8番手じゃどうしようもない。逃げてやっと勝負の土俵にという感じだった。

 

16着;アスターペガサス S
プラス18キロ。4コーナーの勝負所で完全に置いていかれていた。直線は走る気が無かったのでしょうがない。仕上げ不足と見れば参考外として受け止める事も出来る。S系としては次走に向けて良い意味で跳ねるための前置きは出来たかなと思う。